寒の戻りというのか寒いうえに強風の日だが昨日は雨で第11回クラフト展(イエツァオグループによる)のツルの花器制作のため山小屋へは行かなかったので今日は行った。
制作は思うように進まないが早苗出池の土手に毎年生えるカンゾウが気になる。
去年の11月ごろより生え始め美味しいカンゾウが2度食べられると喜んだがやっぱし旬の味ではなかった。
寒さで一度枯れたが芽吹いているか確かめに行った。
ありがたいことに例年ほどではないが芽吹いていた。
どうして早苗出池の土手に生えるカンゾウが枯れているはずの11月に芽吹いたか思い当たることがある。
毎年7月ごろ刈られて花が咲くことはなかった。
芽吹き、成長して花が咲き枯れるまっとうな生き方ができてない。
それでちょっとした気候の変動でバランスを崩したのではないかと。
一緒に写っているのは遅咲きの水仙だ。
早咲きは11月より咲き始め遅咲きは3月ごろまで咲き続ける。
河原の土手だけで7種類の水仙が次々と咲いてくれる。
金生町生活を始めて以来採り続けているが葉は採らず咲いた花だけを採っている。
カンゾウは湯がいて酢味噌和えにした。
手を合わせたくなるような季節の味だった。