ピンクアセビの前に生えるハナシバの木が大きくなりすぎてピンクアセビが日影になり始めた。
春いちばんに咲く花で差し上げることも多くたくさん咲いてほしいしもっと大きくなってもほしい。
今日はハナシバの木を切り倒しに行った。
枝から切り杭や階段になる枝はとった。
残った幹の部分はかなり大きくピンクアセビの後ろへ続く椿とヒバ類の林の中へ椅子としておいた。
幹の椅子からのながめだが写真には写ってないが新緑越しに法皇山脈が遠望でき見上げると大きなカンピザクラの枝に覆われている。
満開のころ幹の椅子に座っての花見が楽しみだ。
近くの場所は斜面なので杭を打ち枝で階段を作っている。
この辺りは5年ほど前に整備したので杭や階段も朽ちているのがあり切り倒した枝で階段を作ろうとして驚いた。
杭として打ち込んだネズミモチの枝が枯れることなく杭の状態で芽吹いているのだ。
根ずけば朽ちることはないがおおきく育つと困る。
山小屋で作業しているとハラハラドキドキすることが多く作業は大変だけれど楽しい時間だ。
それにうれしい発見も多い。
今日はグミに花が咲いていた。
野性なので一か月ほど前接ぎ木をした。
それで乗っ取られると困るので花を咲かせたのかと思ったりすると楽しい。
じみだけれどいい花だ。
どんな実がなるのかとても楽しみだ。
ふと見上げると青空をバックにヤマザクラの赤い芽吹き雑木の柔らかい芽吹き、本当に生きている喜びを感じる。
ほんの数日だが里山の美しさは各別の時期になる。
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