午後から大学へ。昼食は吉野家の牛丼(並、汁多め、生卵付ける)。実に久しぶりである。とくに好物というわけではないが、これまでの吉野屋の苦労を考えると、牛丼の販売再開(ただし時間限定的であるが)を祝して、一度は食べておこうと思っていた。うん、確かに、これが吉野家の牛丼の味である。
戸山図書館の雑誌コーナーに置いてある『文芸』秋号から青山七恵「ひとり日和」をコピーする。今回の芥川賞受賞作である。若い娘と老女が出てくる話のようである。若い男(男の子)と老人の出てくる話は小説でも映画でもよくあるが(この場合、老人は「人生の師」という役割を演じることがほとんどだ)、若い娘と老女の組み合わせは珍しい。どうしてだろう。一度、考えてみるべきテーマかもしれない。
大学は今日が授業期間の最終日。明日から補講期間、そして定期試験期間と続く。しかし、ほとんどの教員は(私も含めて)授業の最終回に教場試験をしてしまって、補講期間と定期試験期間は答案採点週間としている。そうでないと成績簿の提出締切(2月1日)に間に合わないからだ。学生にとってはこの1週間は試験に追われる日々であったことだろう。その代わり実質的な春休みの開始は早まるわけで、それはそれでいいことだと考える学生の方が多いようである。
7限の授業(社会人間系基礎演習4)は最後のグループの報告。ギデンズ『社会学』10章「階級、社会階層、不平等」の担当で、ちょうど「格差社会」ブームだから、聞く方の関心も高く、的を射た質問が多かった。今日も30分の延長。最後に最終回らしく一年間の講評を述べる。すると最前列の席に座っていたNさんが立ち上がって(彼女にうながされて全員が立ち上がって)、「感謝の言葉」を述べ始めたので面食らった。学園ドラマの最終回みたいだ。まさか『仰げば尊し』とか歌い始めるんじゃないだろうなと思っていたら、Nさんがみんなの方を向いて、「何か歌おうか」と言ったので、おい、マジかよと内心あわてたが、結局、一本締めに落ち着いた。来週はコンパである。
戸山図書館の雑誌コーナーに置いてある『文芸』秋号から青山七恵「ひとり日和」をコピーする。今回の芥川賞受賞作である。若い娘と老女が出てくる話のようである。若い男(男の子)と老人の出てくる話は小説でも映画でもよくあるが(この場合、老人は「人生の師」という役割を演じることがほとんどだ)、若い娘と老女の組み合わせは珍しい。どうしてだろう。一度、考えてみるべきテーマかもしれない。
大学は今日が授業期間の最終日。明日から補講期間、そして定期試験期間と続く。しかし、ほとんどの教員は(私も含めて)授業の最終回に教場試験をしてしまって、補講期間と定期試験期間は答案採点週間としている。そうでないと成績簿の提出締切(2月1日)に間に合わないからだ。学生にとってはこの1週間は試験に追われる日々であったことだろう。その代わり実質的な春休みの開始は早まるわけで、それはそれでいいことだと考える学生の方が多いようである。
7限の授業(社会人間系基礎演習4)は最後のグループの報告。ギデンズ『社会学』10章「階級、社会階層、不平等」の担当で、ちょうど「格差社会」ブームだから、聞く方の関心も高く、的を射た質問が多かった。今日も30分の延長。最後に最終回らしく一年間の講評を述べる。すると最前列の席に座っていたNさんが立ち上がって(彼女にうながされて全員が立ち上がって)、「感謝の言葉」を述べ始めたので面食らった。学園ドラマの最終回みたいだ。まさか『仰げば尊し』とか歌い始めるんじゃないだろうなと思っていたら、Nさんがみんなの方を向いて、「何か歌おうか」と言ったので、おい、マジかよと内心あわてたが、結局、一本締めに落ち着いた。来週はコンパである。