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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第44回野草(イエツァオ)野外教室パート18(桜の古木で)

2016-06-16 21:23:18 | 野外教室

お地蔵様の祀られているお堂の境内がまた明るくなっている。

一昨年は海に面した斜面に生えていた木々が切られたためだったが。

見回すと一昨年素材とした桜の古木が切り倒されていた。

その周りには潮風で赤くなりながらも新芽がたくさん芽吹いている。

思わず野外教室前日に仕上げた解いた着物地で作ったブラウスを置く。

ブラウスは着物地を解いた布で再生した。

切られた桜の古木は木の部分がだめでも根がしっかりしているからたくさんの新芽が芽吹いているのだろう。

ブラウスもしっかりした絹地だった。

応援のつもりで桜の芽吹きの上にはアカメガシワの新芽、ブラウスには黄色い布で作ったアームカバーを置いた。

境内にはもう一本3幹の桜の古木がある。

ますます元気にとの思いを込めて着物地を解いて作ったブラウスとアカメガシワを置きブラウスに続く3幹の一本の上にもアカメガシワを並べた。

 

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野外教室に間に合うか・・

2016-06-16 21:21:21 | 型紙のいらない服シリーズ

第44回野草(イエツァオ)野外教室までに縫って持っていきたいブラウスのデザインができてしまった。

野外教室前は具体的に忙く気持ち的にも忙しい。

ここであきらめれば楽だが難しいことを選んでしまう性格だ。

布は解いた着物の裏地でシルク。

少し布が短いので裾を糸で編んで丈を伸ばすことからデザインはできた。

糸は夏用セーターを解いた糸。

どの色の糸を使うか編む分量でもかなり迷い考えた。

野外教室前日の午前中までにできなければあきらめるつもりだったがギリギリ仕上がった。

長方形の着物地の裾にくさり編で6センチ編2枚の布を首が出るように42センチ開けて縫い合わせそこに裾のくさり編で使った2色の糸で長編2段編袖ぐり20センチ開けて脇を手縫いで縫っただけの簡単なものだが簡単なものだけに神経を使う個所がある。

無事野外教室で着るることができた。

もちろん素材としても使うつもりだ。

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート17(箸置き)

2016-06-15 22:22:49 | 野外教室

野外教室を始めたころは箸置き作りに時間がかかっていたが今は5分以内に作れるようになった。

同じ素材で思い思いにつくる。

今回は鵜島でネズミモチの花とビワの実に散歩で採ってきたハマダイコの実。

私はビワの実5個ついているのを伏せてネズミモチの花を挿し鵜島での作業場に建っていた見晴らし台とし4枚の葉は海にした。

いつもは凝る妹のきんかんの箸置きに生気がない。

お腹がすいたから早く食べられる箸置きだそうな。

考える余裕がなかったようだ。

すぐ前の有津港の散歩に一時間以上かかっている。

もちろん食事は美味しかった。

毎回美味しいと思っていたら船を見学させてくれたおじさんが光藤旅館の魚は美味しかろうと言っていたが地元でも魚が美味しいと認められているようだ。

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今年の梅は・・

2016-06-15 22:20:37 | 日記・エッセイ・コラム

山小屋には2本の梅が植わっているが実はあまりなってくれない。

それでも毎年少しは収穫でき梅干しなどを作っている。

今年はいつもはあまりなってくれない梅の木に22個なったがもう一本には1個もならなかった。

あまりならないぶん梅の実は大きいが表面に黒いボッチができている。

器量は悪いがそれでも身内は可愛い。

毎年いろんなルートで手に入る梅とは区別して使う。

3年ほど前からはアカシソが畑でたくさん採れるようになったので梅と一緒に漬けこみユカリも作っている。

ユカリをオリーブ油につけておいたのをパンなどにぬり食べると意外においしい。

一緒に写っているのは赤くなる前のサンキライの実。

柿の木に絡んでいるのを切るとたくさんなっていたので果実酒にする予定。

文京区暮らしの時毎年5月に開いていた式根島での野外教室では毎回採ってきて果実酒にして以来なので楽しみだ。

実がたくさんなる個体なので来年もなってくれようにからんでいるのだけ切った。

 

 

 

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート16(船見学)

2016-06-14 22:41:03 | 野外教室

有津港には大きくて新しい船が停泊していたが何の用途の船か分からない。

何かを運ぶ船だとは分かるが何かを収納する施設の横にずらりと大きなクサリが設置されているのがなんの用途のものか知りたいが人はいない。

薄暗くなったのでプラプラ帰り始めるとたくさんの荷物を持ったオジサンががよたよたとやってくる。

船員だと直感。

”あの船の人ですか?”と声をかけるとそうだと答えが返ってきた。

”聞きたいことがあるのですかが”と言って妹のきんかんと荷物を持ってあげて引き返す。

クサリはふたを開けるためのチェーンだった。

疑問が解けるのは気持ちがいい。

荷物を船まで届けて帰ろうとすると”入ってこいよと”誘われる。

船にも興味がある。

オジサンは84歳。

船は2年前以前の船を売って新造したそうだ。

その時息子さんを船長にして経営を任せ孫2人とオジサンの4人で操業している。

神戸で油粕を積み鹿児島の畜産農家に届けるが実家のある有津で法事があるため停泊していた。

操縦室は電気が消えていたので写真が写らないと言うといろんなスイッチやボタンを操作し始めたが電機はつかない。

走り始めると困るからとやめてもらった。

作るのに3億5千万、権利を買うのに1億数千万とか大変なお金を積んでの新造船らしく船内の居住区間は立派だ。

台所は大きな冷蔵庫や冷凍庫炊事場には乾燥機。

大きなテーブルが置かれた部屋やベットのある船員室やお風呂。

船が揺れても平気な食器棚には感心した。

いろんな職業につきながら船主になり今は息子と孫二人との船員暮らし。

幸せそうに語っていたが3年前に奥さんを亡くされたそうだ。

30分ほどの見学だったがまったく知らない世界を少し知ることができおじさんも思わずいろんな話ができお互いいい時間だったと思う。

野外教室の楽しい”おまけ”がまた増えた。

港に置いてあったバイクのバンバーがおしゃれなので写した。

朝5時出航なので船に泊まると言っていたおじさんがなぜか一緒に船を出た。

オジサンが乗ってきていたバイクも同じデザインのバンバーだった。

 

 

 

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート15(有津港で)

2016-06-13 22:10:10 | 野外教室

6時過ぎに宿舎へ着き向かいの港へ散歩。

のんびりと歩いて防波堤の先端まで行くとイカ釣りの人たちがいた。

帰り道防波堤に設置されている施設が面白く見え、創作。

 どんな役目をするものかわからないが近くに転がっていた棒を添えて作る。

創作作業も終えのんびり散歩のつもりで来たが創作モードは続いているようだ。

ちょっとのつもりが落っこちているロープの切れ端を解いて乗せたりし始めた。

妹のきんかんは何をしているのかと思ったら”セメントの龍”を作っていた。

防波堤のセメントの中から黒いものが出ていたようだ。

きんかんが写真を写している足元にはロープが廃棄されそこへ砂がたまりハマダイコンが生え花が咲き実がなったハナガラをうずまきに見立ててか置いている。

同じくきんかんも創作モードが続いているようだ。

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最高の雨降りハイキング

2016-06-12 22:36:26 | 日記・エッセイ・コラム

道路の真ん中を立派なつる性植物がここちよさそうに生え茂っている。

道路いっぱいの大きな水たまりには驚かないが水の中にはたくさんのオタマジャクシが元気に泳いでいるのには驚いた。

道路の真ん中で咲き誇っているのはウツボグサ。

なかなか見られない道路事情、車が通らない道路もある。

今日は第2日曜日で午後より切山平家遺跡保存会主催のハイキング日だがあいにくの雨模様。

それでもいつものメンバーはやってくる。

今回は大阪よりやってきた幼馴染も楽しみにしていたハイキングだ。

目的地はは行き止まりの道路。

前回は冬枯の12月だったが今回は緑滴る6月で少々雨に濡れても気にはならない季節だ。

道路新設中で通り抜け出来ないため車はほとんど通らないうえ雨が降っても足元が草であまりぬれることがないコース。

道路上で展開される思いもよらない生物の六月の表情と雨降りだからこその強烈な香り。

道路は去年の12月より伸びてなかった。

午前中はアジサイ曇りの中愛宕山周辺でいろんな色のアジサイを楽しんだがアジサイに競うがごとくのヒメジオンの花にも圧倒された。

 

ちかくで開墾された場所では永遠と移植されたばかしの小さなアジサイがけなげにも咲いていた。

何年か後には立派なアジサイロードが出現することだろう。

常に進化している切山だ。

雨降りハイキングに大喜びの幼馴染は疲れもものともせず最終便で帰って行った。

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート14(うずしお)

2016-06-12 22:13:13 | 野外教室

警固鼻見晴らし場より少し高い場所で荒神の瀬戸越しに能島が見下ろせる場所がある。

少し手前にブランコがあり疲れた妹のきんかんはブランコにのったきり見晴らし場に降りてこない。

草刈りされた後に生えたワラビはまだしっかりと”うずまき”を残している。

荒神の瀬戸の渦巻きをバックに写したいがなかなかうまく立ってくれない。

何度か下に落っこちたが柵の外はワラビでも転げ落ちそうな急斜面。

ちょっと怖いがうずまきを見るには見応えのある場所だ。

疲れがとれてやってきたきんかんも感激していた。

能島を陸から見るいちばん近い場所に思える。

道中の竹の道。

今回は島の幹線道路から外れた道を通り鵜島の違った風景を見ることができた。

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート13(華やかな食卓)

2016-06-11 23:06:53 | 野外教室

鵜島へ素材を持ち込むのはフェリー乗り場より持つことになる。

重いセットのお鍋は車に置いて行くつもりだったが妹のきんかんは持っていこうと言う。

一度は自分が使おうと思っていたので愛着があるのかもしれない。

急な坂道をリュックにしょって登って来たが最後にきんかんは楽しい作品を作ってくれた。

”華やかな食卓”

バックの小浜海岸の小舟がポイントだ。

あの小舟が釣ってくれるだろう魚を想定しての華やかな食卓だそうな。

今回予定していたが時間切れになった竹林で使うつもりのノコギリも蓋の上に置いているがどんな意味があるのだろう。

飾っている花は紫色のクサフジと金銀花と言われるスイカズラの花。

島での移動風景。

きんかんが白いロープを身にまとい、私はセットのお鍋を黒いリュック背負っての移動。

 

 

 

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート12(鍋ころがし)

2016-06-10 22:26:55 | 野外教室

見晴らし台から下をながめると木を切った後から芽吹いた葉がきれいだ。

きれいだが木を切ったため地形がよくわかる。

竹の柵がなければ怖くて歩けない絶壁によく警固鼻展望台を建てたものだ。

どうにかしてこの地形を作品にしたい。

そばに切った木が無造作に積み重ねられている。

いい具合にきれいな茶色になった枝を選び竹の柵に立てた。

きれいな緑だよと白いロープを置き転げないようにセットの鍋と蓋を置く。

マジック式になっている鍋蓋の取っ手は転げ落ちると困るので使わなかった。

”鍋ころがしのガード”

柵がなければ作れなかった。

エイエイオーと勇ましい”雄叫び”をタケノコの皮で作り能島をバックに撮影したいがどうしても邪魔になる木がある。

見晴らしよくするためこここまで木を切っていながらどうして邪魔な木を切ってくれなかったのかとのぞいたが切るための足場がない。

考えてみればこんな急斜面の狭い場所にまじかで能島を見られる場所を作ってもらえただけでありがたい。

 

 

 

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート11(村上水軍の娘)

2016-06-09 22:27:45 | 野外教室

野外教室として伯方島や鵜島へ通っていると村上水軍抜きにはできないと感じ少しづつ関連の本を読んだ中に”村上水軍の娘”もあった。

まさにその舞台である能島を目の前にして妹のきんかんは主人公のお景を作った。

勢いよく刀を振り回しているお景が連想できる。

上は木の枝に赤い着物地を蒔きつけ下の2本はタケノコを使っているようだ。

”タケノコで成功したと”とつぶやいたから。

タケノコは簡単に折れいろんな部位が利用できるありがたい素材だ。

”海の関所”だそうな。

下の方に木を門のように建ているのから連想したとか。

村上水軍関連の本を読んでいるうち時代物小説も読み始め作品に反映され始めた。

 

 

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート10(見晴らし台)

2016-06-08 21:50:56 | 野外教室

午前中の作業場のカレイ山展望台を見上げたとき上からロープを吊り下げた作品を作りたいと思ったが作業時間が2時間ほどで大掛かりなことはできない。

警固鼻展望所に新しく建った見晴らし台をながめているとここでロープを使おうと思った。

この見晴らし台は野外教室下調べのため鵜島の御観音様コースを歩いているときみつけ驚いた。

フェリーの待合所がピンク色の外壁の鵜島カフェになっていた時ほどではなかったが。

鵜島に愛情を持つ人たちの手で島は次々と進化していて面白い。

フェリーも立派になった。

四方に鉄線が張られているので大丈夫でしょうと近くで整備をしていた人に言われたがちょっと怖い感じもする展望台だ。

その人がここでオカリナのコンサートを開いたんですよとうれしそうに話してくれた。

下調べの時は見晴らし台を作った人にもお会いできている。

”大人の男の子”のような男性がいろんな楽しいことをしているようだ。

使ったのはロープ、喪服を解いた着物地、タケノコ、ナツカンの皮。

かってこのような見晴らし台で立ち働いていた海賊たちの活気を少しでも表せればいいと思って。。

 

 

 

 

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート9(船奉行屋敷跡で)

2016-06-08 07:51:53 | 野外教室

村上水軍が使っていた井戸がある場所には船奉行屋敷跡もある。

基礎に使われていたような石が少しおかれているだけだ。

鵜島に通うようになった頃は看板だけで物足りない気持ちだったが今は何か想像できるようになっている。

妹のきんかんは奉行所跡だけれどと言いながらセットの鍋を使って創作した。

奉行所跡には関係ないものを作たようで題を聞いたとき私も納得した。

コンセプトがないと創作はできない。

確かセットの鍋を包んでいたピンク色の風呂敷に意味があったと思う。

帰ってきんかんに題を聞くと思い出せないと言う。

私もその場で聞いたときは納得したが思い出せない。

次からはメモをしておくときんかんは言っていた。

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート8(潮騒)

2016-06-06 21:53:21 | 野外教室

村上水軍が使っていた井戸があるあたりは草刈りされているが海側方面はダンチクの密林で海は見えない。

防波堤を歩きほんの少し陸側に入った場所なのに・・。

ダンチクが覆いかぶさる下に入ると海の中にいる気分になり波を作りたくなった。

タケノコの皮を剥で切ったのとナツカンを食べた後の皮をロープに通して波のようにダンチクが作った空間につるした。

ダンチクの密林。

モーターボートのエンジン音が聞こえ海を感じるが陸というのか植物の勢いを感じ”夏草や強者どもの夢の後”の俳句を思い出される。

いきいきと立ち動いていた海賊衆を思い描くこともできる場所だ。

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第44回野草(イエツァオ)野外教室パート7(水が出たぞ・・・)

2016-06-05 21:11:29 | 野外教室

すぐ近くにある能島は海流が要塞になった海城で水は鵜島より補給していた。

能島の向かいの鵜島の海岸に井戸があったのは都合のいいことだっただろう。

タケノコの皮がバンザイ状に置かれている。

海に囲まれた島で真水が出ればうれしいことだ。

両サイドに置かれているのはセットのお鍋のふたで赤い布は着物地。

中央に広げられているのはセットのお鍋を包んでいる風呂敷で後はハンカチ。

今回はハカケチをたくさん持ってきた。

原野に置き去りにされた7歳の男の子が6日間も水を飲むだけで生存していたうれしいニユースがあった。

水があれば生きられる。

 

 

 

 

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