年少のAくん。
お姉ちゃんがお家で折り紙で箱を折っていたのを思い出し、
「箱を作るよ」といって折り紙を折り始めました。
ていねいにていねいに、折り目をつけながら折っていたAくん、
途中まで作業して、悩んでいました。
「うーん、うーん」と声が漏れるほど考えて、
「そうだ、こうだった」と意外な方法で解決しました。
四角い紙を切り抜いて、側面にテープで貼り付けたのです。
折り紙としては邪道ですが、いいアイデア。
工作していると、子どもたちは、ふとした瞬間に、形について
飛躍的な理解が進みます。
立体のそれぞれの面に気づいたり、展開図を描くことで、
平面から立体が作れることに気づいたりするんです。
レッスンに来るたびに挑戦しているレイザーメーズという頭脳パズル。
見えないレーザーの進み方を推理するのはまだ難しい様子。
お家でAくんはお姉ちゃんたちとユーフォ―キャッチャー作りをしていたそうです。
でもキャッチャーの部分がどうしてもうまくいかなかったそうです。
それで、教室では3種類のキャッチャーの作り方を伝授しました、
紙箱を使ったもの。ストローを使ったもの。
トイレットペーパーの芯を使ったもの。
どれもまだAくんが全部作るのは難しいのですが、興味津々でした。
↓の写真の一番上のものは、Aくんといっしょに作った虫を捕獲する道具です。
Aくんの大好きな磁石技で、モールでできた虫を捕まえることができます。
ひもを引くとアームが動いて虫をキャッチ。
算数タイムに、数字版に数字を乗せていきました。
Aくんは、「24と42が似ているね。49と46が似ているね」
と言って喜んでいました。