歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

人類700万年間の歴史で生き残ったのは、肉食人類のみ。他は滅びた。

2023年04月20日 17時34分46秒 | 世紀末の饗宴

地球上の動物は全て肉食です

それが解らない者は滅びます

 

"草食動物がいる

ではないか”って?

実は草食の牛でも

最終的には原虫(動物)を

消化して栄養を摂っているのです

その理屈が解らない者は滅びる

貴方・牛の消化について研究しましょう

・・・・・

・・・

・・

 

日本でも話題の代替肉、本場米国で人気が突然失速 指摘される意外な理由とは

(写真:中尾由里子/アフロ)

植物を加工して作る「代替肉」の人気が、本場米国で急落している。代替肉は本物の肉より健康や地球環境に優しいとの理由から注目を浴び、ここ数年、市場が急拡大してきた。ところが昨年来、成長がピタリと止まり、関連企業の株価も下がり続けている。代替肉は日本でもSDGs(国連の持続可能な開発目標)などと絡めて話題となっているだけに、米市場の異変は気になるところだ。

最も成功したIPOだったが

「ビヨンド・ミートの株はついに買いか?」――オンライン金融メディア「モトリー・フール」は今月14日、こんな見出しの記事を配信した。

 

ビヨンド・ミートは、エンドウ豆をベースとした代替肉を開発した注目のベンチャー。2019年5月の株式公開(IPO)時には、取引初日の終値が公募価格25ドルの約2.6倍となる65.75ドルまで上昇し、2008年のリーマン・ショック以降、最も成功したIPOとして大きなニュースになった。

 

6月後半に一時200ドルを突破した株価は、その反動からしばらく軟調に推移。しかし、2020年春から新型コロナウイルスが猛威を振るい始めると、再び上昇に転じた。新型コロナの感染拡大の影響で畜産物の流通が滞ったことや、「健康的な食生活をすれば自己免疫力が上がり、コロナに感染しても重症化が防げる」との情報が広がり、健康的なイメージのある代替肉の需要が高まったためだ。

ライバルも苦境

だが、買いは長続きしなかった。2020年末には再び軟調な地合いに転じ、翌2021年夏場頃からはほぼ一本調子に下がり始めた。現在はピーク時の5分の1、4年前の公募価格をも下回る20ドルを切る水準で売買されている。

 

さすがにこの水準では、「ついに買いか」と多くの投資家が考えても不思議ではない。しかし、モトリー・フールの記事の結論は、強い売り推奨を意味する「strong sell」だった。

 

ビヨンド・ミートのライバル、インポッシブル・フーズも市場の突然の逆風に苦しんでいる模様だ。同社は株式非公開のため株価や経営の詳しい実態は不明だが、昨年10月、全従業員の約6%を削減すると発表した。経済ニュース専門のブルームバーグ通信は1月、同社が追加の大規模な人員削減を検討していると伝えた。

 

ビヨンド・ミートも昨年10月、従業員の約20%を削減する計画を明らかにしており、代替肉市場をけん引してきた大手2社がいずれも苦しい状況に追い込まれている現状が鮮明になっている。

環境、健康を売りに急成長

米国で代替肉市場の急成長を後押ししてきた2つのキーワードがある。1つは「環境」。もう1つは「健康」だ。

 

環境面では気候変動問題の影響が大きい。ハリケーンや山火事の被害が年々、大規模になるのに伴い、米国でも地球温暖化に対する市民の関心が急速に高まっている。そうした中、牛のげっぷに含まれるメタンガスが地球温暖化の一因になっていることから、牛肉の消費量を減らすべきだという論調が目立ち始めた。

 

健康面では、世界保健機関(WHO)の専門機関「国際がん研究機関(IARC)」が2015年、牛や豚などの「赤身肉」を「グループ2A」(人に対しておそらく発がん性がある)に分類したことで、一部の米国人の間に、牛肉を食べることへの抵抗感が強まった。

 

では、環境にも健康にもよいはずの代替肉はなぜ突然、人気を失ったのか。米メディアや調査会社の分析をまとめると、いくつかの興味深い要因が見えてくる。

高い、まずい

まず、値段だ。モトリー・フールの記事によると、ビヨンド・ミートの代替牛肉の値段は本物の牛肉の値段に比べて約2倍高い。代替豚肉や代替鶏肉は3~4倍高。それでも初めの頃はあまり気にせず購入する消費者が多かった。だが、最近の物価高で値段を気にする消費者が増え、お金に余裕のない消費者が安い本物の肉にシフトしている。

 

実際、コンサルティング大手デロイトの調査によると、「高くても代替肉を買う」と答えた消費者の割合は、2021年は55%だったが2022年は46%と9ポイントも減った。

 

次に、味だ。最近開発された代替肉は、様々な原料や最新の技術を利用し、見た目も風味も食感も本物の肉に近づいている。だが、それでも本物の肉には及ばないとの評価や感想が目立つ。

 

ただ、これらの要因は企業のコスト削減努力や新たな素材の開発、試行錯誤などで克服できる可能性があるとの指摘が多い。問題は次の2つの要因だ。

宣伝文句に疑念

1つは、環境や健康によいという代替肉の宣伝文句に疑念を抱く消費者が増えていることだ。デロイトの調査によると、代替肉は本物の肉より健康によいと考える消費者の割合は2021年の68%から2022年の60%に低下。環境によりよいと考える消費者も70%から65%に減った。

 

ビヨンド・ミートのホームページによると、同社のハンバーガー用パテの原材料には、水、エンドウ豆タンパク、圧搾キャノーラ油、精製ココナッツオイル、米タンパク、天然香料、ドライイースト、ココアバター、メチルセルロース、ポテトスターチ、塩、塩化カリウム、ビートジュース色素、リンゴ抽出物、ザクロ濃縮物、ヒマワリレシチン、酢、レモン果汁濃縮物が使われ、ビタミンやミネラルとして硫酸亜鉛、ナイアシンアミド、ピリドキシン塩酸塩、シアノコバラミン、パントテン酸カルシウムが添加されている。

 

一方、インポッシブル・フーズの製品は、様々な原材料に加え、拒否感を抱く消費者も多い遺伝子組み換え技術が使われている。

代替肉はウルトラプロセスフード

米主要紙ワシントン・ポストは、代替肉は結局、多くの原材料を混ぜて作った「ウルトラプロセスフード(超加工食品)」だと指摘し、「多くの消費者は、ウルトラプロセスフードに対し、肥満や不健康というネガティブなイメージを抱いている」と、人気失速の原因を指摘した。実際、ウルトラプロセスフードと健康の関連を指摘する研究論文は少なくない。

 

同紙はさらに、次のような興味深い分析も加えている。

 

「代替肉に真っ先に興味を示すのは、環境問題や動物福祉の問題に関心の高い消費者が多い。しかし、そうした消費者は同時に、食べ物に関しては、シンプルな原材料で作った健康的な物を食べたいという気持ちが強い」

 

つまり、代替肉はそもそも売る相手を間違ったか、商品コンセプト自体が最初から失敗だったのではないかというわけだ。

分断国家を象徴する食べ物

2つめの要因は「分断国家」米国ならではの要因だ。

 

米南部テネシー州を拠点とするレストラン・チェー「クラッカー・バレル」は昨年8月、インポッシブル・フーズ社の「インポッシブル・ソーセージ」をメニューに加えるとフェイスブック上で通知した。すると、ビーガンやベジタリアンなどから感謝の声が寄せられる一方、非難の声も殺到し、大炎上状態となった。多くのメディアもこれを報じた。

 

中でも目立ったのは、代替肉やそれを採用する店側を「woke(ウォーク)」とののしる声だ。ウォークはもともと、人種差別や性差別など社会的不公正に対する意識が高い人を指す言葉だが、最近は、保守派がリベラル派を批判したり揶揄したりする際にひんぱんに使われ、米社会の分断ぶりを象徴する言葉となっている。

 

デロイトは、米国の人口の半分を占める代替肉をまったく口にしない人たちに「代替肉を売ることは簡単ではない」と指摘し、理由の1つに、「代替肉をウォークと見るなど、文化的に受け入れられないという態度が見られる」ことをあげている。

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いつになったら気付く? 原因はHPV-16or18の感染。証明すれば貴方はノーベル賞。

2023年04月20日 17時22分01秒 | 西洋医学の崩壊

アルツハイマー病との長い闘い(1)

エーザイと米バイオジェンが共同開発した認知症薬レカネマブの臨床試験の論文作成に関わった。レカネマブが早期アルツハイマー病の進行を抑制したとする試験結果を見て「ほっとした」という。長く研究に携わってきた岩坪教授の目を通して、アルツハイマー病との闘いを振り返ってもらった。

岩坪威(いわつぼ・たけし)氏

岩坪威(いわつぼ・たけし)氏
1984年東京大学医学部卒業、92年薬学部機能病態学教室(寄付講座)客員助教授、98年大学院薬学系研究科臨床薬学教室教授、2007年医学系研究科神経病理学分野教授(現職)。07年に始まったJ-ADNIの主任研究者。20年国立精神・神経医療研究センター神経研究所所長(兼務)。同年から日本認知症学会の理事長。(写真=的野 弘路)

 アルツハイマー病で亡くなった方の脳を解剖すると、「老人斑」と呼ばれるシミと「神経原線維変化」と呼ばれる神経細胞の中にできた塊が見られます。前者はアミロイドβ(Aβ)と呼ばれるたんぱく質の線維が細胞の外に沈着したもので、後者はタウたんぱく質が細胞内に沈着して起こります。Aβとタウのどちらがアルツハイマー病に大きく関わっているのかが長く議論されてきました。

 レカネマブは脳内でAβを取り除く抗体医薬なので、その投与によって進行抑制を臨床試験で示せたことには大きな意義がありました。数多くの製薬企業がAβを取り除く治療を試みてきましたが、ことごとく失敗してきましたから。「Aβ仮説は誤り」と言う人もいましたが、それはAβがアルツハイマー病の原因であるという仮説を、「Aβを標的にしたら治療できる」というところにまでなかなかつなげられなかったためだと思います。

 「Aβ仮説」というのは1992年に英ロンドン大学の准教授だったジョン・ハーディーさん(現教授)がサイエンス誌に発表したのが最初です。彼は91年に家族性アルツハイマー病という、遺伝的にアルツハイマー病を発症する人たちを研究して、原因となる遺伝子の変異を突き止めたと発表しました。それがAβの元になるアミロイド前駆体たんぱく質(APP)の遺伝子だったのです。

 私がアルツハイマー病の研究に関わるようになったのはちょうどその頃です。両親とも医師だったこともあって東京大学医学部に進学し、学生時代には脳解剖学の教室に出入りしていました。卒業後は基礎の研究者ではなく、臨床医になろうと思って神経内科の教室に入ったのですが、博士論文を書く際に基礎の脳研病理学研究室に学内留学し、アルツハイマー病の研究者として著名な井原康夫先生(現名誉教授)の指導を受けることになりました。

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歴史経済波動学と未来予測。忘れているぞ・又日は昇る。

2023年04月20日 14時13分42秒 | 東洋の台頭と西洋の没落
1600年サイクルの巨大な流れは
西欧の黄昏と東洋の台頭であり
過去しか見ない人たちには
来る真の未来は読めない
 
2046年前後に
英米型先進先輩資本主義国は
大崩壊するし、崩壊後数十年は
カオスの世界で徐々に衰退する
 
2059年前後に
仏型も崩壊するので
西欧の有力な資本主義国は
独イタリア・スェーデンのみとなり
全体的にEUは衰退する
 
ロシアは
軍事大国資源大国で
成長はそれなりにあり
西洋の衰退で相対的に浮上する
 
中共は高度成長は終わるが
2180年までは成長を続ける
 
しかし経済大国
日本の軍事大国化で
大陸内部に閉じ込められて
そこそこの大国となる
 
インドは若い
資本主義国なので
日本と協力すれば
日本の覇権国家化の後に
22世紀から超大国化する
 
USAの後継国は日本なのです
忘れてはいけません
その次はインド
・・・・・・・・
・・・
・・
 
 

★世界4大国の未来



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



「リアリズムの神」ミアシャイマーさんは、

「世界に大国は、三つしかない」

と語っています。

すなわち、アメリカ、中国、ロシアです。

「国家ライフサイクル」で見ると、この3国の未来はどう
なのでしょうか?


まず、アメリカ。

私の一冊目の本は、『ボロボロになった覇権国家アメリカ』
です。

2005年発売。

この本の最重要部分を超簡単にいうと、


「アメリカ発の危機が起こって、アメリカは没落する」


です。

実際2008年、アメリカ発で「100年に1度」といわれる危
機が起こりました。

これで、1991年12月のソ連崩壊ではじまった


「アメリカ一極時代」


が終わったのです。

その後、「米中二極時代」がはじまりました。

さて、アメリカは、今後どうなっていくのでしょうか?

私の予測は、「ゆっくり衰退していく」です。


19世紀、イギリスは覇権国家でした。

世界一広大な植民地を持ち、「日の沈まない国」と呼ばれ
ていた。

20世紀、イギリスは、第一次大戦、第二次大戦で勝利しま
した。

しかし、第二次大戦後、世界中の植民地を失い衰退したの
です。


アメリカは、イギリスから覇権を引き継ぎました。

20世紀は、アメリカの世紀。

しかし、19世紀の覇権国家イギリスが、20世紀に衰退した
ように、

20世紀の覇権国家アメリカは、21世紀衰退していきます。



中国。

中国についても、05年出版『ボロボロになった覇権国家ア
メリカ』で書いています。

要点をいえば、


「中国は、08年〜10年に起こる危機を短期間で克服して成
長をつづける。」

「しかし、中国の急成長は、2020年まで。」


です。

実際、08年に危機が起こりました。

そして、中国は、短期間で危機を克服しました。

(ちなみに当時は、08年の北京オリンピック、10年の上
海万博後バブルがはじけ、中国は崩壊するという説が流行
っていました。)


さらに、中国経済の高成長は、2020年頃終わりました。

すべて予測通りなっています。

では、中国は今後、どうなっていくのでしょうか?


まず、中国は2020年、国家ライフサイクルで、高成長の成
長期から低成長の成熟期に移行している。

人口が減少に転じている。

というわけで、「長期衰退トレンド」に入っています。

短期的には、恒大ショックからつづく、不動産バブル崩
壊。

習近平は、経済を奇跡的に成長させたトウ小平ではなく、
毛沢東を目指している。

つまり、経済音痴。

というわけで、長期的にも短期的にも暗いです。



ロシア。

ロシアの国家ライフサイクルについては、2冊目の本


『中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』


(2007年発売)で触れました。

簡単にいうと、ロシアの絶頂期は、ソ連時代でした。

ソ連時代、ロシアは14共和国を直接支配していた。

東欧、中国、北朝鮮、東南アジア諸国、中南米、アフリカ
諸国を共産化させた。


それで私は、「新生ロシアは、超大国に返り咲けない」と
予測しました。

ちなみに当時、ロシア経済は原油高で絶好調。

プーチンは、「ルーブルを世界通貨にする!」などと増長
していたのです。

しかし、今のロシアは、どうでしょう?

ロシアは、国家ライフサイクル的に成長するのが難しい。

さらに、プーチンの「人災」が加わり、急速に影響力を低
下させています。

ウクライナ侵攻前、ロシアは、少なくとも「旧ソ連諸国の
盟主」でした。

しかし、ウクライナ侵攻開始後、旧ソ連諸国がロシアの影
響圏から去っています。

東を見ると、ウクライナ、モルドバが、EUに加盟申請し
ました。

西南を見ると、ジョージアもEUに加盟申請した。

アルメニアは、ロシアを中心とする軍事同盟CSTOから離
脱する方針です。

なぜ?

2022年9月、隣国アゼルバイジャンと戦争状態になりまし
た。

アルメニアは、CSTOのリーダーであるロシアに支援をも
とめた。

ところがプーチンは、アルメニアを助けなかったのです。

アルメニアは激怒して、離脱にむけて動き始めました。


アゼルバイジャンは、ロシアから離れてトルコに接近し
ています。

中央アジア諸国は、ロシアから離れ、中国に接近していま
す。


というわけで、ロシア。

この国は、国家ライフサイクルでピークを過ぎている。

さらに、プーチンの人災で、急速に衰退している。


3国を見ると、いずれも衰退トレンドであることがわかり
ます。


ところで、今回の件名は、


「世界4大国の未来」です。


なぜ3大国ではなく、4大国なのでしょうか?


答えは、「4番目の大国が登場するから」です。

4番目の大国は、インドです。

私はインドについて、2014年発売の


◆『クレムリン・メソッド』

詳細は↓
https://amzn.to/3UOUyRu


で触れました。

あれから9年経ちましたが、予想通りの展開になっていま
す。

インド。

この国の未来は明るいといえます。

なぜでしょうか?

大国の条件は、人口、経済力、軍事力の三つです。


インドは、「すでに人口世界一」という話もあります。

国連は、「今年半ばに世界一になる」としています。

朝日新聞DIGITAL4月20日。



<国連人口基金(UNFPA)は19日、世界人口白書で、
インドの人口が今年半ばの時点で中国を290万人上回り、
世界一になるとの推計を発表した。
人口は14億2860万人になるといい、更なる経済成長
が期待される。>



中国の人口は、2022年から減少に転じました。

一方、インドの人口は、これからも増加しつづけていきま
す。


経済力。

インドは2022年時点で、GDP世界5位です。

しかし、一人当たりGDPは、2379ドルで世界145位。

平均月収はだいたい25000円でしょう。

つまり「かなり貧しい」。

別の言葉で、「人件費が安いので、生産拠点として魅力が
高い」。

あるいは、「ノビシロがものすごい」ともいえます。


一方、中国の一人当たりGDPは、12813ドルで66位。

平均月収は13万8000円ぐらいでしょう。

まだまだ貧しいですが、それでもインドの5.5倍です。

企業や投資家から見ると、「高くて魅力がない」というこ
とでしょう。

インドはこれからも成長つづけ、「世界一の経済大国」に
なる可能性が高いです。


軍事力。

インドの軍事費は2021年時点で、アメリカ、中国に次い
で世界3位です。

経済成長に伴って、インドは軍事費を増やしていく。

アメリカ、中国に並ぶ軍事大国になるのは、間違いない
でしょう。


というわけで、近い将来インドが、アメリカ、中国に並
ぶ大国になっていきます。

しかも、国家ライフサイクルを見ると、この3国の中で、

「インドがもっとも有利」なのです。



世界3大投資家のジム・ロジャーズは、


「19世紀はイギリスの時代。

20世紀はアメリカの時代。

21世紀は中国の時代。」


と主張しています。

しかし、現実には、


「19世紀はイギリスの時代。

20世紀はアメリカの時代。

21世紀はインドの時代。」


となる可能性が高いのです。

●PS1

「北野2023年の予測」について知りたい方は、こちらを
入手してください。

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●PS2

世界のメガトレンドを知りたい方は、北野の新刊をご一
読ください。

日本が戦勝国になるためには、正しいメガトレンドを知
る必要があります。

でないと、ナチスドイツ、ファシズムイタリアについて
負けた第2次世界大戦と同じ敗戦の道を突き進むことに
なるでしょう。


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●●●北野自身の解説動画も参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ztbH6IP4uxM

●●●元陸将・渡部 悦和先生の書評はこちら。

https://rpejournal.com/review_watanabe_yoshikazu.html



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○メールマガジン「【裏】ロシア政治経済ジャーナル」


発行者 北野 幸伯


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末期資本主義・ルールなき世界。 黒幕。

2023年04月20日 09時43分56秒 | 第三次大戦

売り払って儲け

解体して儲け

潰して儲ける

末期資本主義

ルールは無用

お人好し日本人は

最大の顧客

・・・・・

・・・

・・

 

クレディ破綻、金融危機後のルールが機能せず 健全性をどう評価?

スイスのクレディ・スイス・グループは同国のUBSに救済買収された(写真:ロイター)

 先日、筆者の旧知の英国人が、とある英国大手行の支店に新規口座を開設した際の話である。通常であれば即日口座開設なのだが、早くて2カ月月待ちと言われたという。勤務先であるロンドンの金融街シティーの本店に赴けば、所要日数が減るかと思いきや、3カ月待ちと言われてへきえきしたとのことだ。

 米国のシリコンバレー銀行の破綻やスイスのクレディ・スイス・グループの救済買収を契機に、英国でも中小規模の銀行の預金流出が加速している。「寄らば大樹の陰」との考えが加速しているのか、大手行での口座開設が急増しているようだ。欧米での一連の銀行破綻や危機により、金融不安が広がった市場の動揺を鎮めるのに規制当局がてこずっている。

 疑心暗鬼により、次に倒れるのではという懸念を持つ人が多いドイツやフランスの銀行の株価も大きく下落した。米国や欧州連合(EU)では、銀行セクターの貸し出しスタンスが引き締まり、マネー供給が抑えられるため、2023年内に景気後退に陥る可能性すら指摘されている。米連邦準備理事会(FRB)が5月の会合で0.25%ポイントの利上げに留め、年内までに利下げに踏み切り、欧州中央銀行(ECB)も0.25%ポイント利上げした後に、年内は金利を据え置くと市場は織り込み始めている。

スイス特有のバーゼル規制に問題か?

 そもそも欧州の金融機関では10年代前半の欧州債務危機を教訓として、債券投資には金利ヘッジを多用している。このため、シリコンバレー銀行のように金利リスクで破綻するという事態に追い込まれることは想定しづらかった。しかし預金の取り付けによる銀行破綻に、投資家は他にどの銀行が脆弱(ぜいじゃく)な状態にあるか不安を持つようになった。

 投資家の目に留まったのが、ここ数年、一連の不祥事や損失計上、経営陣の刷新や再建計画など、欧州の銀行セクターの中でも問題の多かったクレディ・スイス・グループである。既に22年後半には、SNS(交流サイト)での投稿を発端に、ウェルスマネジメント部門から富裕層が預金を引き揚げ始めていたが、それに歯止めがかからず、預金流出が1日で100億スイスフラン(約1兆4900億円)に達した日もあったと報道された。

 3月16日には、同行の筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンクのフダリ会長(当時)が、「クレディ・スイス・グループの財務状況は健全であり追加支援は不要」と発言したところ、それが「さらなる支援をしない」とのニュアンスで捉えられ、預金流出はさらに加速し、結果的にこの発言が終焉(しゅうえん)を決定づけることとなった(フダリ氏は3月27日に一身上の都合で会長職を辞任)。

 クレディ・スイス・グループの終焉を受け、スイスの大手2行が発行する「偶発転換社債(CoCo債)」と呼ばれる債券に対する信用不安も問題になっている。預金流出が加速するとともに、クレディ・スイス・グループの発行するCoCo債の一種であるAT1(Additional Tier1)債の価格は半値以下に落ち込み、終焉が間近ではとの不安を一層駆り立てた。そもそもスイスでは、(国際規制であるバーゼル3よりもさらに厳格な)独自の国内規制を大手2行に適用しており、「スイス・フィニッシュ(Swiss finish)」と評されてきた。

次ページクレディ・スイスのAT1債170億ドルが無価値に

 

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多分大丈夫、 核を一発落とされれば、さすがの土着日本人も目覚めるでしょう。😅

2023年04月20日 09時36分12秒 | 世界戦国時代

「もはや日本は、
アメリカの同盟国として
相応しくないのではないか」
 
アメリカCATOのレポートに
日本の外交を揺るがす
重大文書が記されていた…

一体、なぜ、アメリカから
日本が名指しで非難を受けたのか?

>続きを見る

 
「改憲勢力で3分の2以上の議席」

衆院選、参院選のたびに、
新聞の一面を飾る、この見出し。

しかし、
なかなか憲法が改正される
機運が高まらない日本。
 
安倍晋三元総理がなんとしてでも
憲法を改正しようと尽力し、
 
あの朝日新聞の調査ですら、
51%が自衛隊の存在明記に賛成している中、
発議すら起きない憲法改正。
(参考:2022年7月18日)

一体、なぜ、改憲勢力にとって
有利な状況であるにも関わらず、
その話が進まないのでしょうか?

その理由は、公の場でも
憲法9条改正に反対とのポーズをとる
組織がいる可能性があるからです…
(*ヒント:左派政党やメディアではありません)

>詳しくはこちら

 

ダイレクト出版 政経部門
パワーゲーム事務局




**********

//日本志塾YouTube学園・おすすめの動画作品//


【インド 独立】
日本で生まれたインド独立の志士
朝子の和歌に込められた真心とは

>動画を視聴する


【日韓合邦】
学校では教えてくれない日韓関係の歴史

>動画を視聴する


【人口減少 少子高齢化】
人口減少・少子高齢化の日本は今後どうなる?

>動画を視聴する


【日露戦争 捕虜 墓地】
日露戦争で捕虜になった墓地を日本人が弔う本当の理由とは

>動画を視聴する

*******

北野幸伯のパワーゲーム事務局
Mission

”日本人を情報戦に強くする”

われわれ日本人は、主に「情報戦」によって
先の大戦に引き摺り込まれ、
敗戦の苦しみを味わいました…

「二度と同じ過ちを繰り返してはいけない」

「あのとき、どうすれば勝てたのか?」

多くの日本国民が、その反省・教訓を知らないせいで、
今、新たに始まった“米中覇権戦争”でも、また負け組に
入るかもしれない岐路に立たされています…

私たち一人一人が、世界の大局を正しく読み解くことで、
厳しい時代でも豊かに暮らしていけるように…

賢い国民が増えることによって、今度こそ、
日本が勝ち組に入り、希望ある日本を次の世代に
受け継いでいくこと…

それこそが、私たちの目的です。

=======================================================
発行者情報:ダイレクト出版・「パワーゲーム」運営事務局
運営:ダイレクト出版株式会社
住所:〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング13F

*このEメールは送信専用アドレスより送信しています。
ご返信いただきましても対応いたしかねます。
お問い合わせはこちらからどうぞ。

https://dpub.jp/contact_forms/input

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現代西欧資本主義は、オブラートに包む能力が抜群。いえば詐欺師集団が黒幕といえよう。

2023年04月20日 09時24分49秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊

【明日4/21(金)23:59で限定オファーが消滅します】

アリストテレス、キケロ、ヘーゲル...
ヒトラー、小泉純一郎、岸田文雄...

偉大な賢人たちから世界・社会を
破壊せんとした指導者たちまで使用。

圧倒的な力を持つため、
使い手によって繁栄にも滅亡にもつながる

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



アナタは覚えていますか?

ブッシュ大統領率いるアメリカが
フセイン大統領が「大量破壊兵器」
隠し持っているとしてイラクに攻撃を仕掛けたことを...


アメリカの本攻撃は「国連安保理の許可を得ない」
武力行使であり、明らかに国連憲章違反でした。

「大量破壊兵器」という脅威を除くという
大義名分で黙認を誘い、強引に断行された戦争だったのです。


しかし、フタを開けてみると、
その「大量破壊兵器」は存在していなかったことが発覚。

では、この戦争の大義とは何だったのか?

じつは、大義などというものは存在せず、
アメリカの薄汚い欲望を満たすためのものだったことが
関係者の発言から明らかになっています。

デビッド・ケイ大量破壊兵器調査団長
「私も含めてみんなが間違っていた。調査活動が85%ほど終了した今、生物・化学兵器が発見される可能性はもうないだろう」

グリーンスパン元FRB議長
「2003年春の米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だった」
「イラク戦争は概ね石油をめぐるものだった」
「誰もが知っている事実を認めることは政治的に不都合なのだ」

ポール・オニール元財務長官
「(ブッシュJr)政権開始当初からイラク戦争の計画はあった」



つまり、「大量破壊兵器」というのは言いがかりに過ぎず、
本当の目的は「中東の石油利権」の確保などだったのです。

また、アメリカにとってフセインが目の上のたんこぶだったのは、
2000年に石油の取引をドルからユーロに行うようにしたこと。

もしそのような国がどんどんと増えれば、
ドルの価値が下がり、アメリカ経済に不利になってしまいます。

もちろん、これだけでは語りきれないくらい、
あの戦争には様々な側面があったのですが、
上記が1つの大きな要因と考えられています。


なお、イラク戦争について、ジョンホプキンズ
大学ブルームバーグ公共衛生大学院の研究では、
「約65万5千人」のイラク人が死亡したと推定。

※東京の江戸川区の人口が69万人、千葉県の船橋市の人口が64万人ほど。
これほど多くの人がアメリカの違反行為で命を落としたのです。

また、2004年のファルージャ総攻撃では、
戦争犯罪である「民間人攻撃」が行われたとされ、
白リン弾や劣化ウラン弾などの残虐兵器が
「民間人の居住地」で「一切の配慮なく」使用され、
おびただしい死者を出したと言われています。


歴史にifはないのはその通りですが、
もし、嘘の大義名分がなければ、
イラク戦争はもっと異なった結果に
なっていたかもしれません。


こんなふうに、今の社会において、
「嘘や欺瞞」「邪論」「プロパガンダ」
あふれるように存在していて...
日々、私たちの判断・行動にたいし、
一定の影響を与えています。

どれだけ賢い知識のある人でも、
気を抜くとコロッと騙されてしまうくらい
「手口が巧妙化」しているのが実情です。



こんなカオスな社会を生き抜くためには、
正しい情報を学び続けるのはもちろんですが、
すべての分野をカバーするのは無理があります。

では、いったいどうすればよいか?



答えはシンプルです。

「嘘や欺瞞」「邪論」「プロパガンダ」の構造を理解し、
それらにたいする免疫力を高めることです。

そうすれば、多少、疎い分野においても
「このメッセージの伝え方をするということは、
 本当かどうかわからないな」と、
その胡散臭さを察知することに繋がります。


また、そうした手口を学ぶということは、
別の良い側面もあります。


それは、自らの「正論」を他者に伝える際、
最も端的に、効率的に伝えることができ、
人を正しい方向へ導く力を持つということです。

「嘘や欺瞞」「邪論」「プロパガンダ」
あふれる今の社会において、
そのような力を正しい方向に使う人が少しでも増えれば、
日本も少しずつではありますが、
良い方向に進んでいけるはずです。



そのような想いで藤井聡先生と共同で制作したのが、
『人を動かす正論の伝え方~譲れない思いを上手に話す技術』
です。

詳しい講座の内容は、
講座紹介ページをご覧いただければと思いますが、
このような構成となっています。



Part1:人を動かすために必要な「方便」の使い方
Part2:少数派から多数派へ!正論の『組み立て方』と『通し方』
Part3:正論を極限まで磨き上げる方法


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追伸)
「独裁者」「殺戮者」のイメージのフセインですが、
実は「家電無料配布」「最新の農機具の配布」
「全国への通信網・電気網の整備」「水利事業」など、
イラクの発展に尽くした大統領でした。

全国規模で読み書き教室を開講し、
イラクの識字率はアラブ諸国で最も高くなり、
ユネスコ賞まで授与されています。

もちろん、だからといってフセインが善人とは言いませんが、
少なくともアメリカの宣伝とは違った人柄だったということはお分かりいただけるかと思います。

「嘘や欺瞞」「邪論」「プロパガンダ」
そしてその手口が巧妙化する社会において、
正しい判断・行動をしていくためには、
それらの構造を学ぶ必要があります。

また、そうした手口を学ぶということは、
別の良い側面もあります。

それは、自らの「正論」を他者に伝える際、
最も端的に、効率的に伝えることができ、
人を正しい方向へ導く力を持つということです。

「嘘や欺瞞」「邪論」「プロパガンダ」
あふれる今の社会において、
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ケトン食療法(超高度糖質制限食)なら末期癌でも治せる。 外科学会論文より 信じるものは救われる。

2023年04月20日 09時06分23秒 | 西洋医学の崩壊

今の病院食は超出鱈目です

病気製造食(糖尿病やフレイル)です

まずタンパク質の圧倒的不足

糖質の圧倒的過剰

 

必須ミネラルである塩分は不足し

グルテン過剰で味も最低

これでは入院は

地獄への善意で

敷き詰められて

いるようなものです

 

病院から抜け出し

毎日グルテンフリー

糖質制限で

刺身や肉料理

卵料理などを

たっぷり食べれば

確実に長生きできます

 

もしケトン食までやれるなら

末期癌でも1/3の患者さんに

奇跡が起こるでしょう

・・・・

・・・

・・

 

NST創成期の思い出

 あれは医師になって5年が過ぎた時でした。

 その当時、“患者さんの栄養管理”の重要性が見直されるようになり、栄養サポートチーム(NST)が各地で立ち上げられ始めた頃の話です。自分の診療科で患者さんの術後合併症に反回神経麻痺に伴う嚥下障害があり、上級医から教えられた中心静脈栄養を漫然と継続する栄養管理に、もっと改善できる点はないかと模索していた私は、TNT(Total Nutrition Therapy)という臨床栄養に関する教育プログラムを受講しました。TNTのプログラムが始まったばかりであったこともあり、その講習を受けた私は異動先の病院でNSTチームへの参加を促されました。その病院もやはりNSTの立ち上げ直後だったため、対象患者さんの紹介もそこまで多くはありませんでしたが、いろいろな栄養障害の患者さんを診察する経験を得ることができました。

 その中に思い出に残る患者さんが1人います。それは腹部の固形癌末期の男性患者さんでした。複数回の腹部手術を受けており、腹部の創部には腸管皮膚瘻が形成されていて、繰り返す創部感染と創傷治癒遅延を認めました。長引く入院生活の影響か食事をとらなくなり、栄養状態の悪化が進行しているとのことでNST紹介となりました。想像に難くないと思いますが、担当看護師より情報を収集し、患者さんを診察してみると嚥下機能には何ら問題なく、食思不振と炎症に伴う継続するタンパク漏出が問題の主因のようでした。

「ほか弁」で病態改善

 本人の訴えは一貫していました。「長期化する入院で何もやる気が起きない、特に味の薄い病院食はもう受け付けない。自分はもう長くないし頑張る必要を感じない」と。

 担当看護師とも話し合いを進めていく中で、本人が食事に対してある希望を持っていることが分かりました。それはもう一度「ほっかほっか亭の弁当」が食べたいということ。入院前に定期的に食べていた好物の弁当があったようです。

 主治医に「ほか弁」を食べることが患者さんの病態や創部に大きな問題を起こさないか確認をとり、ひとまず1回だけとの条件付きで「ほか弁」を食べることの許可を取り付けました。すぐに本人に好きな弁当を選んでもらい奥さんに買ってきてもらうことになりました。後日、担当看護師から、一口一口噛みしめながらとてもおいしそうに食べていたと報告を受けました。その後も1週間に1回の回診を続けましたが、明らかな変化を感じ取ることができました。少しずつですが病院食を再び食べるようになりました。前は拒否していた創処置の仕方を自ら積極的に練習してときどき外泊ができるようにもなりました。それに伴いまったく治らなかった腸管皮膚瘻が少しずつ縮小していきました。

「正しいこと」と「すべきこと」の違い

 栄養状態が改善した時点で、この患者さんはNSTのサポート対象から“卒業”していましたが、最終的には腸管皮膚瘻は完治し、自宅退院ができたと担当看護師から話を聞きました。それから数カ月後、彼が亡くなったという報告を受けましたが、その報告と共に伝え聞いたところでは、彼は亡くなる前、あの時に食べた弁当が生きる気力をくれたと感謝の言葉を残していたそうです。

 われわれはともすれば「医学的に正しいこと」を患者さんに強要しがちになりますが、個々の患者さんにおいて一番望ましい結果を得るために「すべきこと」は、同じではないということを学んだ貴重な経験でした。

 

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