第二木の服シリーズは古民家の薄暗い片隅に出現すると言う座敷童をイメージしてつくっているが座敷童(ヒネリ)は今回最後の作品だ。
素材は式根島トウジンヅシロの自然条件が厳しい場所に生えるハイネズが強風にあおられ幹がねじれて育ったのがちぎれ潮風と太陽にさらされてできた迫力たっぷりの枝だ。
ねじれたためにできた表情を壊さないように服を作るのは大変な作業だった。
私の家の音の座敷童はほとんど毎日目覚めたころ隣の部屋でカンと音をたてる。
すぐは起きないので起きるとき”もう一度”と心で頼むとカンと音をたててくれる時もある。
今日は珍しく音がしなかったのでブログにUPしたのでいなくなったのかと心配していたら先ほどカンと音がして安心。
木の服づくシリーズは妹のきんかんが私とのコラボベストでなくても一人で創作できると思い糸を使っつて私とは違うものを作ってと提案して作ったことから始まったが第31回野草(イエツァオ)に飾っていると座敷童をイメージできる作品があり第2木の服シリーズとして座敷童をイメージしての作品つくりになった。