今年のお正月は例年にも増して、穏やかに推移しております。晴天率が非常に高く、気温も高め。雪がちらついたり、ってのもなくはないが、路面はドライなまま・・・個人的にはシゴトが毎日あるので、お正月とはいえそうそうノンビリとはしていられないのですが、道路はいつになくまばら・・・なので、陽射しがある午後イチ位にはボクスターに乗り出す習慣がついてしまっている~(感涙にむせぶ)。
きょうびのクルマでは、なんといっても避けたいのがバッテリーの劣化でございます。うちのポロの例で申しますと、新車から搭載されていたバッテリーが「ようやく」交換されたのは98000km時・・・や、細々使い続けて、というのではありません。キビシーので有名なトクイチのバッテリーテストをクリヤーし続けたうえで、というわけですからホンモノ。98000km時でもまだ余裕があった、というから驚くでわありませんか。テクノワイヤリングの成果である、というわけですが、これには日常の使い方が効いていたのはいうまでもありません。なんといっても乗り出し頻度が高く、その都度容赦なく踏まれる、というある意味本国の使い方だったのも奏功したか。バッテリーが元気なクルマのマフラー出口はカラカラに乾いて白く焼けてくるのが常ですが、ポロの場合はまさにそれ。現状ではボッシュのシルバーが積まれておりますが、今度のこれはライン装着のコスト優先のそれではありませんから、さらに状態は良いはず。おかげさまで距離110000kmにちかづいた昨今でも状態は変わりない、どころかむしろ上向き(ほんとうです)。
世間イパーンの常識からはかけ離れた交換サイクルだとおもわれることでしょうが、事実です。トクイチオート整備車ではむしろあたりまえ。
が、ここでただひとつモンダイになるのがオーナーの使い方。月一程度のエンジン始動ではさすがにきついというものです。せっかく万全のお手入れがなされているのですから、やはり「通電」させて、良質のデンキをクルマ全体に流し込んでやる、このイメーヂが大切。というわけで、ボクスター君にはほぼ2日にいっぺんは通電を行い、走行しながらの入念なウォームアップを重ねております。朝方の気温は当然のようにマイナス5度以下。強い冬型ですとマイナス15度というのもザラですからして、バッテリーには過酷な条件でしょう。が、まあ本国なみか。各ギヤで全負荷を与えるような使い方ができればよいのですが、なかなか。それでも2、3、4あたりにはだいぶアタリがついてきた印象。暖気後の、乗り合いバスそっくりのギヤノイズが圧倒的に小さくなったのはある意味成果といえるでしょうか、以下痔号。
画像はつい昨日の「立科リンゴロード」にて。蓼科山麓の村でも路面はドライなまま。温暖化いちぢるしい昨今、12月はこんなものです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。