虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

『こんな子どもが親を殺す』という本を読んで…

2009-04-04 14:39:27 | 本の紹介

先日、こんなニュースが目に飛び込んできて、悲しい気もちになりました。

愛知県の中学校の男子生徒16人が、担任の女性教師に対し先生を流産させる会なるものを結成し、
妊娠5か月であった女性教師に対し、椅子のネジを緩め転ぶように仕組んだり、給食に学校にあったミョウバンと食塩を入れる、砕いた赤チョークをはみがき粉などと混ぜたものを車に投げつけるなどを行っていた。

このニュースを聞いて、
ここ数年のテレビのお笑い番組のいたずらのエスカレート振りと、
それに慣れてしまった(子どもが見ているのに…という批判もなくなった)視聴者の姿がだぶりました。

それこそ、食べ物に異物を混ぜる
椅子を緩める

なんて、テレビでは毎日毎日笑いながらやっていること…

それこそ、病気の入院から復帰したばかりの女性芸人を
冷たい水の中に突き落とす
からしやしょうゆやゴミを混ぜて、食べ物をすすめる

なんてテレビでは、見飽きるほど見て、びっくりもせず、
その延長線上に、こうした子どもたちの残酷な集団行動を聞いても

そりゃあ、真似るだろうな…真似ないと思っていたのかな…??

テレビ局も、テレビを見ている側も…と寂しい気もちになりました。
人にはミラーニューロンがあって、
目で見ているだけで、自分も体験したかのように感じ取っていく…
といったことを脳の科学が発見しても、
一方では見せるものをどんどん刺激的で残酷なものにしていって視聴率を取ろうと言う無責任な報道のあり方がまかりとおっている現実はこわいですね。
私がテレビを見ていてこわい!
と感じるのは、子どもがテレビの影響を受けるから、真似るから、
と言うよりも、
テレビとは見ている側の欲望や潜在意識や道徳観などを
映し出す鏡のようなものだと思っているからです。
テレビが私たちの心を真似て作られているとも言えるのかもしれません。
子どもを育てている大人たちの心が、
抑制力を失って、他人の痛みに鈍感になり、善悪の見境がつかなくなっているようで悲しいです。

うちの子はそんなテレビを見せないからいい…と安心していても、
そんなテレビで学習した子たちがいっぱいいる
学校に通っているんですから…
どうあがいても影響は受けますよね。

前回紹介した『こんな子どもが親を殺す』という本を読んで、
子育てをする上で、親が最低限学んでおかなければならないこと、
腹をくくっておかなければならないことがあるな~
と感じました。

親殺しをした子たちは、

親の期待に応えたい

という思いを抱いて、親の意向にそって生きようとした子らです。
親から押し付けられた思いに反発できず、
期待に応えられない自分に絶望しながらがんばり続けた結果、
暴発しています。

優等生が暴発して親を殺害するにまでいたったケースでは、
小学校時代の成績はトップクラスで、
中高一貫の有名私立進学校に入学したものの、
中学では思ったように成績が伸びず
親から叱咤激励されている背景があります。

親の期待を重圧と感じても
「いい子」「優等生」というのは、
親の欲望を満たそうとする傾向が強いから、
何としても親の期待に応えようとしてがんばり続ける…
でも、なんとかがんばって合格した学校では
みんなできる子ばかりで、成績で伸び悩むときがきます。

期待に応えようと無意識に子どもらしい感情を押し殺したまま
どんどん追い詰められていったとき、
幼少期から抑圧していたものが暴発することになったのです。

私もわが子が幼い頃、近所の子の勉強を見ていると、
「先生のお子さんなら、いつでも教えてもらえて、そりゃあできるにきまっている。将来が楽しみですね。」と口々に言われ、

わが子=できて当たり前

という思いを周囲から抱かれる中で成長する子どもたちのことを
思うと、胸が苦しくなりました。
子どもをのびのび遊ばせたいと思っても、周囲からそうした目で見られると
失敗が許されない気もちになって、ビクビクしてきます。
「他人の子に教えておきながら、あそこの子の成績~よ」なんてうわさされる
いや~な想像までしてしまいました。

それで、これはまずいな~と感じ、ここは腹をくくって、

子どもは子ども
私は私

私は教えることが好きだから教えているだけ…
自分の子に対して、教えている立場で成績の悪い子だと恥ずかしい、できていてほしい…という思いは手放そう。
先回りして完成品にせず、
うまくいかないこと、できないことにぶつかって、自分で欠如感を感じて
進んでいけばいい。
子どもにどんなことが起きても、
他人からどう見られるかなんておびえる必要はないし、
子ども育てるからにはそれくらい強くならなければ…

と自分に言い聞かせました。(言い聞かせた…というからには、
私もエゴの塊だったんですが…
自分を自分で教育する感じです…。

娘や息子が小学生の時は親の期待を押し付けちゃいけない…自分のエゴで子ども振り回しちゃいけない…と意識しすぎて、
最低限の学校の宿題のような勉強すら「しなさい」と言うのをためらっていたのは、ちょっと失敗でしたが…
それでも何とかなるものですね
大きくなるにつれ
勉強することは大好き♪という子どもたちに
育ってくれたのでホッとしてます。

親が子どもに期待するのはごくあたり前のこと。
でもその気持ちが暴走するままにまかせるのでなくて、
いつも自分の心を見つめなおし
子どもへの思いを澄んだきれいなものにしていく努力が大切ですね。


『こんな子どもが親を殺す』という本 1

2009-04-04 10:13:56 | 本の紹介
『こんな子どもが親を殺す』片田珠美 文藝春秋
という本を読みました。

気鋭の精神分析医が、続発する「親殺し」の事件の
背景にあるものを、ていねいに読み解いていく本です。

親子のあり方だけでなく、幼児教育との関連も深いものを
感じたので、こちらのブログの記事で取り上げさせていただくことにしました。

著書は、

1章 ひきこもりの親殺し
2章 母殺し
3章 優等生の暴走

の3章からなっています。

タイトルだけ見ると、3章の『優等生の暴走』で取りあげられている事件だけが、親の子への期待、教育のあり方が
残酷な事件の引き金となったケースのように見えますが、

1章の『ひきこもりの親殺し』では、両親が教員という学習面での無言の重圧が事件の鍵をにぎっていますし

2章の『母殺し』では、
教育熱心な母、父の影の薄さ、出来のいい兄弟との比較が、母殺しの事件のキーワードとも言えるので、
親殺し事件と教育のあり方は切っても切れない関係のように
思います。

この本で取り上げられている最近世間を騒がせた事件

水戸のひきこもり(2004年 両親を殺した事件)
土浦のひきこもり(2004年 両親と姉を殺害した事件)
東大阪のひきこもり(2004年 両親を殺害した事件)
中一母親殺害(2005年 母親殺害)
稚内母親殺害(2006年 母親殺害事件)
阪大生母親殺害(2006年 名門国立大学在学中の大学生による母殺し)
奈良放火殺人(両親共に医師のエリート家庭の子による継母ときょうだいの放火殺人)
京都母親殺傷(2006年 母親の頭部を包丁で切りつけた事件)

これらの事件にはどれも似た背景があります。

勉強や成績に強いこだわりのある母親
過度の期待
母子密着
消え行く父性

といった点です。
筆者は、かつて『文藝春秋』で、ジャーナリストの奥野修司氏が、

「小学校が暴力教室と化した」の中で、

「母親のように、子どものいうことに優しく耳を傾け、子どもといっしょに考え、
叱りつつも抱きしめたり…。『やさしい母親のような教師でなければうまくいかない』

という東京都の小学校教師の証言を取り上げ、

「今、小学校の教師には子どもを包み込むような『母性』
が必要とされている」と述べています。その理由として、

「それは本来、家庭で母親が慈雨のようにそそいでいたはずの何かがなくなってしまったために、教師がその役割を代行しなければならなくなったのではないか」
と分析しています。

が、筆者は、その意見に対し
次のような考えを述べています。

たしかに、重要な指摘だが、さまざまな問題の根底にあるのは、
「何かがなくなってしまった」というよりも
むしろ「過剰だ」と筆者は考える。
家庭で母親が子どもを無条件で…
勉強ができてもできなくても、
いい子でもいい子でなくても…
受け入れる姿勢がなくなったのはたしかだし、
そのかわりにわが子を「作品」か「私有物」のように
自分の思い通りに育てようとする母親が増えている
のは事実だとしても。

教師に母性が必要とされるようになったのは、
過剰な母性によって過保護、過干渉の家庭で育てられて、
なかなか自立できない、
自己解決能力の欠けた子どもが増えているからではないだろうか。
このような子どもたちは、学校でも母性に守られて、
安全地帯の中で教育される。
今や教育も「サービス」とみなされる時代で、
何でも学校のせいにして、しつけまで学校に押し付ける親もいるくらいだから、
教師も手取り足取り教えるしかない。
その結果できあがるのは、
自分のことを自分で解決できず、
ちょっとしたことですぐに傷ついて、
まいってしまう「打たれ弱い」子どもたちである。

筆者は、事件の背景に消え行く父性の問題を取り上げていますが、
必ずしも生身の父の話ではありません。
母子一体化幻想を切断し、欲望の際限ない肥大に歯止めをかけ、子どもを社会に押し出す力となる
象徴的な掟のことを「父性」としているのです。

この本を読んで繰り返し目にし、気になったのが、

親が子どもに期待をかけて
子どもが親を殺すような悲劇的な結果を生んだ場合、

その親の期待が、親の自己愛(とりわけ傷ついた自己愛)の
再生にほかならなかった…
ということです。

親が自ら果たせなかった夢をわが子に託して実現させたい
という欲望を抱くこと

それは非常に危険で、親が子に教育する上で、
最初に自分の心を見つめて乗り越え、手放さなければならない
エゴなのだと思います。
多くの親御さんの本当の教育の目的は、子どもの幸せな将来を思い、
生きる喜びを広げてあげたい、
自分を知り、世界を知るための道のりを
そっと見守ってあげたいというものだと思います。

親も人間ですから
いつの間にか本来の目的を見失って、子どもとふたりで
密着したカプセルに閉じこもったまま、ひたすら他よりも前にころがっていくことしかできなくなったりもするのです。

そうしたときに、こうした本を手に取ることは
子育て中の悪い夢から目覚めさせてくれるきっかけとなるかもしれません。



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最レベ問題集とトップクラス問題集の話 2

2009-03-12 14:01:06 | 本の紹介
前回の記事で、だれでも…と書いたものの
実際お家で取り入れるとなると
苦戦している方も多いようです。

こうした難しい問題集を
自分の力でどんどん解いていく力をつけるには
幼児教育のあり方がとても大事な気もします。

確かに教室の子は、小学生から通い始めた子も
すぐにトップクラス問題集を使ってはいますが
自力でどんどん解いている…とは言いがたい状態です。

説明を聞いて
ヒントをもらって
理解はできる、次に同じ問題なら解ける
という解き方です。

けれども幼児期から、いくつかのポイントを押さえて
思考力を磨いている子は、

自分で問題を読んで
自分で解き方をあみだして
解いています。

写真は、5歳の3人さんが、
きらめき算数脳トライアル (朝日小学生新聞・サピックス)の
「らんどせるはどこ?」
という問題を考えているところです。

この問題、大人も悩んでしまうややこしいものです。
数を決めていくとき、
どこから手をつければいいのか?
確定している数と、あいまいな数はどれなのか?といったことを
何度も検討していかなければなりません。

はじめてこの問題をする3人に
説明なしで取り組んでもらいました。

最初の2問は簡単でした。(Yくんが解きました)
3問目で、何度数を置きなおしてもうまくいかないので、
Sくんが「まず、この数から考えなきゃ」と
解いていく順序を発見しました。

Tくんがそれに応えて「3よりも小さくて、それより小さい数があるのは、2で確定!」と言い、Sくんも「そこが決まれば、他の数が、1ここ、4ここ、5ここでほら!できたじゃん~」
とうれしそうに言って数のふだを置いていってました。

この3人さん、このごろは難しい問題も
大人に頼らず3人で相談しながら考えていく姿勢が
身に付いてきました。



こうして「解いていく順序に気づく」には、
設計図を見ながら簡単なブロック作品を作って、
「こっちを先にはめなきゃうまくいかないな~」といった気づきを
体験していることが大事です。

また「問題を自力で読む」には
「なぞなぞの本」や「カルタ」を「自分で読みたい~」という時期に
つきあってあげる必要があります。

また「最後まであきらめずに解く」には
外遊び、どろんこ遊び、自転車の練習などに
チャレンジして達成した経験が必要です。

「工夫して解く」には、
お手伝いのとき、自分のアイデアや工夫を採用してもらう
経験が必要です。

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最レベ問題集とトップクラス問題集の話 1

2009-03-12 08:44:27 | 本の紹介
☆働く母の、徒然育児日記の抹茶母さんが、『トップクラス問題集』について書いておられたので、虹色教室でのこの問題集の使い方についてお話します。

虹色教室に来ていただいている小学生たちには、
月一回通ってもらっている子たちにも
『トップクラス問題集』や『最レベ問題集』を使ってもらっています。
あと教室用に置いている『ぴぐまりおん』の問題も一通り体験してもらいます。

この問題集、確かに
ただ与えて、毎日何ページかこなすように指示するには
難しい問題が多いです。
けれども虹色教室では知的障害のない発達障害の子たちも
通って来た日からその学年のものを
解いていってますし、
発達障害があってもIQが高めの子たちは1学年上の最高レベルの問題を教室で解いて、お家では標準レベルを復習してもらう形で
困ったことはないので、
与える方法に少し工夫をすれば
どの子も楽しみながら解いていける問題集だと思っています。
(ただ知能が高い子でもアスペルガー症候群の子で
それまでの塾のやり方を変えることへの抵抗が大きな子には、
うまくいかなかった経験があります)
発達障害がなく
自然な遊びの体験が豊かで、特別な系統学習の訓練を受けていない子は
1学年上のものも自然に解いていけるようになります。
(ただ、幼児期に数えたい時期にたっぷり数えさせる…といった数の敏感期をきちんと体験させていない子は、進みはゆっくりになるようです)

トップレベル問題集には低学年から
算術特訓といった中学入試の問題を取り入れたものも
かなりあります。
こうした問題が自力で解ける子というのは、
幼児期に大人に「教え込まれていない」子です。
教え込まれ訓練している子は
反射的に目の前のものをひとつの答えに結び付けるので、
お年寄りのように頭が固いです。

例えば、トップクラス問題集の算術特訓(旅人算)を解くには
こうした力が必要です。

ふたりの子どもがお互いに背を向けて
反対方向に歩いていくとき

ふたりの間の距離が大きくなっているかどうかが
勘でわかる

ということです。
こうした問題は
足し算からスタートして大人に「算数とはこういうものです」と教え込まれて
頭の一部を
使えないようにブレーキをかけてしまっている子には
難しいです。
数をいじっているうちにこんがらがってしまうのです。
問題を見た瞬間、これまでやったことがあるかどうかを判断し、
考えるという行為に至らないのです。

遊びの体感から
「離れていくんだから距離は大きくなるよ、当たり前でしょ?」と
思える子

自分の目の前にあるものを
そのままシンプルに自分の体験で考えられる子には
解き方のコツさえ教えてあげれば
自然に自力で解き始めます。

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旬の興味がわかりにくい子

2009-02-27 20:50:04 | 本の紹介
5歳の3人さんのレッスンの終了後、
借りたい本の奪い合いでTくんがワッ~と感情的に
泣いてしまいました。
普段、お友達にすぐ譲ってあげるTくんにはめずらしいことで、
いったい何の本がそこまで読みたいの…???
と本を見て納得。
『おはスタ』のだじゃれや面白いアイデアが満載の
本で、レッスンの休憩中、この本を読みながら面白さを説明していた
Tくんの声、はしゃぎすぎて
裏返ってましたから…。
絶対借りようと狙っていたのに、先を越されてしまったんですね。(じゃんけんも負けちゃいました)

3人さんが帰ったあとで、私はハッとTくんの今の旬の興味対象に
思いを馳せました。
世界遺産や世界の地理に夢中になる子、宇宙に夢中になる子、
人体に夢中になる子、恐竜に夢中になる子…
そうした見えやすい旬のマイブームを持つ子もいますが、
Tくんはこれまでも何が好きなのか、
何に夢中なのかわかりにくい子、見えにくい子でした。

でもそれだけに、私には、素敵な面白いものが
Tくんの中から、キラッと光って見える瞬間を
うれしく受け止めてきました。

Tくんは目に見える事象よりも、
ゲームのルールの持つ面白さをブームにしたり、
昔話の背後にある元型的なものに惹きつけられていたりしました。

そして今、教室でのTくんの言動から、
Tくんが今面白くてたまらず、もっともっと触れたい、知りたい
と感じているものは、
「ユーモア」の背後にある微妙な心の機微のようなものだとわかりました。

5歳になってからTくんの精神的な面での成長は目覚しいものがあって、
さまざまな感情や立場や気持ちを理解するようになってきたのです。
こうした微妙なニュアンスを問う読解問題は、低学年の国語では出ませんが、
難関中学の国語問題などでは、しょっちゅう問われています。
こうしたブームをしっかり経験させてあげ、
その面白さを会話の中で言葉にしていくことはとても大切なのです。

そこで、さっそく図書館に行って、そうしたユーモアが理解できるように
なった心に響きそうな本を何冊か借りてきました。
(TくんSくんはおばけ好きです)
写真の本です♪

旬のブームがわかりやすい子、見えやすい子は、
周囲に図鑑を買ってもらったり、
さまざまな形で興味を満たしてもらいやすいです。
けれども旬のブームがわかりにくく、見えにくい子は、
気づかれないままブームが終わってしまうことも
よくあるようです。

子どもの旬の興味に気をつけてあげてくださいね。

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絶対おすすめ!!990円で15の種類ゲームが楽しめる本

2009-02-26 15:19:37 | 本の紹介
今日は、お昼休みに本屋に行って来ました。
そこで教室の子たちの旬の興味にそった本を数冊購入…!!
(これだからいつも貧乏教室なんですが…

すご~い本を見つけました。
15種類の大判ゲーム

うちゅうすごろく

ありんこすごろく

カエルすごろく

サーキットすごろく

プリンセスすごろく

パパママすごろく

ダンスすごろく

スポーツすごろく

うみすごろく

デパートすごろく

たべあるきすごろく

たいけつすごろく

日本脱出すごろく

付録(大判のすごろく)
せかいエコすごろく

ヒーローおたからバトル




これらの全部で990円。
ゲームの質がとてもいいんです。


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クリスマスのための絵本選び♪

2008-12-18 23:30:42 | 本の紹介
「クリスマスの絵本を紹介してください」とお願いされていたのですが、
なかなか記事にすることができませんでした。
というのも、一番のお気に入りで、図書館で借りてでも
ぜひ子ども達に見てもらいたいなぁ…
と思っていた本が、なかなか見つからなかったからなんです。

そこで、グーグルで検索してリンクしました↓

☆「サンタクロースと小人たち」

サンタの世界で、サンタと小人さんたちが、おもちゃを作ったり、プレゼントを包装したり、食べたり、遊んだりしている様子が、
それは美しく楽しく夢のあるイラストで描かれています。
何度見ても飽きない一冊です。

ブンははさんが、☆おうちで幼児教育 でこの本のくわしい内容と、ブンちゃんとおともだちがこの本を読んだあとで、おもちゃの取り合いをやめたというエピソードを書いてくださっています。


写真の手前は、
『まどから おくりもの』  五味太郎 偕成社 1000円

本のなかに動物のお家があって、
窓がくりぬいてあります。
プレゼントをサンタさんが、窓から放り込むと、動物達は…♪

子どもの大好きな仕掛け絵本です。
外と内を推測する力も育ちます。

これは娘が幼い頃いただいて、娘、息子、お友だち~と続いて
何度も読んだため
しまいにぼろぼろになって、今年買い換えた本です。

『クリスマスさんとゆかいな仲間』 クリストファー・メイナード
田村隆一
サンタクロースに関する全情報満載…という、知りたがり屋さん専用の絵本です。
そりの路線まで説明してあって、夢が広がります。
少し難しい内容です。

ポップアップ絵本も夢がありますね。

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エデューの1月号に戸塚滝登先生が執筆された文章が載っています♪

2008-12-12 17:37:56 | 本の紹介
今日は東京からいらっしゃったお客様が2組
姉妹で親子レッスンにいらしてくださいました…忙しくも充実した一日でした。
遠方からいらしていただき本当にありがとうございました


エデューの1月号に「子どもの脳と仮想世界」の
☆戸塚滝登先生が執筆された文章が、10ページほど載っています。

コメント欄で、直接、戸塚先生からお知らせいただいたので(とてもうれしいです)さっそく雑誌を購入してきました。

今回の特集は

「小学生の脳にいいこと、悪いこと」
知らないのは親の責任です

小学生に…とありますが、乳幼児を育てる親御さんにも非常に役立つ内容でした。
毎日、知らず知らずのうちに脳に悪いことを続けているか、
少しづつでも脳によいことを続けているかは、

大きな伸びの差を生じさせると思います。

戸塚滝登先生は、

新大統領バラク・オバマの「言葉の力」を育てたのは
母とふたりの「朝学習」だった

という記事と、

子どもにゲーム、パソコンを与えるときの
5つの約束

国語、算数が好きになる脳の育て方

という記事を執筆されています。
子育て中の家庭では、誰もがゲームやパソコンをどれくらいやらせたらいいか、禁止すべきか、どのゲームならよいのか、パソコンを与えるべきかどうか…など
悩んでいることと思います。
ゲームと脳の関係がていねいに解説されていて、
とても役立ちます。

今回のエデューは、とっても盛りだくさんです♪
ひとりでも多くの方に読んでいただきたい内容が、いっぱいなんです。

脳全体の司令塔である前頭前野の鍛え方

小学生前半と後半では、前頭前野の質が劇的な変化を遂げ、
子どもの態度も変るそうです。前頭前野とは、
深く考える
感情をコントロールし理性的な判断をする、
表情や声の調子から相手の気持ちを理解し、自分の言動が相手にどのように伝わるかを推察する、排泄、着替え、食事を自分できちんとする
意思を決定し、やる気を出す
記憶する力
といった役割を果たしています。

エデュー1月号 小学館(680円)のなかでは、日常の暮しの中で、前頭前野を鍛える方法が
たくさん載っています。

繰り返しになりますが、乳幼児をお持ちの親御さんも
ぜひ手元に置いておくことをオススメします!!
雑誌は後から手に入りにくいので、お早めに本屋さんで
手にとってみてくださいね。
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割り算が感覚で理解できる 『2歳から楽しめる絵本』

2008-11-13 18:07:22 | 本の紹介
『おまたせクッキー』という本を知っていますか?
ハッチンス作  偕成社

おやつのクッキーを食べようとすると、げんかんのベルがなって、友達が…また食べようとすると次々友だちが…。
みっつずつ分けれたクッキーが…ふたつずつに…とうとうひとつずつに…
人数が増えるにつれ、ひとりが食べられるクッキーが減っていく不思議を
ユニークでかわいらしいイラストの中で
わくわくしながら体験できます。

とてもおすすめの絵本です♪

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ぴぐまりおんの代わりに…とても質の良い問題集

2008-08-29 17:57:07 | 本の紹介
「ぴぐまりおん」がなかなか手に入りませんから、
代わりになる思考力を養ってくれながら楽しく取り組める
問題集はないか…と探していたら、
1冊見つかりました。

「算数王」です。カラーも多く、
考えさせてくれる楽しい問題が多いです。
「ぴぐまりおん」には少し劣りますが、
お家ではこちらの方が取り組みやすいように思います。

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