2008年に金生町生活を初めてすぐの8月より重要文化財真鍋家で開かれていた切山昌平校塾へ通うたびに靴を脱ぎ囲炉裏のある部屋へあがる時床下のイモの貯蔵庫だった穴が気になっていた。
勉強会の時は主催者である真鍋潤さんが迎えてくれ仲間たちがいる雰囲気と違い創作の目的で真鍋家へ入るのはかなり緊張するものがあった。
真鍋家は昭和45年に重要文化財に措定されても10年ほどは16代真鍋家当主潤さんのご両親が住んでおられた。
今は別に建てられた管理棟に住まわれているが仏壇は重要文化財真鍋家にまつられている。
勉強会の参加者で仏壇に手を合わす習慣のある人たちは手を合わせているが私は合わせたことがない。
今回はまずよろしくお願いしますと手を合わせた。
真鍋家は江戸時代に建てられ代々のご家族の人達が囲炉裏の部屋に上がるたび触れた栗の木は貫禄、存在感たっぷりだ。
まずは貯蔵穴の周りを赤いトウガラシ、黄色いミカン、大きなカボチャ、ヘチマやアケビで飾らせてもらった。
(写真はクリックすると大きくなります)