虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

子どもの才能に気づく瞬間♪

2008-09-07 12:16:55 | 子どもの個性と学習タイプ
7歳の☆ちゃんと久しぶりにアルゴカードをしようと
していた時です。

☆ちゃんは、カードを取り出しながらはしゃいだ声を上げて、
「わ~すごい、アイデア!」
と何やら発見した様子でした。
「私ね~カードを(まとめて)取り出すのに
逆さまにしたら、チップがバラバラ~ッとなって嫌だな~って思っていたの!!
そしたらさ、見て!横にくぼみがあって、ひっくり返さなくても
取り出せるようになってのよ。
すごいな~すごい考えだな~♪」
「そうよね。よく見つけたね。そうしたちょっとした工夫も
大切な発明のひとつよ。
物のデザインを考える人は、
使う人がどうすればもっと使いやすくなるかをよく考えてるのよ。」
そう説明してから、
☆ちゃんの「こうした物にほどこされた工夫に気づける能力」
「それに感動できる能力」は
ユニバーサルデザインを考えたり、
生活を便利にする発明品を生み出したりするのに必要な才能のように
思えました。

このように子どもの才能にひとつ気づいたら、
その能力がより洗練されたものになるように手助けしてあげるといいですね。

☆ちゃんの場合、
身近にある生活用品のデザインが、どうしてそうした形になったのか
話し合う
図書館で発明コンテストの本を借りてきてあげる
いつも使う道具がもっと便利になる方法を考える
デザイン画やアイデアのまとめ方を教える
周囲の人に自分の考えたことや気づいたことを
きちんとした言葉で伝える方法を教える
といったことをこれから心がけてあげるといいかな?
と思いました。

同じアルゴで遊んだ場合でも、同じ日に6歳の☆ちゃんは、
相手の札を推測する時に、
興奮して目を輝かせて、普段のゲームに見せない熱中振りをしるしていました。
論理的数学的推理能力の優れた子はこういった反応を見せます。

ただ、遊ばせるのではなくて、
遊びを通して子どもの才能を見出すように気をつけることが大切ですね。

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