10:30分ごろ河野美術館へ着いたが今回で3度目になる。
ふるい日本の書や絵などが見学でき同行の妹のきんかんともどもフアンになっている。
古いものを展示しているが展示内容はタイムリーだ。
今回も大河ドラマの舞台になっている幕末、明治初めの時代を築いた人たちの書が多く展示されていた。
大河ドラマを毎回楽しみに見ているきんかんは大喜び。
別室では伝土佐光信作、源氏物語図屏風が展示され室町時代の源氏物語の本も展示されていたのには感激。
ほんの一握りの恵まれた人たちが500年以上前に読んでいたものだ。
2セット展示されていたが本の収納箱も立派だ。
河野美術館に来たときは隣接する柿ノ木庵の庭に建つ待合所でいつも持参のお茶を飲む。
手入れされた庭を眺めながらのお茶は美味しい。
そこへ庭掃除のおじさんが話しかけてきた。
思い入れたっぷりに柿ノ木庵の言われを話してくれるが初めて来たとき立ち入り禁止の室内へたまたまいた学芸員の人に上げていただき茶室で充分言われは聞いているし室内もしっかりと見学しているが再度見学。
見学予定ではなかった。
それでも庭に植えられている台杉の話を聞けたのはよかった。
杉はまっすぐに伸びるものだとおもっていたが伸びる枝を切りサイドより数本の枝を出させて作った木姿の杉の事だが初めて知った。
貴重なものらしいが2本も植えられていた。
来るたびに魅力の増す場所だ。