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リコールとなった、DSG関連の整備は無事に終了。オイルと、コンピュータの書き換えだ、ということでしたが、どちらかといえば、オイルはオマケでしょうなあ。
コンピュータのマップの書き換えは、内容不明。巷では3万キロ前後でジャダーが出ちゃう、という悪評高いこの1.2+7DSGですが、今後が見ものでございます。
現状では、非常にキモチのよいミッションで、制御も細かく、1.2ターボの極端なフラットトルクを生かして、現行ポロよりも180kg重いといわれているボディをグイグイ引っ張ってくださる。
ドライブ、と呼べるような遠出はほぼなく、せいぜいが20km未満の使いっ走り。油温、水温ともに上がらないうちに止められるのも数知れず、という非常に過酷な使い方でございます。
したがって、距離も伸びていないのですが、だからこそのトクイチオートの新車整備が効いてくる。
ここへきて、なんというか低速でのアクセルのツキがよい。街中でよくある、20kmh未満での、アクセルペダルに足を乗せた状態での徐行、一定速度を維持しつつも加速するかどうか、というビミョーな状態でのアクセルレスポンスをツキと呼びますが、ここがやりやすくて、キモチがよい。
クルマのパフォーマンス、というときに世間一般ではやれパワーがどうの、コーナリングがどうのとなりそうになりますが、なものニッポン、特に本州のこの劣悪な道路環境では意味がない。瞬間芸を論じてみたところで、1%に満たないそんな状況を論じてみても、割合からいって意味が薄いわけです。
論じるべきはこのような日常のシーンでいかに動かすか。そのあたりに気がついてクルマに接すると新たな地平がみえてくるぞ、と感じ入る昨今。
とまあ、きょうびのエコカーに乗ると、このようなつまらない意見しか出てこなくなっちゃうのが誠にアレなのですが、それでもまだ低速のキモチ良さを演出できているB子さんのような個体は立派。
あとはドライバーがどう楽しむか、というのが求められている気がしてなりません。