大人だけの勉強会に参加していただいた方々、どうもありがとうございました。
とても楽しい時間が過せました。
また、お会いしたいですね♪
子ども抜きでの集まりは、初めて体験……
午前の部、午後の部、どちらも心に残る楽しい時間になったものの、
ちょっと反省もありました。
午前は、ゆったり参加者の方の質問や興味に合わせて進行していたため、プログラムの国語についての時間がほとんど取れなかったこと(それで足りない分、ランチをしながらおしゃべりすることに……)
午後はその反省から、まずプログラムを着々と進行してから最後に質問コーナーを設けたので、すべて内容は伝えきったものの、
もう少し、参加者の方々の個性や和気あいあいとおしゃべりする時間も欲しかったかな~と……大人だけの勉強会は3時間くらい余裕が欲しかったです~。2時間はあっという間過ぎました……。でも、ブログでは伝えにくい実践的な方法を、目で見て理解していただけたので満足です。
回を重ねるごと、質をアップさせたいです。
さっそくいただいたROYママさん、 ぞのさんのコメントうれしかったです。ありがとうございます↓
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本日はありがとうございました。
いろんなお話が聞け、あっという間に2時間がたってしまいました。もっとお話がききたかったです。
ちょっと工夫することで、考えることが楽しくなったり、見方が変わったりするんですね。
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今日はありがとうございました。
物事をシンプルに捉えるための視点など、目から鱗が落ちるお話が沢山でした。
ドラえもんの日本旅行ゲームを買って何回か遊んだものの、時間がかかりすぎてだんだん億劫になり、お蔵入りになっているのを思い出しました。
今日は九州特集、とかにすればじっくりその部分だけを丁寧に楽しめると参考になりました。
21世紀こども百科大図解を見ながらの実験も是非やってみたいです。
息子は近ごろ電車と街の工作に集中しているのですが、思うような物が作れずイライラすることもあり、親としてもどうアドバイスしていいやら悩んでいた所だったので、きっといいアイディアの助けになると思います。
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話は変わって……
『脳とコンピューターはどう違うか―究極のコンピュータは意識をもつか』茂木 健一郎 田谷 文彦【著】
講談社
に直感や周辺意識について面白い話が載っていました。
プロの将棋の棋士は、次にさすべき手が、だいたい最初の10秒くらいで
判るそうなのです。
それにも関わらず何時間も考えている場合、何をしているのかというと、
その直感を裏づけているだけなのだそうです。
超高性能のコンピューターには、チェスや将棋などを
プロを負かすほどの力でできるものもあります。
でも、ここにひとつの不思議があるそうです。
超高性能のコンピューターは、、1秒に2億通りもの指し手を読むそうなのです。そんな処理スピードはとても持っていないはずの人間が、
なぜ瞬間的に「次の一手」を考えつくのかと言う謎です。
人間の知能は、周辺意識、全体を洞察する力、直観力といった能力に
ささえられているので、
コンピューターの考える手順とはずいぶん異なるのです。
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またまた話が飛びます~
サジェストペディアという言葉をご存じですか?
1960年代から1990年代にかけてブルガリアで開発された学習理論です。
人間のコミュニケーションにおけるサジェスチョンの働きを
医学的に研究する学問から派生した教授法です。
サジェスチョンとは、
"意識と周辺意識を含む全人格に対して、言語的・非言語的に影響を与え得るすべての刺激およびコミュニカティブ要素"
……とわかるような、わからないような……
たぶん、あらゆる広告産業が探求しているであろう人の心に影響力のある全てを指すのでしょうね。
こうしたサジェストペディアは、超高速記憶テープなどの加速学習の開発につながっていったようです。
くわしく知らないのに、良し悪しの判断はできないけど、
私個人としては、世間で言われている
超高速テープとか、右脳開発とかをあまり信用していなくて、
教材がらみの加速学習にはまったく興味がないのです。
でも、
こうした研究のもとになっている「自由な精神活動と創造性の高揚が、きわめて効率的な学習と精神衛生を同時に達成する」という考え方には、
共感しています。
「人間性を低いレベルに限定するような固定観念」から学習者を解放して、脳本来の学習スタイルである創造的かつ高効率的な学習が自然に起こることを目標とする
サジェストペディアの精神には「いいな~」と感じつつ、
方法というか、やり方は、どうなのかな?
もっと人間的で、真に創造的って言えるような……たとえば、「物作り」などの方が
効果があるんじゃないかと思うのですけど……。
(私の勝手なひとりごとです。)
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脳は本来的に学ぶことを欲しており、学ぶことに喜びをおぼえる。
とか、
周辺意識の情報備蓄が足りないまま意識活動を要求されると、脳はフラストレーションを起こす。
とか、
脳は理論と感情を切り離すことが苦手である。
とか、
脳は変化を好み、機械的な繰り返しを好まない。
とか、
情報処理システムとしての脳は、ホログラフィー構造と階層構造をあわせ持つ。こうした構造では、
処理される情報は、部分と全体が奔放に入れ替わりつつ常に深部の核と交信して統一を保とうとする。
といった、言葉は「そうそう」とどれも納得できることばかりなんです。
そして、
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遊びを交えて、理論と感情、部分と全体の統一の取れたダイナミックバランスの中で行う」というサジェストペディア独特の教育スタイルに到達する。
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という考えも、「すばらしい!」と思うわけだけど、
その先の加速学習の研究が、
何だかちがう気がするのは、私だけなのでしょうか?
部分と全体がダイナミックなバランスを生んで、
言語サジェスチョン「申し出、勧め、誘い、提案、褒め言葉、応援」
非言語サジェスチョン「楽しさ、笑い、人間愛、快適な雰囲気、厳粛なムード、オーセンティックな環境、権威ある作曲家の音楽、有名な画家の絵画、黄金比に代表される美的バランス、コースの一貫性」
が、人の能力を最高の状態に高めるとしたら、
それは高速の音を聞くことなのか、
疑問なのです。
私が思うには、
ダウ゛ィンチやミケランジェロやゲーテが生きていた時代の創造的な雰囲気や、学問や知識や人との交流を愛する気持ちが息づく環境が、
「人間性を低いレベルに限定するような固定観念」から学習者を解放して、脳本来の学習スタイルである創造的かつ高効率的な学習が自然に起こること
というサジェスチョンの目標に近づくことのように
思うのですけど。
う~ん、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
このところマイブームの加速学習関連の話題……
ひとりでぶつくさ……「そうかなぁ……?」とつっこみながら、
読んでいます。
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