7月6日で金生町暮らしを初めてまる7年が過ぎた。
生活も少し落ち着き小豆島行を考え始めた。
小豆島には会いたい人がいる。
その人には第4回野草(イエツァオ)展の時作品を買っていただいた。
同じ四国の人に買っていただけたことがうれしく大事に作品の梱包をした時のことをはっきり覚えている。
その後もきめ細かく心遣いをしていただいているが会ったのは2回だけ。
千石にあった野草(イエツァオ)の店と金生町暮らしで初めて開いた第25回野草(イエツァオ)展にご家族で来ていただいた。
お会いしたのは2回だが美しい字の丁寧な絵葉書や手紙は数回頂きバタバタと暮らしている私にしては付き合いに臆するものがあった。
金生町暮らしを始めた7月は私にとっては記念する月。
7月7日に会いに行こうと決め、いただいいていた小豆島の植物の本などを丁寧に読んだ。
心は決まっているが天候が決まらない。
予報は当たらないし雨が多い。
バイク旅行なので雨はつらいが7日に行くことに決めた。
朝起きるとかなりの雨。。
ちょっと迷ったが出発。
走りながらあまりの見通しの悪さにフェリー欠航の思いがよぎる。
そこは気ままな一人旅。
高松の美術館めぐりも悪くない。
高松港まで2時間の間にずぶ濡れ。
幸いフェリーに乗れたが見晴らしは悪いのは残念だ。
フェリー内は広くて快適だが濡れているのでさほどくつろげず。
1時間ほどで土庄港着。
雨の中中山の千枚田に向かう。
途中農村歌舞伎舞台を見学する予定だったが見落とし石風呂跡の表示があり行ってみた。
北浦の岩風呂と同じようなもので瀬戸内海あたりの文化だったのだろう。
千枚田あたりの田んぼはまだ水が張られているが稲はかなり育っている。
側溝では勢いよく水が流れ雨も降っている。
見渡すとかなり遠方まで田圃があるようだ。
稲が実ったころの風景もいいだろう。
小豆島は豊かな島の気配がする。
雨の中オリーブ公園へ向かう。