
昨日、発達障害のある年中さんの☆くんのレッスンで、
☆くんのお母さんから、こんなお話をお聞きしました。
☆くんは、とても知能が高い子で、小学校受験を予定していて、受験用の問題はどの分野でも解くことができます。
心理面を見ていただいている先生から、
「もうすぐ来るお誕生日に、自分でお誕生日プレゼントが選べること」という
課題をいただいてきたそうです。
というのも、☆くんは社会性の面で非常に幼くて、
まだしっかりした自分という感覚が育っていません。
自分が何を好み、自分が何を欲しているのか、
自分とはどのような子なのか…がよくわからないのです。
そのため、おもちゃやさんで、「好きなものを選んでいいよ」と言われると、
困惑し、絶対失敗のないこれまで買ったことのあるおもちゃを選ぼう
とするあまり、
きまって、年齢より幼い印象のあるおもちゃや、「シャボン玉セット」などを選ぶのだそうです。
☆くんのこうした自分が育っていない感じは、今後の成長に
大きな影響を与えるので、
☆くんは自分を知るための課題を少しづつ与えられ
チャレンジしているのです。





このお話を聞いて、
私はずっと気がかりだったことを、
言葉にしていただいた思いがして、
深く納得しました。
というのも、今、発達障害のない幼児たちが、
自分が育っていない感じを抱いたまま成長しているのを
よく目にするからなのです。
親が子どもに良いものを与えようとしすぎて、
子どもが自分で選び、考える機会を失っているとき…
幼児向けの習い事等で次々大人から課題が与えられて
子どもがそれをこなすのでいっぱいいっぱいのとき…
「自分」という中心核を持たないままに成長していく子がいるのです。
幼児の中に自分が育ってきているかどうかは、
「絵」を見るとだいたいわかるようです。
☆3歳6ヶ月のブンちゃんの絵に
ブンちゃんと周囲の世界が描かれ始めたことは、
ブンちゃんの中で、しっかり個の部分が育っている証拠なのだと思います。
上手下手ではなく、(ブンちゃんは上手ですね~
)
子どもが自分を描き、自分の家族を描き、
自分の環境を描くようになるとき、
自分を中心として世界に向かってさまざまな知的な好奇心や
何でも吸収しようする思いを発信している
ことをあらわしているのだと思います。
現在は、幼児に何かするよりも、
何もしないでいること、少しだけ待ってあげることが
とても難しいようです。
子どもはそれはかわいくて、与えれるものは全て与えたい!
と思うのは自然な親の思いです。
それでもそんな親心にちょっとブレーキをかけて、子どもが自分で選び、見つけ、気に入り、やってみ、ためし、
失敗し、愛着を持つ…というチャンスを
親が横から奪ってしまわないように気をつけてあげてくださいね

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☆くんのお母さんから、こんなお話をお聞きしました。
☆くんは、とても知能が高い子で、小学校受験を予定していて、受験用の問題はどの分野でも解くことができます。
心理面を見ていただいている先生から、
「もうすぐ来るお誕生日に、自分でお誕生日プレゼントが選べること」という
課題をいただいてきたそうです。
というのも、☆くんは社会性の面で非常に幼くて、
まだしっかりした自分という感覚が育っていません。
自分が何を好み、自分が何を欲しているのか、
自分とはどのような子なのか…がよくわからないのです。
そのため、おもちゃやさんで、「好きなものを選んでいいよ」と言われると、
困惑し、絶対失敗のないこれまで買ったことのあるおもちゃを選ぼう
とするあまり、
きまって、年齢より幼い印象のあるおもちゃや、「シャボン玉セット」などを選ぶのだそうです。
☆くんのこうした自分が育っていない感じは、今後の成長に
大きな影響を与えるので、
☆くんは自分を知るための課題を少しづつ与えられ
チャレンジしているのです。





このお話を聞いて、
私はずっと気がかりだったことを、
言葉にしていただいた思いがして、
深く納得しました。
というのも、今、発達障害のない幼児たちが、
自分が育っていない感じを抱いたまま成長しているのを
よく目にするからなのです。
親が子どもに良いものを与えようとしすぎて、
子どもが自分で選び、考える機会を失っているとき…
幼児向けの習い事等で次々大人から課題が与えられて
子どもがそれをこなすのでいっぱいいっぱいのとき…
「自分」という中心核を持たないままに成長していく子がいるのです。
幼児の中に自分が育ってきているかどうかは、
「絵」を見るとだいたいわかるようです。
☆3歳6ヶ月のブンちゃんの絵に
ブンちゃんと周囲の世界が描かれ始めたことは、
ブンちゃんの中で、しっかり個の部分が育っている証拠なのだと思います。
上手下手ではなく、(ブンちゃんは上手ですね~

子どもが自分を描き、自分の家族を描き、
自分の環境を描くようになるとき、
自分を中心として世界に向かってさまざまな知的な好奇心や
何でも吸収しようする思いを発信している
ことをあらわしているのだと思います。
現在は、幼児に何かするよりも、
何もしないでいること、少しだけ待ってあげることが
とても難しいようです。
子どもはそれはかわいくて、与えれるものは全て与えたい!
と思うのは自然な親の思いです。
それでもそんな親心にちょっとブレーキをかけて、子どもが自分で選び、見つけ、気に入り、やってみ、ためし、
失敗し、愛着を持つ…というチャンスを
親が横から奪ってしまわないように気をつけてあげてくださいね


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どうしても自分の子供にはいろんな事を与えすぎてしまいがちです。(物であり、経験であり・・・)
良かれと思ってしてしまう事ですが、子供からしてみれば、「自分自身」を育てる機械を奪われているのですね。
このことを深く心に留めて、これからも子供に接していきたいと思います。
というお言葉にドキッとしました。
先回りしすぎて、これも、あれもと与えたりしがちなので、子どもをよく見てバランスを保つことを心に置いておきたいと思います。
21日の夜にメールを送信したのですが、届いてますでしょうか?
(送受信が集中するとメールがうまく機能しないことがあるというお話しでしたので…)
お忙しいところ、すみません。
届いていないようでしたら、もう一度送ります。
やっぱり、可愛くて何でもしてあげたいと思ってしまいがちです。
今、ちょうど1歳6ヶ月の娘がボタンに興味を持っているので、洋服を着るときにゆっくりとやり方を見せて、本人の気が済むまでやらせてみようと思います。
日常の些細な事にたくさんの学習があるんですね。
私も2歳9ヶ月の男の子の母親ななのですが、つい時間がないから、服のボタンや靴を本人がやると言ってるのに、やってしまったり・・・
色んなチャンスを奪わないように気を付けたいと思います。
先生にご質問なのですが(いつでもいいので取り上げもらえたら)26日のラッタ君の記事で、「お家で、保育所では育てにくいところを補っていくことが大切」とありましたが(話はそれるかもしれないのですが)最近幼稚園も、2年保育でなく3年保育が当たり前になってきました。(4年保育の所もあります)2年でなく3年保育で入園させると、同じように、家で幼稚園で育てにくい所を補って行くような事はあるのでしょうか。(幼稚園は保育園より預ける時間が短いし、3年でも問題はないのか気になりまして・・・)
いつでもかまわないので、また取り上げてもらえたらと思います・
季節の変わり目、体調を崩しがちですが、大事にされてくださいね。
記事、考えさせられました。
うちのRは、2歳9ヶ月で、かなり忙しく毎日を送っています。
ただ、2歳児の特徴なのか、彼の個性なのか、記事とは逆に自我の主張が強すぎて、大丈夫かと思うほどです。
好きなことはするけど、面倒になってきたら、ママして。。絵を描くことはそんなに好きではないみたいで、自ら書くことはほとんど皆無です。
(私がそれほど好きではないからかもしれません
いろいろなことを満遍なく親が遊びで導いてあげなくちゃいけないなぁって最近思います。
ブンのこと記事で取り上げてくださってありがとうございます。
ブンの自我が年齢なりに育っているようなのでうれしいです。
私自身は過干渉ぎみの親だと思います。でも、ブンは赤ちゃんの頃から、口出しされるのが嫌い。
私が口を挟むと赤ちゃんでも怒ってました。最近では、追い払われる時もあります。
たまたまブンの性格に予防されましたが、試行錯誤のチャンスを奪わないように気をつけたいと思います。