虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

年少さんの「考える、考える」

2019-02-04 15:01:37 | 通常レッスン

年少のAくん。

お姉ちゃんがお家で折り紙で箱を折っていたのを思い出し、

「箱を作るよ」といって折り紙を折り始めました。

ていねいにていねいに、折り目をつけながら折っていたAくん、

途中まで作業して、悩んでいました。

「うーん、うーん」と声が漏れるほど考えて、

「そうだ、こうだった」と意外な方法で解決しました。

四角い紙を切り抜いて、側面にテープで貼り付けたのです。

折り紙としては邪道ですが、いいアイデア。

工作していると、子どもたちは、ふとした瞬間に、形について

飛躍的な理解が進みます。

立体のそれぞれの面に気づいたり、展開図を描くことで、

平面から立体が作れることに気づいたりするんです。

 

レッスンに来るたびに挑戦しているレイザーメーズという頭脳パズル。

見えないレーザーの進み方を推理するのはまだ難しい様子。

 

お家でAくんはお姉ちゃんたちとユーフォ―キャッチャー作りをしていたそうです。

でもキャッチャーの部分がどうしてもうまくいかなかったそうです。

それで、教室では3種類のキャッチャーの作り方を伝授しました、

紙箱を使ったもの。ストローを使ったもの。

トイレットペーパーの芯を使ったもの。

どれもまだAくんが全部作るのは難しいのですが、興味津々でした。

↓の写真の一番上のものは、Aくんといっしょに作った虫を捕獲する道具です。

Aくんの大好きな磁石技で、モールでできた虫を捕まえることができます。

ひもを引くとアームが動いて虫をキャッチ。

 

算数タイムに、数字版に数字を乗せていきました。

Aくんは、「24と42が似ているね。49と46が似ているね」

と言って喜んでいました。


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