黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

幼稚園の卒園式とひょうたん。

2007-03-16 14:56:43 | Weblog
地元の幼稚園の卒園式に出席。正式には「修了式」と呼ぶらしい。公教育の世界は奥深いから、「卒園と呼ぶべきではない」という高遠な理由があるのかもしれんぞ。卒は脳卒中のソツだとか、いや兵卒のソツだからアジア諸国の不興を買うとか。ま、卒園式ですけど。自治会の役員をしているので、お招きいただきました。やぁ、小さい小さい。普段は塾の教室で中学生を相手に四苦八苦、獅子奮迅、七転八倒、艱難辛苦の日々ですから。幼稚園の子どもたちは本当に小さいのだなぁ。名前を呼ばれたら大きな声で「はいっ!」と返事をしていました。張り切って壇上へ上がって、園長先生から卒園の証書をいただき、くるりっと振り向く。緊張していたり、嬉しそうに笑っていたり。お母さんの方へ手を振る子もいました。可愛い姿でした。この段階では、よい子率100%ですね。元気な小学生になることでしょう。こっちまでニコニコしてしまう。
気になったのは、司会の人が「礼をしましょう」を「お礼をしましょう」と言うこと。「礼」「お礼」は少しニュアンスが違うのじゃないか。何回も「お礼をしましょう」と言われるから、ちょっと変だった。
この幼稚園では、近所の人に指導で瓢箪(ひょうたん)を作るらしい。種をまいて、育てて、収穫。それを飾り物に加工する。これは面白いなぁ。こういうことは全国的に取り組んだらいい。ひょうたんが卒園の記念品。しぶい。思い出が詰まっている宝のひょうたんです。小学校の遠足には、水筒として持っていく。大人になって、あのひょうたんに酒を入れる。
卒園おめでとうございます。みなさんんお「ひょっこりひょうたん島」が動き出す春ですね。進めー、ひょっこりひょうたん島。
おうみ塾では、春の教育セミナーの打ち合わせ。新しく教室長に就任した若い先生たちと、鼎先生、樋口先生、山口先生、横田先生。「何を伝えていくか」という勉強会と、挨拶の練習でした。お愛想ばっかり上手にできなくてもいいから、しっかりと情報を伝えるべし。そういうことでした。
今日の写真は、八幡桜ノ宮教室。太田先生が中3数学の授業をしています。「おっ。昔の太田先生ならここらで一発怒鳴って気合いを入れているシーンだな」と思っても、終始ニコニコと「仏の太田」でした。ま、新年度の授業が始まったばかりですからね。この後は、いよいよ手強い「因数分解」へ突入します。さて、太田先生は笑顔のままで走り抜けるでしょうか。

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