イリコ工場で新鮮なまま製品になったイリコは店で売られることになる。
次は販売店へ。
年2回の帰省時には必ず買いに来ていたなじみの店でもちろん今でも買にきている。
文京区暮らしの時、田舎からのお土産で一番うれしかったのはイリコだったので人に差し上げる時もイリコが多い。
イリコはくの字状態になったのが上等だそうな。
販売店ではチリメンジャコとでんぷんを混ぜてのイリコせんべい作りに挑戦。
焼けたてを試食した後製品化したのを頂いた。
私は加工したイリコには興味はないがイリコせんべい作りは面白かった。
冒頭の写真は酒蔵見学で頂いたお酒と記念撮影。
”大人の修学旅行”ではまず城山公園へ行った。
城山公園ではお城のの歴史を聞かせていただいたがちょうど去年より興味がわいてきた村上水軍が活躍した時代と重なる。
天守閣からはイリコの漁場域を見学。
電話で参加申し込みの時おいしいイリコ生産地の伊吹島と漁場域が同じだと聞いていたがナットク。
真向かいに伊吹島が見えた。
地元よりの参加者で天守閣に登るのは初めての人たちがいたのには驚いたがその人たちは美しい風景を喜んでいた。
私は遠方より訪ねてくれた人は必ず城山公園および天守閣に案内する。
案内されたのは初めてだが何回来てもいい。
お昼は”イリコの創作料理。
その日はカタクチイワシの休漁日で刺身はイカだったが後はイリコ三昧。
左のお皿にはカタクチイワシのテンプラ。
白いトレイに左上よりシラス入り出汁巻玉子、イワシのオイルサーディン、カタクチイワシの香草焼きマッシュポテト、ゴボウとイワシの甘辛煮。
下は切干ダイコとカエリのさっぱり煮、イカの刺身、フルーツ。
イリコ飯、香物、イリコソーメン。
デザートは赤シソゼリー。
それぞれ美味しかったが小さなイリコ料理は大変だったと思う。
文京句生活のころサバの刺身が好きだと言うとサバの刺身が食べられるところに住んでいる事をうらやましがられた。
新鮮なカタクチイワシを食べられることも同じだ。
高価な魚ではないが小味が何とも言えなく料理人の心まで感じられて幸せな時間だった。
食事中”いりこ倶楽部”の目的を聞いた。
紙一色文化の四国中央市に対抗意識もあるようだが私も同じだ。
地元産のイリコは日本一だとの思いのスタッフの人たちのもてなしは好ましかった。