虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

2~5歳児と楽しむハンドタオル作品つくり 1

2009-02-13 17:42:36 | 通常レッスン
ハンドタオルで作る簡単な作品の作り方を紹介します。

『うさぎさん』

材料はハンドタオル、輪ゴム、あれば黒や茶色のシール少々
です。

何度でも折れるから折り紙よりお得ですね。
覚えておくとお出かけの時も重宝します。

作り方は次回に♪

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あっという間に作れるコンクリートミキサー車

2009-02-13 16:47:29 | レゴ デュプロ ブロック
簡単に作るコンクリートミキサー車の
作り方を紹介します。

ペットボトル小に適当な穴を開け、
切り口を危なくないように布テープでくるみます。
(写真は、アルミのボトルですが、切り口が鋭く危険なので
普通のペットボトルがお勧めです。)
幼い子のために作るときは、小さいプリングルスなどの紙筒で作るのが
一番安全です。

ブロックで車の台をを作って乗せて、
小さなブロックなどを入れてぐるぐる回すと
コンクリートミキサー車の動きが楽しめます。

輪ゴムやひもをつけて自動でまわす仕組みも工夫してくださいね。

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人の人生は遺伝子で決まるの?

2009-02-13 07:53:48 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
先日、テレビで双子の研究を放映していました。
1卵生(もともとは一つの受精卵なので、遺伝子は全く同じ)の双子というのは、別々の親に育てられても
趣味から能力、くせ、人生の歩み方に至るまで
ほとんど変わらなかったりするようです。

毎年たくさんの双子を入学させて、各教科の成績の上がり下がりから、体育などの副教科の能力までデーターとしてたくさん蓄えている学校によると、
一卵性の双子は教科ごとのテストの点も、運動能力の数値も
ほぼいっしょ。
学年等で上がったり下がったりする山まで重なっているそうです。

これって、人が人生でできるようになることや出会うことは
すでに遺伝子で決まっているということ…

この研究でわかったのは、遺伝子の影響が大きい分野と、
後天的に伸ばせる分野があるということです。


たとえば短距離走と長距離走だと、
短距離走は遺伝の影響が大きく1卵性の双子のタイムはほぼいっしょ。
しかし長距離走には差が見られるようです。

また社会科などのほとんどの教科は遺伝の影響が大きく1卵性の双子の成績は似たり寄ったりですが、
数学だけは別で後天的な経験や努力で、能力の差が認められたそうです。

確かに子どもたちの成長を見ていると、幼児から英語教室に通っていた
と言う子のほとんどが、中学の後半には、中学から英語を始めた子と大差がなくなる
のに対し、

子ども時代のブロック遊びなどで身につく空間認識力や
モンテッソーリ教育等で身につく分類し秩序立てる力、数を扱う能力、
二キーチンの積み木教育等で身につく問題にチャレンジし解ききる力

は幼児期の体験が、後々まで脳の使い方そのものに
影響し続けるように思います。

数学は生まれてから後天的に獲得していく部分が
大きいのですね。

また持久走のように
根気や意欲がかかわる分野も
生まれてから身につけることができるようです。

こうした研究を見ていると
子どもに親のコンプレックスを担わせて、
何かをさせるのは失敗のもとですね。
親が苦手なことは子どもも苦手な可能性が大きいですから…。
数学は別ですが…。

それより子どもが自然な成長の中で
自分への信頼感や自信を獲得し、
意欲があふれ、根気よく物に取り組める性質を身につけられるように
支援していくのが一番ですね。

そういう私も以前も書きましたが娘の幼児期、子ども時代を通しての
教育では、自発的にがんばっていく力を育てるより、
いろいろマスターさせることに気持ちを奪われてました。
すると、娘はそれほどがんばらなくてもいろいろできるけど、
(3ヶ月ほどで偏差値を急上昇させたりできます)高校を卒業するころまで、
学ぶこと考えることに
魅力を感じて夢中になる…ということは
ありませんでした。
が、大学受験を前にして、目標を定めて懸命に勉強するようになってきました。
未来志向、目標志向を特徴的な資質とする娘は、
周囲の勧めより高い(時間的に)無茶な目標を定めてがんばり続け、
途中で選択科目を広げすぎたことを反省し、
メインでがんばってきた教科を捨てることとなるなど、不利な受験になってしまいました。
確かに能力はある子だし、私は、遅くはない、人生これから長い…と
どこの大学へ行こうと(まだ決まってません)本人の内側のスイッチが入ったことの方を喜んでるのですが、まだ結果も出てないのに、
「英語はできたけど、政経が思ったほど解けなかった~」という娘の言葉に
ダンナさん怒り心頭です。
私がわが子のことは何もしていない…とブーブー言ってきます。

うちのダンナさんは普段は優しいですが、子どもが失敗したり挫折したりすると、
「あのとき、なぜこ~しなかったんだ~!」と攻める攻める。

息子が灘高を落ちてしまったときも、
えらい剣幕で息子を攻め立てたり馬鹿にしてました

私は人生のどこで、大きな挫折を経験し、乗り越えてもらおうか…
特に娘は成功願望の強い子だから仕事では打たれ強さを発揮してほしい…
どうせ失敗するなら若いうちがいい…と気楽に考えているんですが…ね。

ほとんどに人が、先回りして子どもを失敗させない、挫折させない、
より見栄えのよい経歴をつけてあげることを親の役目としている中で、
子どもの内面だけを見つめて支援していくことは
「何もしていない!」と言われてしまうことのようです。
ダンナさんは念には念を入れ、絶対入れる大学を絞って努力させ、
確実に入れてやることが親の役目だろ~
と考えているらしいです。

そうした一面もあるでしょうが、
やっぱりその子の持って生まれた資質があって、失敗して挫折しても
自分で決めて自分で立ち直るしかない子もいる
というのが私の考えです。
ちなみに娘のストレングスファインダーによる「自分だけの特徴的な資質」は、
次の5つ。

回復志向
(困難に遭遇すると、力を与えられる資質。症状を分析し、何が悪いのかつきとめ、解決策を見出すと言う挑戦を楽しみます。)
未来志向
(あなたは未来に惹きつけられます。より品質の高い製品、より優れたチーム、よりよい生活はいつでもあなたを鼓舞するでしょう)
目標志向
(毎年、毎月、さらに毎週でさえ、あなたは目標を設定します。この目標はあなたの羅針盤となり、優先順位を決定したり、行き先に向かうコースに戻るために
必要な修正をする上で、助けてくれます)
調和性
親密性

おそらく内向感情型…のため、人間関係能力が高いです。
あまりに理論理論した話や複雑すぎる数学の問題には魅力を感じないけど、資格を取ることと、語学が好き。感覚が優れているので、おしゃれやマナーにも気を配れます。私とはずいぶんちがうビジネス向けの資質を持ってる子なのですよ~
そんな子に親が1から10までレールを引いて
無理やり大人に従わせたっていいことない…

と思うのは私だけ…なんでしょうか。(ダンナさんにぶつくさ言われて開き直ってます)
まあ、自由にさせてみて、10年先の結果を見ます

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内向思考型のお母さんが幼児教育をするとすれば…

2009-02-12 14:59:52 | 子どもの個性と学習タイプ
前回の記事にこんなご質問をいただきました。


はじめまして。
いつもブログを拝見させていただいて、子供の取り組みの参考にさせていただいてます。
子供が生まれて、それからコーチングなど色々勉強するうちこの歳になってはじめて自分の気質などわかってきました。
ユングの本などはまだ読んでいないのですが、サイトの分析や論理的な思考をする事など私は内向思考に該当するようです。(感情面も弱いところがあると思います)
先生のブログを参考にはしていますが、なかなか自分のものに取り込めるという段階にはならず四苦八苦しています。これも私の内向思考という部分が子供のする事に直観が働きずらい‥という点もあるのかと今回思いました。
子供に対してあまり感情的にならないようにはしてますが子供に教える点で気をつけるところがあれば、教えていただけますか?


あの性格分析はそれほど正確に測れる内容ではないので、
内向思考型と出ても、内向直感型の思考寄りの方か、
内向感覚型の思考寄りの方である可能性が高いです。
女性の思考型は非常にめずらしいそうなので…。

もし思考型だった場合、感情が弱いというのは
感情的になる…とかいったことでなく、

対象物は気持ちがよいものかどうかを決める力が
弱い

と考えていいと思います。
思考型の人は、やってて楽しいから、気持ちが良いから、
ただやりたいから…
という理由で何かをすることは少ないと思います。
たとえ不快なことでも、自分の能力を上げる価値があるなら
進んでくりかえしたりすると思います。

そのように快不快よりも客観的な価値感や
論理的に解釈できる意味に目が行きがちな思考型の人が
幼児教育をするとき、
成果があがる方法を優先して、脳内のドーパミンが出るような
楽しさを見過ごしてしまうことがよくあるようです。
子どものままごとにどうやってつきあったらいいかわからない…といった
悩みを持たれる方もよくいます。

幼児の教育には、

無駄、ばかばかしさ、受容、未熟さを可愛く感じる心
自分の弱さ、楽しさ、遊び心、子どもっぽさ
たくさんの失敗、急がないこと、論理的過ぎないこと
などが大切です。
幼児と一緒に、水を触ったら楽しいね~と
うなずきあう感覚が大事なんですね。

そうしたヒントを他のタイプの方にもらいながら
子育てするなら、子どもは思考型の人の
知性の恩恵をたくさん受けることができると思います

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立体パズル♪ (2歳半のかいくんのレッスン♪ 一通り 6)

2009-02-12 09:18:42 | 通常レッスン
パズルを選ぶ際、
だんだんピースの数を増やしていくことに気を
取られがちですが、
「~歳の時、パズルが~ピースできた!」とびっくりな経歴を
持っている子が、パズル以外の取り組みでは
さっぱり頭が働かない…ということはよくあります。

直線脳か迂回脳か…というほど
オーバーなものではないでしょうが、
ピースの数のような数値にとらわれず、
立体パズルのように
パズルでついた力を使って別の分野の知能も働かせていく
おもちゃを与えることも大事です。
牛乳パックなどで作れます。

立体パズルは絵合わせそのものは簡単でも、
遊ぶうちに立方体は6面であること、
できないときは回転させて解くこと、
などを学べます。

また、少ない数のパズルに1~6までの数を書いて
さいころを振ってはピースを取ってパズルを作っていく
簡単なゲームも楽しいです。

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機械が好き♪ (2歳半のかいくんのレッスン♪ 一通り 5)

2009-02-12 09:03:45 | 通常レッスン
かいくんと2進法を学ぶおもちゃで遊びました。
2進法を学ぶといっても、
今はめいろをたどって正しい位置に
ボールを誘導することに注目している状態です。

このおもちゃ…もう売っていないそうです。
とても質の良い子どもの知能を高めるおもちゃが
人気がないために次々市場から消えていくのは残念です。

かいくんはスイッチをいじると玉が落ちていく仕掛けに
夢中です。
よく観察しながら道具の操作法を学んだり
推理力を働かしていける手動のおもちゃは
とても少ないのです。
おもちゃを購入する際、子どもを考える楽しさに誘ってくれるかどうかも
考えて、選んでくださいね。

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お母さんの性格タイプと子どもの教育

2009-02-11 16:45:52 | 子どもの個性と学習タイプ
かいくんのレッスンの続きは次回に書きますね。


ブログ内で親しくしている
☆ムスメちゃんのつれづれ育児日記のママさんが、
以前☆性格分析のサイト(
質問がそれほど練られてないので、結果が正確とは言えません)でチェックしてみたら
内向感情型だった…と書いておられました。
その後、

ムスメちゃんの好きなものってよく分からない。。。
というか、パズルでもカードでもモンテでもわたしがこれやってみよう~って誘ったり自発的に触ったものをやるときでもどちらでも楽しそうになんでもそつなくこなしてくれるので特にムスメ自身好きだと思ってくれているのか、、、出来る出来ないは別です。

と記事に書いてあるのを見て、
ムスメちゃんが何でも楽しく取り組むことと、
お母さんが内向感情型というのは大いに関係あるだろうなと感じました。
内向感情型の方の得意とするのは
人間関係能力。

どんな風におもちゃを与えたら、楽しく取り組んでくれるのか
考えなくてもわかってしまうところがあるんですね。

実は私の母もおそらく内向感情型。
猫をかわいがりつつ芸を仕込んで
お座り、お手、待て、くるりんおまわり、棒を飛び越えさせる
などしてました。
母は動物のトレーナーでも何でもないんですが、
ごく普通の雑種の猫が上の芸をちゃんとしてました。
うちの子たちが、実家に行くと、いつもびっくりしつつ呆れるんですが…。

この内向感情型の人に教えられると、勉強も勉強じゃないような…
心が満たされる部分があるので、
内容が何であれ、子どもは「楽しいな♪」という気分になるのだと思います。

私も母に育てられて、勉強は楽しい面白い…という感覚を抱いて
育ちました。
ただこの型の人の欠点も…。もし自分の勉強にコンプレックスがあった場合、
子ども可愛さにたくさん習い事をさせたりする方も…。
うちの母もそうでした。

感情型の人は、思考が苦手なので、勉強以外の場面で
子どもが思考を使おうとすると、この子はややこしい。ごちゃごちゃ言わないで…!!と無意識に思考の働きを抑圧することが
時々あるように感じます。

私は母のおかげで勉強好きに育ったけれど、同時に子ども時代は
思考を使うたびに罪悪感を抱いていました。

うちのダンナさんは、外向感情型なんですが、子どもが思考を使って言い返してくると必ず切れてます。話が長引いて議論になるのが大嫌いなので、
一生懸命自分の意見を言おうとして話が長くなると怒るけど、
生意気な口調なんかはOKみたいです。

でも普段は大らかで優しく勉強を無理強いすることないので、
子どもの学習意欲を高める環境を作るのはうまいです。

自分の弱点さえ把握していれば、感情型の人は
生まれ持っての子育て上手なんですよね。

ブログ内でできたお友達は内向直感型の方が多いです。(私も内向直感型です)
この型のお母さんは、物事の本質を見抜くのがうまいですよね。(自画自賛みたいで恥ずかしいですけど…)
いつでも大事な急所を押さえられるから、
けっこうやってることや、おもちゃは何でもOKみたいな…
100円のトランプがあれば、
30万円の教材と同じ内容の教育ができたりしますよね。
子どもに教えるのはぴったりな型だけど…家事には苦戦している
方も多いかも…。

内向でも外向でも思考型の人は幼児を教えるのには
あまり向いていないけど、(幼児は感情で学ぶので、感情が苦手な思考型の人の教え方はたとえ成果があがっても後々問題を起こすように感じています)
いっしょに家庭にいるだけで、子どもは論理的に考えしゃべるように
なるのではないでしょうか。
このタイプの人は子どもが未完成な幼児のうちは
他のタイプの人の助けを借りつつ、教育していけば
自分の持っている高い思考力の恩恵を子どもにたくさん与えてあげられるのではないでしょうか。

感覚型の人は、生活のあらゆる場面で子どもに
その行動を通してよい見本を見せてあげられると思います。
することのバランスが取れているし、
子どもに考える機会を与えるのも上手だな…と感じます。
ただ感覚型のお家に直感型の子が生まれた場合、
欠点ばかりが目についてつぶしてしまうこともあるようです。

これらは私がこれまで子どもとそのお母さんに会って感じた
だいたいの印象なので、
それほど当てになるものではありません。
実際はもっと複雑でそれぞれ個性的なのだと思います。

でもそうしただいたいの傾向を押さえておくと、
子育ての大事な急所で失敗しないような気がしています。

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