6月ごろ畑の育ちすぎた五葉松を切るため見上げたら実がなっている。
しっかりと種が実ったころ切ろうと様子を見ていたが8月の末にはもう開いていた。
もったいないことをしたと思うが仕方がない。
枝を切り倒して採集したら落っこちないで実にいていた種は少しあった。
薬効を調べたら葉、種、松かさにもある。
モンゴルやシベリヤ方面で買い付けて健康食品として販売している業者もある。
役行者や木喰上人も食べて大きな仕事をした。
体に悪いわけがない。
葉は草茶にするため乾かしているし松かさはもう草茶に入れて飲み、実は中身のないのが多いが大事に生で食べている。
薬膳の勉強をしている友達より聞いたが中国人の先生は切り売りのカボチャは良い種が入っているのを選んで買うそうだ。
食べ方は生食。
炒って食べるものと思っていたが生で食べると美味しい。
小さな茶色が五葉松の実でクリーム色の大きいのがカボチャの実。
少し小さいのはニガウリの実だが同じように生食すると果肉と同じく苦みがあり面白い味だ。
かなり固い殻なのでしっかりした花ばさみで切り梅干しや梅酒、砂糖漬けにした梅の実も食べている。
さっさと食べることはできないがゆっくりと味わいながら種たちと会話をしている気分で食べると体に良いことをしてあげているようでうれしい。