虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

工作を通してできたお友だち (社会性の発達がゆっくりさん)

2012-06-23 15:45:48 | 自閉症スペクトラム・学習が気がかりな子

前回までの記事の続きは今晩か明日に書きますね。

ユースホステルに来ていただく方の発表は来週中にはさせていただきます。

 

子どもの能力は無限大 1

子どもの能力は無限大 2

子どもの能力は無限大 3

で記事にさせていただいた時は4歳4ヶ月だった★くん。

今は1年生になりました。

人との関わり方はまだぎこちないところもあるけれど、

協力して物を作りあげたり、衝突しそうになっても何とか

我慢したり、話し合って解決したりできるようになってきました。

 

学校生活も普通級でまずまずうまくやっているようです。

学校の先生からは「休憩時間や昼休みにはセロテープや紙で恐竜などを

次々とこしらえていて、

それをきっかけに仲ののいいお友だちができてきました。

工作がとても上手ですね。どこかで習っていたんですか?」

とたずねられたそうです。

何でも学校に図鑑を持っていって、それを見ながら

ちゃっちゃと何かこしらえているようです。

 

今日から1学年上の子たちのグループに参加してもらうことに

なりました。

最初は照れてぐずぐずしながら、「先生、やどかりはぁ?」

と言ってお友だちの方を見ようとしなかったのですが、

やどかり用の迷路作りを提案すると

「ここんところ高くしないと」「それじゃぁ逃げちゃうよ」「こうしようよ」と

初めて会う子らと楽しそうに

会話を交わしながら迷路作りをしていました。

その後は、もって来た『宇宙』の図鑑を見ながら

「土星が作りたい。それから隕石も」と言い出し、お友だちも引っ張り込んで、

惑星作りに燃えていました。

 

学習タイムには漢字の練習と国語の文章題をしました。

しっかり学べました。

ずいぶん落ち着いて責任感が出てきて

うれしい限りでした。

 

 

 

 


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