虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

かいくん 2歳8ヶ月 レッスン一通り♪ 5

2009-04-15 18:05:29 | 通常レッスン
動物がとても好きなようなので
紙コップで動物作りをしました。

かいくんは少しはさみで切って
その後びりびりやぶくのがお気に入りです。

破いたものをのりやテープで
紙皿やコップに貼って作品にする遊びをしました。

コップに穴をあけ、ストローを通して
伸びちぢみする首のきりんさん

指を出して歩くまねができるぞうさん。

ぴりぴり破くと
紙が丸まって面白い形になるので
それをぞうの鼻や
でんでんむしや
紙コップ人形の髪の毛などに見立てて作品にすると
楽しいです。
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かいくん 2歳8ヶ月 レッスン一通り♪ 4

2009-04-15 18:01:06 | 通常レッスン
Nゲージで遊んでいたかいくんは
列車よりも働く車やボタンを押すとドアが開く牛丼屋さんのおもちゃの方に
興味がある様子でした。
そこで列車は片付けて
デュプロで建築現場の機械を作って
滑車の動きを体験してもらいました。

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かいくん 2歳8ヶ月 レッスン一通り♪ 3

2009-04-15 17:54:42 | 通常レッスン
かいくんといっしょにNゲージとデュプロで遊びました。

トンネルを作ったり、線路の下を川に見立てて船を往来させたり
しました。

さまざまな視点からものを眺めたり
想像力を広げることを目的とした遊びです。

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かいくん 2歳8ヶ月 レッスン一通り♪ 2

2009-04-15 17:49:24 | 通常レッスン
動物の科学絵本を見ながら、
「ぞうさんはね、お鼻から水をジャーッとして~!」と説明してくれていたかいくんに、ぞうの鼻に見立てたストローで、洗剤を少しだけまぜた水をぶくぶくする
遊びに誘いました。
あぶくがどんどんどんどん生まれてくるので
大人が見ていても面白いです。
幼い子も楽しめる簡単実験です。

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かいくん 2歳8ヶ月 レッスン一通り♪ 1

2009-04-15 07:59:46 | 通常レッスン
赤穂から、かいくんがパパとママといっしょに遊びに来てくれました。
かいくんは働く車が大好きで、
前回のレッスンで働く車の動きをじしゃくやひもで再現して以来、
興味が倍増し、機械の動きを真似る遊びを繰り返していたそうです。

今回はかいくんのそうした働く車の動きが好き♪
という性質が、科学絵本への興味や理科の活動への興味につながったレッスンでした。

氷と雪の世界での白くまの本を読んだあとで、
雪に興味を持っていたかいくんと
人工雪を作って遊びました。
人工雪を作るセット…科学館で350円で買ってきました。
遊んだあとで冷凍庫に入れておくと、さらに雪らしくなりました。(ここしばらく、レッスンに来る子は雪遊びできますよ♪)

かいくんは、ママさんのご実家で本物の雪を体験してきたそうです。
雪にとても興味がある様子でした。

かいくんのママさんから、1歳くらいの子が熱中する穴に何かを突っ込む
遊びをいまだにしたがるのですが…

というご相談を受けました。
かいくんの遊びを見ていると、確かに穴に何かを入れることが好きなようですが、
1歳代の子のそれとはまた別の興味から
していることがわかりました。
今かいくんは、大きい小さい、この穴にこのサイズのものは入るかどうか…
といった大きさを比べたり、サイズについて考えたりする行動が
増えています。
おそらく数の敏感期が近いので、
量や大きさを比べることに
敏感になっているのだろうと感じました。
ですから、かいくんにはもう少し秩序のある
穴に入れて考える道具(ペグ指しなど)を与えてあげると良いように
思いました。

かいくんのレッスンは次回に続きます。

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オーストラリアで暮らしている☆ちゃん、★くんが来てくれました。2

2009-04-14 16:52:45 | 通常レッスン
これが内部の仕掛けです。色画用紙は輪ゴムでブロックに取り付けています。
ペットボトルには大きな穴があいているので、
いったんこの穴で受けて、ペットボトルの口を回すと
取り出し口からガチャポンが出てきます。

途中までははりきっていた☆ちゃんですが、
作品があまりに大掛かりだったので、途中で飽きてしまいました。

それでも完成したあとで、
科学の実験道具が入れた箱
『こまとバネの実験』
『磁石の実験』
『光と影の実験』
の箱をそれぞれ開けて、いろんな実験をするときは
はりきって取り組むことができました。

実はこれらの箱は、虹色教室の科学好きの子たち数名をグループにして
科学クラブを作って楽しむ時間を設けることにしたので、
その準備のために実験の分野ごとに箱に分けて整理したものです。
(2歳児さんにもとても人気です)

☆ちゃん★くんのお母さんは
今このような時代なので、子どもたちの将来のビジョンをどう思い描いたらいいのか迷っている…とおっしゃっていました。
☆ちゃん★くんのお母さんは医師のお仕事をしていらっしゃったそうで、
医師も今やサービス業で、子どもに勧められる仕事ではない…
のだそうです。

今の幼児さんたちの将来…どうなるのでしょうね。
何を目標にがんばっていけばいいのでしょう?

JSレンズーリのこんな言葉を思い出しました。

……学校は、子どもたちに労働者となる準備をさせる工場のいわば原型
となった。そういう面は今日でも重要だが、ポスト産業社会で起こった
変化を見ると、教育の根本を再検討せざるえなくなる。

学校での学習は子どもの創造的な潜在能力を開放して、
たんに社会に参加するだけでなく
社会をつくっていく役割を担えるようにする手段である、
と進歩的な教育学者は考えた。

子ども一人ひとりの潜在能力を引き出し、個性の本質、
つまり広範囲の能力・興味・動機づけ・学習スタイル
を反映するように学習を変えることが重要だと主張された。


学校に今すぐこうしたことを求めていくのは難しいけれど
家庭は、
たんに社会に参加するだけでなく
社会をつくっていく役割を担えるように
子どもをはぐくんでいく場でありたいな…
と思います。

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オーストラリアで暮らしている☆ちゃん、★くんが来てくれました。

2009-04-14 16:36:52 | 通常レッスン
今朝はオーストラリアで暮らしている5歳の☆ちゃん、
2歳の★くんが虹色教室に遊びに来てくれました。

ふたりとも自然に囲まれて暮らしているためか
主体的に自分の頭で考えることができる
しっかりしたお子さんでした。

5歳の☆ちゃんは論理的に考えることが得意なようで、
ピグマリオンの1~2年生ようの難しいレベルの問題も
すんなり解けました。
また記憶力がよく
8枚のカードを記憶する遊びでは
8枚全てを簡単に当てることができました。

課題はお話を作りながら記憶するときに、
ちょっとワンパターンに何でも「食べる」話に結びつけていたことです。
言葉の上で想像力を膨らませる楽しさを
たくさん体験できるようにしてあげるといいと思いました。

☆ちゃんと、ガチャポンの玉が出てくる仕掛けを
デュプロブロックで作りました。

最初はシンプルな玉を入れると出てくる
シンプルな仕掛けのものを作っていたのですが…

「レバーをひねると出てくるしかけのものを作った子がいるよ」と言うと、
☆ちゃんが「作りたい~作りたい~!」と意欲的だったので、
ペットボトルを使った大掛かりなガチャポン作りに変更しました。

☆ちゃん★くんのレッスンは次回に続きます。
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全国学力テストで1位の秋田県の学習法

2009-04-14 08:49:57 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
昨日、娘と本屋に行ったついでに衝動買い…
『できる子は10歳までに作られる』という雑誌を買ってきました。

なぜ秋田県は全国学力第一位なのか?

という特集が組まれていて、
なかなか面白かったからです。

秋田県の取り組みは「家庭学習ノート」という
子どもが自分で考え自分で学ぶ力を身に付けさせることを目的としたノート。

好きなことをやるのもよし
苦手なことをやるのもよし
授業の予習復習でも
自分で決めた課題でもよし

自分で自分に問題を出す

というアバウト~な学習ノート。
かなり以前から秋田県の多くの学校で取り組んでいるのだそうです。

このノート…実は私も(名前こそちがいますが)
小学校の頃、取り組んでました。
私の行っていた学校では、だいたいがこの手の宿題でした。

親にすれば、効率悪いし、子どもが好きなことしかしないし…
何だかやっても意味ないように
感じる方もいるのではないでしょうか?

でもこうした学習法を続けている秋田県は、2007年も2008年も
小学校の全国学力テストで1位となったことを思うと、

小学生のほとんどが○○式などの系統学習の学習塾に低学年から
通っていながら学力が伸び悩んでいる大阪の子どもたちについて

何か間違ってないか、何が間違っているのか…?
と思わずにはいられません。

私は、自由でアバウトである程度、子どもまかせの学習法が、
大人が完全に管理していく学習法より何十倍も子どもの学力を向上させる
秘密は、次の点にあると思います。

子どもは機械ではなくて
創造的な人間なのだ…ということです。

何をさせたか、どれだけさせたか、どこまで他の子よりすすんでいるか、よりも

子ども自身が何がしたいか、何を知りたいか、自分に自信があるか、
自立しているか、
大人の目や管理がなくなっても前向きに学習していこうと意欲を持っているか、
読書をするのんびりした時間があるか、

が断然大事なのです。

それってとても非効率的…!親の不安をあおってくれる学習法でもあるのかも…。

効率的…な学習法といえば、

ちょうど幼児を育てている親御さんが
子どもにスプーン持たせるより、親が口に運んだ方が
早いし、栄養も取れる

子どもが自分で靴下をはくのを待ってるより
親がはかせちゃった方が
すばやく用意できるし、
きちんとはける

と考えてしまうのに似ていますね。

勉強も同じで
今の効率を重視することを続けていると、
「お母さんがしなさいと言うから、先生がしなさいというから勉強する」という
自分がない形で
工場の流れ作業のように勉強をこなしていく癖が
ついてしまうのですね。
そういえば、以前、記事にした東大生に小学校時代についてたずねるアンケートの結果を見ても、のんびりのびのびのアバウト~な家庭教育の子が多かったですよね。

勉強は応援するけど干渉しすぎない
褒めるけど管理しすぎない

が大切なように思います。

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2歳児の敏感期のお仕事♪

2009-04-13 18:28:37 | 通常レッスン
2歳の☆ちゃんが、喜んでしていた作業です。

お皿を皿立てに立てていく~です。

かなり集中してがんばっていました。
この時期の子は、隙間が並んでいるところに、
1つずつ立てていったりすることを好みます。

CDの棚にCDケースを差し込んでいくのもいいですね。


100円グッズで、敏感期のお仕事~10の合成~繰り上がり

2009-04-13 17:21:55 | 100均グッズで学ぶ
100円グッズでいいもの見つけました♪
数年前から、10個のくぼみがあるグッズを探し続けてたんですが、
たいていが6個とか、12個とか…
中途半端な数ばかりだったんです。

製氷皿も毎回チェックしていたんですが、
10個はこれまでずっとなかったんです。

それが新製品の製氷皿が10個穴だったんです!!
すごくうれしいです。

ビー球などを1個ずつ入れていく。

10の合成の学習をする。

買い物ごっこで、おつりの計算をする。

ゲームのときに
10を意識して得点争いができるようにする。

繰り上がり、繰り下がりを学ぶ。

ビー球を入れてから、円を描くように揺すると
ビー玉が回転し続けるので、科学館の玉の実験と似た実験ができる。

など、いろんな場面で活躍します。
100円ショップに行くことがあぅたら、ぜひチェックしてみてくださいね。


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