妹のきんかんがオクドのそばにしゃがんで何やらしているとオクドに創作しながら感じていたが灰壺に入った灰を使っていた。
私はもう5年以上月に一度重要文化財真鍋家で開かれる切山昌平校塾へ通っているが灰壺があったのは気が付かなかった。
隣のセンダンの実が置かれている鍋では雑炊や汁物を煮たのをいただくのでなじみはある。
囲炉裏の自在鍵にかかったこの年代物の鍋はいきいきと力強く見える。
灰にさされているのは皮を剥いだ2又の枝、赤いトウガラシとコブシの種、グリーンのワイルドキュウリ。
ワイルドキュウリはかわいい形で模様も面白く見る野菜だと思っていたがきんかんはカリッと噛む歯触りがたまらなく好きだそうな。
小さな灰壺には皮を剥いだ2又の枝、赤いトウガラシにコブシの種、グリーンのセンダンの種にハブソウの実。
大事に取り置きしている灰はあく抜きやらといろいろ使うのだろう。
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