野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

おまけ

2014-04-27 22:20:15 | 日記・エッセイ・コラム

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先日高開の石積みと芝桜を見に行き案内拠点になっている美郷ほたる館に立ち寄ったときバザーが開かれていた。

そこで思わぬ掘り出し物をゲット。

しつけがかかっている男物の大島の着物とカラムシ織の反物だ

男物の大島の着物はもちろんそのまんま着るつもりはない。

大島の着物地でパンツを作りたいと思っていた。

着物地を解くと裏地に使われている布も意外と利用価値があり今回の大島にはきれいな紫色の裏地が使われているのを買うときチェックしていた。

でき上がった着物を見るとシンプルだが着物は本当に手の込んだ作りでいろんな布が使われている。

まずは表地の大島、裏地、芯や厚みを出すための白い布、袖口に使われていた黒い布。

高価な大島地を買い仕立て代を払い一度も着なかった着物でも高価な大島の着物を作ったという喜びは味わっているだろうし一度も着なかった着物を解く作業をしながら無駄と言えば無駄だがこういうことをしながら年を重ねていくんだと思いながらもどんなパンツのデザインにしようか考えるのは楽しかった。

からむし織の反物も着物にするつもりで買っておいたのが着物を着る時代が過ぎてしまったのだろう。

反物を手にとったとき軽さに驚いたが夏ものの服に縫うのが楽しみだ。

高開の芝桜と石積みを見に行き思わぬ欲しかったものとの出会いが旅の一層のいい思い出になった。

 (写真はクリックするとおおきくなります)

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竹帽子のリメイク

2014-04-27 15:46:24 | リメイク

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もういい天気だとかなり日差しが厳しい。

そろそろ竹帽子の出番だが去年壊れた箇所を修理しないでしまっておいた。

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出してみたがこのまんまかぶる気持ちにはならない。

 

てっぺんの穴が開いたのはどうにかふさぐことはできそうだが縁側のほころびをどう始末していいやら、それに少し明るい素材で修理したいが何色の使える糸が手元にあるか・・・。

いい具合に海で拾ってきた黄色のロープを解くと修理用の糸ができた。

てっぺんの穴は黄色い糸を長編で円錐形に編み綴じつけた。

同じ糸で縁側のほころびも修理したら明るい竹帽子に変身。

なんとなく買ったのとは違ううれしさだ。

これで又何年かかぶれそうだ。

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内側の頭が入る部分だが竹の皮とツルで手の込んだ作りになっている。

 

これを作った国の人たちは自然素材の性質を知り自由自在に使えるし素材も簡単に手に入るのだろう。

車社会になる前の日本も自然素材で手作りのものが日常生活の中で普通に使われていた。

自然素材でなくても修理したり作るのが普通の生活だった。

今私はとても時代遅れの生活をしている。

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