鶏小島キャンプ場は緑の木々に囲まれ黒いウッドデッキに赤いレンガのバーベキュー施設があり下調べでも本番でも必ず立ち寄る場所だが作業場に選んだことはない。
今回は鵜島の舟隠しと北浦の岩風呂跡が潮の満ち干を気にしながらの作業になるので気にしなくていい場所として選んだこともあるが鵜島が眼前に見えることも要因だ。
鵜島は今回で6回目の作業場になったが回を重ねるほどに知り合いも増え身近な場所になっている。
妹のきんかんが作業している前面の林の向こう側に見えるのが鵜島。
きんかんは”鎌と太陽”を作った。
鎌を竹を切るための道具として持ってきたがきんかんは150度ほどに開け素材として三脚のてっぺんに取り付けた。
厳しさを表現したそうだ。
反対から写す。
ミカン類と銅版クズで暖かい太陽を表現。
今はただただ可愛くて仕方がない初孫に対する気持ちだそうな。
無事に生まれるかと心配し、生まれれば心地いい太陽を浴びるような幸せもあるが厳しいこともあると先々心配することを老婆心というのを思い出した。
きんかんは甥や姪には名前を呼ばせ”おばさん”とは呼ばせなかったが初孫には”オバアチャンですよ”と声をかけている。
野外教室へ来ても心の中は初孫の事でかなり占められているのだろう。
創作は心の表現だと行くづく思う。