岩風呂跡の入口はセメントで固められ石柱が5本建てられている。
絶壁に生えるトベラやアカマツをバックにそれだけでカッコイイがこの日のために大潮の時に下見に来、今回は干潮にあわせて5時過ぎに起てやってきた。
妹のきんかんは早々と2本の石柱を使って”空へ”を創作した。
3本の石柱を一つの作品にするには広すぎて一枚の写真として残すのが難しい。
それに潮が満ちてくるので時間も限られる。
いい具合に直径が7~8センチもあろうと思われる太いロープが流れ着いていたのをひこずり出し(重くて持てない)二本の石柱の間にはわせセメントの近くまで枝をのばせているトベラの枝にグリーンのネットをからめた。
いつもならたくさんのミカン類を素材として持ってくるが今回は4個と一個は食べた後の皮で前の日拾ってきた梅の実を下に置き布類も置いた。
セメントの割れ口も面白い。
石柱には鉄線が巻かれていたので布を絡めて上に赤い樹脂の器とカラスに突っつかれて穴の開いたミカン類を置いた。
カラスに突っつかれて穴が開いて食べられないが置きやすい。
岩風呂跡入口に近い石柱にも布を巻き銅版クズを絡めた。
この石柱の後ろの絶壁にできたく窪みが面白い。
時間があれば窪み部分だけを素材にしたかった。