さて、亡き落合正勝先生は、著書「こだわりの服装術」のなかで、こうおっしゃいました。
曰く、「しまい込んで、使わないモノは、持っていないのと同じである」と!
ううむ、けだし名言。
これはクルマしかり、時計、靴、服、等々、身の回りの品すべてにおいていえることで、膝を打つしかないわけですが、このお言葉にしたがい、この年度末の空気を利用して、毎晩PCに向かい、週末の深夜を中心に、使用頻度の少ない物品を中心に出品の嵐でございました!
おかげさまで、私をアラート登録してくださる方も何人か出現(爆)。スーツや、靴、80年代の懐かしい品々は、かなり片付いて参りますた。
今年の断捨離では、特に靴関連に大鉈が振るわれて、画像のバガテルさまや一連のベルルッティ軍団もその刃にかかったわけですが(涙)、ナニゴトも経験。
所有してみて初めて理解できる世界もあるわけで、ハタで眺めるだけで、ああだこうだいうのとは違う。
いわゆる別世界に、身銭を切って身を置いてみるのもなにかの役には立つと考えておりますので、結果オーライであると理解しております。
が、売るだけでは終了せず、新たなる地平を求めて、可能ならば階段を登ってしまふ、というのもまた、私のサガ。
というわけでブツヨク果てしなく。そう、まったく断捨離とは無縁ですな(爆)。
このあたり、さらに履き道楽方面で語りたいと思いますが、いかんせんそろそろ春のお客様ラッシュがやってくる模様。今年度はどのような出会いがあるのでしょうか、いまから楽しみでございます。