嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足2013  奥塩原最深部で湯けむり三昧-3 たびの夕食(爆)

2013-01-07 20:03:16 | 加齢なる遠足(爆)
Detail_title09さあて、「湯荘 白樺」ってのは間違ってもお料理を愉しむ、ですとか、居心地を愉しむ、というタイプのお宿ではございません。「お風呂さはいっで楽しんでけろ~(山形弁ご容赦…新年特別番組「おしん」総集編の影響ですね)」というタイプ。

経営側もそれは心得ておられるようで、2食付の他に朝食付き、素泊りのプランもきっちりHPにもりこんであるあたり、サスガ、というものでございます。こんかいは朝食のみつき、でお願いいたしましたので、夕食にはグンマ名物の「鳥平」のとりめしを持参いたしました。

これね~、グンマでは知らない人はいないのではないか、というくらいな名物弁当。甘辛いタレ味のトリニクを炙った(というよりもタレで煮て、焦げ目つけただけ)のが、ゴハンにのせてあるだけのシンプル極まりないお弁当なのですが、ニッポン人がダイスキなうなぎのタレにも似た味の濃さでもって一度食べたらクセになる味わいがウリ。一度の配達で最大2万食までオッケイ(!)を豪語するだけあってグンマの田舎町では目にすることが多いです。夏になるときっちり味が濃い目に仕立てられていたり、添えられているおしんこの味わいまでがトリとの相性を鑑みて計算されてあるあたり、憎たらしいほどの逸品と申せましょう。マックのハンバーガーにも似た徹底した品質と原価管理(松=売価780円で推定原価28円~39円程度、容器代別)が行き届いているんだが、マックを感じさせない手作り感がなぜか実現されていて秀逸。個人的にはおそらくは人工的に加えられているはずの(秘中の秘)「チャコール感(一部謎)」がキモなのかな、と。

「お品書き」にはトリを中心に、さまざまなココロミがなされているようですが、どっこいこちらのコアはお弁当の「とりめし 松(きつぱり)」。これ以外には買ってはいけない(爆)とまでいえるでしょう(ほんとうか)。じっさい各売店に13時以降に赴いた場合、この「松」のみ売り切れになっている場合が多く、その場合には「竹」などを買うのは禁物(竹はトリニクのモモが含まれていません)。たしか100円安程度なのですが、満足度段違い。カラダにはヨイとはけして申しませんが一度はどうぞ。

このお弁当を高崎ICちかくの工場併設の売店(「松」が万が一品切れの場合でも3分ほどのウエイトで作りたてを買うことができます・・・なんといっても2万食ですから)でゲットしておいて、さらにコストコでエビス1ケース(仕入れっすよ~)と南米の濃い目の赤を1ケース仕入れて(これも仕入れね)那須塩原へ、というわけでございますよ(ヤサイ食べなさいよ)。

以下痔号





加齢なる遠足2013  奥塩原最深部で湯けむり三昧-2

2013-01-07 17:33:13 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07384那須塩原と高速のICでひとくくりにされてしまっているので誤解しやすいのですが、もちろん那須と塩原は別のエリア。

さらにこんかいは塩原温泉というよりも、そこからさらに5kmほど奥まった新湯と呼ばれるエリアにある「湯荘 白樺」に突入でございます。こちらのチェックインはなんと12時~(!)。とことん湯を愉しんでください、とのお宿のメッセージが強く感じられるあたりに共感してしまい、再訪となりました。おひとりさまだろうが、食事なしだろうが大歓迎、というのも助かる~。

なんといっても敷地のすぐ裏が活火山の噴火口ときている(驚愕)レイアウトな関係で(爆)、温泉も新鮮だ、などというレベルぢゃない。それこそ裏の火口から数Mの源泉からエンエン、直接湯船にまで引き込まれた鮮度満点の(ほんとう)80度にもなろうか、というお湯こそがこのお宿のお宝というものです。


Dsc07380温泉とくれば、心配なのが配管(そっちかい)ですが、涸れては蘇り、を現在も繰り返しているのでしょう、すぐにスイッチが可能な樹脂の配管が建物中をのたうちまわっていて美観という点からはギモンですが、お湯が涸れてしまったのではそれこそ立ち行きませんからして合理的。源泉の温度もきっと一定していないはずなのですがそこは湯守のみなさまが必死こいて頑張ってるおかげでこちとらゴクラクでい(爆)。

午後の3時過ぎからは山際な関係で夕暮れの気配。と同時にすぐうえにあるスキー場のお客さまと思しき方々が入浴に来てましたが、いかんせんこちらの浴槽はお世辞にも広いとはいえない。みなさま常連のようで、まよわず内風呂に突入しておられたのですが、露天風呂はガラガラ、というかだあれも見向きもしねえ(爆)。

内風呂とのあいだは距離にして10mほどなのですが、いちいち着替えないとマズイ露天風呂では気温低下がいちぢるしく、この新湯一帯は長野とどっこいか、山頂付近な関係でむしろ寒い!脱衣場のスノコは全面結氷してるし(!)脱衣カゴの棚には積雪とキタ(爆)!!というわけで、今回露天風呂には都合8回ほどつかりましたが(ばか)、毎回貸し切りでございますよ(爆)。

いやあ長野の寒さで鍛えといてよかった~(って、ハダカで鍛えているワケぢゃないっしょ)。粉雪舞う露天風呂!嗚呼、よきかな~・・・以下痔号。


加齢なる遠足2013  奥塩原最深部で湯けむり三昧

2013-01-07 16:57:54 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc07375気がつけば2013年もはや1週間が経過・・・今日はなんと寒の入りでございます(寒)。みなさま、寒中お見舞い申し上げます!!本年もまた、ムラのある更新となることでしょうが、よろしくおつきあいの程をお願い申し上げます。

今年のお正月はのんびりと、とはもちろんゆかずお客さまのお相手でそれはそれは楽しいお仕事の毎日でございました。
名物の(爆)、マダムのNY詣でも、航空運賃が高いいまの時期になど行かず、3月あたりに、ということになって人手がある関係でオシゴトも順調にはかどった、というものですぜ(爆)。

そんななか、お客さまが途切れたここらで一発温泉三昧、というわけで加齢なる遠足2013の第一弾。栃木県の那須塩原温泉へと湯めぐりドライブをば敢行してまいりました。とはいっても朝一の仕事をやっつけたのちに出発。那須塩原に1泊。翌日の夕方までに戻る、という特急旅行でございます。

が、なに那須一帯といっても北関東自動車道が関越道、東北道に接続済みなおかげで、フツーに走っても2時間ちょぼの距離。それこそドイツの車にとりましてはたとえポロクラスでも、はっきりいって日帰り圏。那須塩原には去年の初夏に出向いておりますので、「湯めぐり」目的とはいえ、あちこち寄らずに顧客yosshieさんのブログで紹介されているこちらに寄らせていただき、楽しんで参りました・・・詳細次号。