嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽2014 春を前にブーツを履き倒しておく

2014-03-09 15:13:30 | 履き道楽
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低温傾向が強く、ちぢこまっていたのですが、やはりさすがに3月。日差しが違う!

というわけで、いよいよ春の予感を感じましたので、先週から今シーズンもお世話になりっぱなしだったブーツを履き倒しては、しまう前のお手入れをまとめて行っております。

画像はジョンロブのデビーdebee。手元にやってきてからは早いもので13年ほど経ちましたが、ここへきてようやくなじんできたかな?とそれくらい慣らしに時間がかかる難物でございます。

8895というラスト(木型)は当時としてもロングノーズ+スクウエアトゥで、非常にスマート。
足形にもぴったり合って、履くと非常に気持ちのよいフィッティングだったのですが、返りが悪いダブルソール(靴底の革を2枚重ねにして、防水性能を上げた仕様)が、かなりな難物。

できるだけ雨の日などにも出動させたり、2006年のパリ詣での折にも、7日間ほど履き続けたりして、執拗にならしてきたつもりなのですが、やはり頑固ですた。さすが英国産のブーツですよ。

クリームだけで仕上げているのは相変わらずなのですが、5年程塗り込み続けてきた、レッドのクリームが定着してきたようで、なかなか味わい深い仕上がり。
最新型のウイリアムⅡと呼ばれる、ツインバックルのモデルに取って代わられてしまい、いまや廃盤になってしまったモデルですが、このあたりも実はジョンロブらしいスタイル。よいものはどんどんモダナイズさせて、アップデートを怠らない、という企業姿勢がみえてよし!
「や ら と」の主力商品、黒砂糖羊羹は実にこの手法でもって、いまだにトップセールスを維持しているとのことです。

このどこか凄みを帯びた外観は10年経過したジョンロブの靴には、共通してみられる美点。仮に最新型のウィリアム2ブーツを履いたお方が山手線の隣に座ったといたしますと、その差がみえて楽しいんだが、と妄想果てしなく(爆)。

そろそろアンクルブーツをもう一足、といい始めてすでに5年ほどが経ちましたが(爆)、次の標的はdeauvilleに決定(あ、決めただけです)!なんとかならないかなあ(とほひめ)。



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