図書館で、「数学オリンピック選手を育てた母親たち」杉山由美子 小学館
という本を借りてきました。
著者がはじめに、
中学受験も大学受験もラクラクこなし、東大理Ⅰに現役で合格してしまう
ような子にどうしたら育てられるのか、この本はヒントになるでしょうか。
と書いている通り、
エリート中のエリートの8人の子どもの母親が
幼児期の教育法を語ってくれています。
驚いたことに8人とも、英才教育や塾とは無縁で育っています。
その子たちの幼児期の育て方、育ち方についての
お母さんたちのお話を紹介します。
数学オリンピックで良い成績をおさめた子達のお家の教育法です。
小学生の天才数学者とメディアにも取り上げられた 片岡俊基くん
砂場で遊んだり、足こぎ自動車でどこまでも進んだりと
遊びこむ幼児期を過して集中力をつけた。
数字、時計、計算など、興味を示せば、その場で教えた。
父のサポート。
東大理Ⅰ現役合格 足立潤くん
ゆっくり考えることを大切にした。
オセロ、パズル、文字の積み木などふんだんに与えた。
スイミングで、目標に向かって努力する力をつけた。
受験勉強を強制せず、自力で考える楽しさを教えた。
世界数学オリンピックで日本一 長尾健太郎くん
祖父母も含め、家族に愛され、情緒が安定した中で、知的刺激を受けて育った。
空間把握ができる玩具。囲碁や野球の打率を学ぶ。
子どもの進みたい道に自由に進ませた。
世界大会5回参加 5回銀賞 大島芳樹くん
無理強いしても伸びないことを長女で学んだお母さんは、あくまで子どもが喜んですることを応援した。数字遊び、文字遊び。
くだらなく見えることも飽きるまでさせる。
才能を伸ばす適切な教材や先生を探す助力は惜しまなかった。
国際数学オリンピック 金メダル獲得 清水俊宏くん
パズルや折り紙などすきなことを自由にさせた。
ドリルは大量に与えず、子どもがもとめれば、1冊ずつ与えた。
ほめて、やりたいことをさせる。
目標を持って努力する大切さを教える。
検定。
ジュニア数学オリンピック金メダル獲得の 栗林司くん
塾反対派の父のもとで、自力で解いてこそ力がつくと、
受験算数を自力で解いていく。
母親の闘病生活を助けるために、自立した性格に。
運動、国語、など苦手があっても矯正しなかった。
マルチな才能を持つ数学青年 入江慶くん
凝り性を見守り、心ゆくまでさせた。
集団スポーツが苦手だったが、嫌がることはさせなかった。
自由に孤独に考える時間がたっぷりあった。
小5でジュニア算数オリンピック第一位 松本雄也くん。
早くから才能をキャッチ。算数教材や絵本を入手。
知能指数の高い子のいる聖徳学園に入れるなど、よりよい環境を与えた。しかし、お仕着せの勉強を強いる塾には近づけなかった。
ピアノ、将棋と親しむ。
という本を借りてきました。
著者がはじめに、
中学受験も大学受験もラクラクこなし、東大理Ⅰに現役で合格してしまう
ような子にどうしたら育てられるのか、この本はヒントになるでしょうか。
と書いている通り、
エリート中のエリートの8人の子どもの母親が
幼児期の教育法を語ってくれています。
驚いたことに8人とも、英才教育や塾とは無縁で育っています。
その子たちの幼児期の育て方、育ち方についての
お母さんたちのお話を紹介します。
数学オリンピックで良い成績をおさめた子達のお家の教育法です。
小学生の天才数学者とメディアにも取り上げられた 片岡俊基くん
砂場で遊んだり、足こぎ自動車でどこまでも進んだりと
遊びこむ幼児期を過して集中力をつけた。
数字、時計、計算など、興味を示せば、その場で教えた。
父のサポート。
東大理Ⅰ現役合格 足立潤くん
ゆっくり考えることを大切にした。
オセロ、パズル、文字の積み木などふんだんに与えた。
スイミングで、目標に向かって努力する力をつけた。
受験勉強を強制せず、自力で考える楽しさを教えた。
世界数学オリンピックで日本一 長尾健太郎くん
祖父母も含め、家族に愛され、情緒が安定した中で、知的刺激を受けて育った。
空間把握ができる玩具。囲碁や野球の打率を学ぶ。
子どもの進みたい道に自由に進ませた。
世界大会5回参加 5回銀賞 大島芳樹くん
無理強いしても伸びないことを長女で学んだお母さんは、あくまで子どもが喜んですることを応援した。数字遊び、文字遊び。
くだらなく見えることも飽きるまでさせる。
才能を伸ばす適切な教材や先生を探す助力は惜しまなかった。
国際数学オリンピック 金メダル獲得 清水俊宏くん
パズルや折り紙などすきなことを自由にさせた。
ドリルは大量に与えず、子どもがもとめれば、1冊ずつ与えた。
ほめて、やりたいことをさせる。
目標を持って努力する大切さを教える。
検定。
ジュニア数学オリンピック金メダル獲得の 栗林司くん
塾反対派の父のもとで、自力で解いてこそ力がつくと、
受験算数を自力で解いていく。
母親の闘病生活を助けるために、自立した性格に。
運動、国語、など苦手があっても矯正しなかった。
マルチな才能を持つ数学青年 入江慶くん
凝り性を見守り、心ゆくまでさせた。
集団スポーツが苦手だったが、嫌がることはさせなかった。
自由に孤独に考える時間がたっぷりあった。
小5でジュニア算数オリンピック第一位 松本雄也くん。
早くから才能をキャッチ。算数教材や絵本を入手。
知能指数の高い子のいる聖徳学園に入れるなど、よりよい環境を与えた。しかし、お仕着せの勉強を強いる塾には近づけなかった。
ピアノ、将棋と親しむ。
エリート中のエリートの8人がみんな英才教育とは無縁だったなんて・・・
みんなやりたいことを見つけてそして親御さん達はそれをさせてあげたようです。
自分で考える力がやっぱり必要なんですね。
私も丁度図書館から借りてきて、一昨日くらいに読み終えたんです!!!
タイムリーすぎてついコメントです。
私も、子供の赴くままに親が付き合うってことなのかな~とも思いつつ、皆素敵な親御さんで、ああ私はこんなに子供に付き合えないっっっと反省してたところです。
少なくとも本当に嫌がってることを無理強いさせるのはやめとこうと学習しました。
男の子ばっかりですよね~。女の子は限界があるんでしょうか・・・。
教室で見ていると、女親は、オンナの子の知性にばかり反応して、男の子の知的な部分を感じ取りにくく、潰しやすい気もしています。
やはり、論理的な考え方をさりげなく教え込むことは必要です。
そして、不思議に思う気持ちを大切にし、想像力を養って欲しいです。
滑り台に、TBいたしました。
つまり数学は全ての学問の中で一番センスが問われる学問なので、あるレベル以上になると教育は関係ないのです。東大に合格するくらいのレベルなら努力でもなんとかなりますが、それ以上、専門の数学者や国際数学オリンピックなどのレベルでは才能がほとんどになるのですね。有名な数学者に「努力家」など一人もいないのもこれを裏付けています。ガロアが最悪な環境で群論を発想したように、これらの人たちは参考書と基本数式だけ教えて貰えば、あとは何も教えられなくても解けてしまう人たちなのです。「無数の解」を「暗記」してテストに向かう人たちとは別人種です。
数学に必要なのは「自由な場」くらいなもので、母親の教育方針はほとんど関係ありません。ラフマニジャンなんて証明すら知らず、直感オンリーでした。
結論として、教育を考えるならば数学は最もそれに向かない科目であって、まだ努力が意味をなす工学やら科学の方が適していると思います
正確にいえば「育てなかった」わけですが。(もちろん、これは褒め言葉です。)
ガロアは入試で、口頭試問の先生が、ツマラナイ質問をしたのにムカついて、黒板消しを投げつけたほどキレ易い若者でした。
例えていえば、尾崎豊みたいなもんでしょうか。
他人として眺める分にはいいでしょうが、自分の息子だったらタイヘンですよ。
些細なことですが、ラフマニジャンじゃなく、ラマヌジャンです。ラフマニノフはピアニスト。
ラマヌジャンもかなり要領の悪い人で、イギリスでも菜食主義を通そうとしたために栄養失調で身体をこわし、若死にしました。
子供はちょっとくらいアホでヤンチャでも長生きしたほうが幸せだし嬉しいですよ。
学者なんて他人が思うほどいい稼業じゃありません。安定したポストにつくまで長い期間がかかります。実態を知っていたら、子供には絶対薦めない仕事です。
まあ、それでもやりたい人はやるわけです。親のいうことなんか左から右にスルーです。まあ当然でしょう。
みなさんもそうしてきたでしょう?
親のいうことをいちいち聞いてたら発狂しますよ。子供が真っ先に学ぶのは、
「親の言葉の何を聞かなくてもOKか?」
ということですw