子どもの認知能力の発達に関する研究がすすんでいます。
新・0歳からに教育 「Newsweek」によると
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赤ちゃんが知性を形づくって統合し、働かせる原動力は「感情」
なのだそうです。
何をどう考えるか、何をいつ言うか、
何をするか…
それらを指令するのは「感情」にほかならないそうです。
幼児が誰かにあいさつすべきかをまなぶとき、
あいさつすべき相手のリストを覚えるわけではありません。
誰かにあってぬくもりや親愛を感じたら
おのずと近づいていきます。
感情を通して、物事を知り、その知識をもとに判断を下し、行動を起こすのです。
数量のように感情とはまるで縁のなさそうな概念さえ、幼児期の感情的な体験が
理解の土台となっているそうです。
3歳児にとっての「いっぱい」は自分が望んだ以上の量があること、
「ちょっぴりは」期待はずれを意味します。
この漠然とした感じが、数の理解へとつながっていくのです。
時間や空間の概念も、
ママを待っているときの心細さ、
ママが車に近づいてくるときのワクワクした気分など
気持ちや感情と切り離せないのだそうです。
生後1ヶ月の乳児も、自分に対する親の反応が遅いか早いか識別できることが
実験でわかっています。
その後も保育者との関係がどんな感情的色合いを帯びていたか、
どんな微妙なやりとりがあったかが、
子どもの人格形成や知的発達に大きな影響を及ぼします。
いつもかわらない愛情を誰かに注がれた経験がなければ、
人との絆を信頼し、深く関わっていくことができないのです。
赤ちゃんは双方向的なやりとりを通じて
自分が働きかけると、変化が起きることを体験します。
それが論理的な思考、因果関係の理解につながるそうです。
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赤ちゃんや幼児は大人とはまったく違う形で
学習するのですね。
「感情」を通して学んでいるとは、不思議ですね。
虹色教室でも、赤ちゃんや幼児が、
うれしい 気持ちいい 楽しい
好き 自分の期待が満たされた 残念だった ゲームに勝った 負けた
心が動かされる出来事を通して、何でも吸収し
知的な成長を遂げていく姿を
いつも見ています。
子どもの「頭脳」に働きかけようと、
「さあ、覚えなさい」と言っても、覚えないわけですね。
幼児は「感情」を通して学ぶ
は脳の研究の大事なキーワードだと思います。
写真では、穴から色が見え隠れするのに「あれ?」っという驚きの気持ちが、
興味につながっています。
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