嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ジュネーヴで新型TT発表!

2014-03-06 19:04:33 | 
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3月にはいった、と思ったらイキナリ冬将軍到来。しかも今回は長期滞在らしいぞ(涙)。

今年の冬は、特に長く感じる。11月の中旬に鳴子温泉で大雪の洗礼を受けてからこちら、ひたすら低温にまみれている今シーズン。が、ほぼ毎日続けているウォーキングの効果でしょうか、風邪をひいた、というのがいっぺんもない。
体温調節が、非常にうまくなっているおかげだと思われますが、○○は風邪ひかない、という言い伝え通りですぜ(爆)。

そんななかジュネーヴショウで新型TTリリースだって。
なんだかものすごくいぢわるそうなマスクに、先代ゆずりのインパクトのうっすーい、平板なボディが相変わらずかぶせてある。

こんなのはいっそ、A3クーペと名乗らせて、これはこれ、ということにしておいて、TTは変わりました!R8までゆかない価格レンジで売れるミッドシップに変身いたします。グループ内のポルシェからボクスターシャーシを譲り受けて、R6=TT=750万円、となれば俄然燃えるんだが(買えないぢゃないか)。

対ケイマンということになれば、お得意のRSのバッジでも貼って、800~900でも売れるわけだから、ショーバイ的にもよいと思うんだが。

とりあえず、中にゴルフが入っている、というのはそろそろ終わりにしておいたほうがよいと思う昨今。って、そんな訳にはもちろんゆかない(きつぱり)。

今回のは、ウインドウグラフィックに対ケイマン、というのがにじみ出ていてヨイ。ゴルフでもここまでやれる、というのを見せてやってほしいが、どこまでいっても乗用車ベース、というのもみえちゃってイタい。だいいち、同じグループ内で対決してどうする(爆)。

R8ないしは911コンプレックスもよいが、それ以前にいつまでたってもゴルフクーペの汚名は返上できない。できればベースシャーシの改変が一番効くと見た。
ここは、いっちょMQBを次期ボクスターケイマンに、嫌がるのを無理矢理落とし込む(爆)に一票(無茶苦茶)!

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画像は、正規発表前のコンセプト2リットルで420hpだって(驚愕)。ノーマルのクーペも細部をのぞいて、この造形。ほぼこのままのカタチで出てきちゃいましたけれど、なんだか新型の発表だ、ときいても全然わくわくしないね~。情報過多も善し悪し。本当につまらない時代だが、そこを面白がれないと、置いていかれちゃうのかな(心配しなくてもとっくに置いていかれてるから)。

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YouTube: Der Audi TT






次はこちらも磨いておく(爆)

2014-03-04 19:41:35 | 履き道楽
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画像はPaul Smith x John Lobbの一足。おもに屋内で履き倒しているのはよいのですが、ヒールやトゥはすでにキズだらけ。ワックスの厚塗りを施してある関係で、実は本体にはほとんどダメージがないのは幸いか。

が、ここへきてマイブームは皮本来の質感を生かした、マットな仕上げ。

先日、ジョンロブ2010をマットに仕上げたところが異様な迫力を帯びるようになって、革そのものの質感を味わえるようになったのが非常に新鮮で、この一足も、と考えて仕上げてみますた。ツヤはあくまでもオマケ。出たら出たで仕方ないか、くらいな扱い。

思い起こせば、この道にはいったのは小学校4年の秋(爆)。誕生日に母が買ってくれたブラックの革のローファーを、赤い靴墨で磨き上げて、その色調の変化を喜んでいた、というからタダモノではない(実話です)。

しばらくは、というかごく最近まで靴は光らせてなんぼ、という観念に取り憑かれていたのですが、一連のベルルッティやジョンロブの「作品」が使っているレベルを体験するにつけ、素材本来のツヤ、のようなことに目覚めたのは大きな財産というものです。

一足ごとに違う革の質はいかんともしがたいのですが、こうなるとお手入れするに足る一足を、というわけで、また買いたくなっちゃうんだよな~(真鴨)。

画像は、とことんマットに仕上げたつもりが、結局ツヤが出ちゃった、の図。でも、このモデルのミュージアムカーフは、各パーツごとに革の質感が違うせいで、ぜんたいの統一感には欠ける。
たとえツヤが出ても、印象はバラバラな感じで、上級グレードにある凄みのようなものは皆無。せっかくのジョンロブとしてはまことに惜しい。国産でゆくと4万円弱くらいのレベルでしかない。

パーツの寄せ集め、という感じ。クヤシかったら、カネだしな、とまことに非情な世界ですが、いたしかたない。
階級社会の産物である、と認識する瞬間です。パープルに染めたミュージアムカーフはたしかに空前絶後で、そこはよいのですが、こういうのはやはり、満足度からゆくと、対価格比で、高い買い物だったということになるんすよね~。

あ、もちろんジョンロブ限定でのお話です。他の靴で、こんなゼータクいってたらぶっとばされる、って(爆)。

クルマと違って、置き場所には困らないからいいんですが、こうなりゃMTOでプレステージラインか、ということになって、どんどんハマる、仕掛けになっている。
誰かに見せびらかすものではない、あくまでも自己満の世界なだけに重要なポイント。今後のクツ選びに役立てるといたしましょう(まだ買うのかい)。

第2次大戦の立役者とされたロシアのスパイが、死の床についたところで、ハタと起き上がり、ジョンロブに注文を入れまくったそうな。
出来上がりまでに、自分は死んでしまうのは明白ながら、死にゆく今もジョンロブで自分の靴が作られているのだと思いたかったのだ、という伝説がまことしやかに語り継がれておりますが、なーんか、そのキモチ、わかる気がする(こちらも別の意味でビョーキですな)。



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トクイチオートの初代ステッカー発掘!

2014-03-03 19:21:29 | 
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三寒四温とは、まさに言い得て妙、といいたいところですが、こちら信州の今頃では、六寒一温がせいぜい。

今日の最高気温3度。ええい、ままよ。というわけで、かねてより懸案のB子さんの洗車に挑みます(爆)。

だってー、新規導入のコーティング剤なんて、去年の暮れから準備しているわけですし、使いたくてうずうずしているわけで、気温プラス、となったらもう矢も楯もたまらず、というわけですよ。

ミニバン並みに高いB子さんのルーフはなかなかなテクニックを要する箇所ですが、なにテキトーでよい。とりあえずは先日来こびりついた、泥を搔き落としてスッキリさせます。

コーティングはシュアラスターのゼロウォーターのドロップのほう。水滴を積極的につくって撥水させるタイプですが、悪くない。この価格帯では、使ってカンドー、というレベルとは無縁ですが、普段使いの道具にはちょうどよいか。

この上にプレミヤムというグレードがあるのですが、そいつはボクスターに施行して、ものすごい結果が出ております。なんというか、厚みのあるガラス(一部謎)。1ccあたりの単価で4倍近くいっちゃうわけですから、当たり前、ということもできますが、趣味クルマにはちょうどよいのか。

仕上げには、これっす!

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マニヤ垂涎!!トクイチオートのステッカーのオリジナルバージョンのデッドストックだぁ~!
てっきりなくした、と思って諦めていたのですが、本棚の整理をしているうちに発掘されてしまったのですた!

当時は、このようにBOSCH TUNE UP との2枚組で配られておりましたが、クルマのコンディションを味わうにつけ、これか~、といって感動していたものです。

ジェトロニックの時代から使われているボッシュチューンナップのドイツオリジナルバージョンは、後続車からは神社のお祓いステッカーみたいにみえちゃう配色が玉に瑕だが、なに根本的に意味が違うって(完全意味明瞭)!

トクイチオートのネーム入りのほうにはVWのロゴマークまではいっているぞ(感涙)!

ちなみに画像では、かろうじて判別が可能ですが、マフラー出口が白く焼けているのに注意!
納車直後には真っ黒いすすがこびりついていたのがウソのよう。
だからどうした、ということもできますが、きっちり燃えているクルマってのはキモチがよいものです、はい!
サスペンションのなじみがそろそろ進んできているようで、いなしが上手になってきております。

というわけで、ようやくあらゆる方面から仕上がりつつある、B子さん。はぁ~、気が済んだ(爆)。

すっぴんのまま、汚れがつきまくるのはやはりミガキヲタとしてはつらいんすよね~。せめて、膜をひとつくらい作っておく、というのはマナーの範疇と思う昨今(そうか)。





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あっ、ちなみにナンバーは911ではありませんよ!コンプレックス丸出しだからね(爆)。そもそものナンバーが非常にビミョーなやつだったので、そのままオリジナル保存でございます!