黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

クエと柿の木。いきなり小学校6年生の国語でした。

2007-03-20 20:48:31 | Weblog
K先生が病欠。「今日ヒマな人は誰かなー」ということで、私。膳所教室で小学校6年生の国語を担当しました。これが学校ならば「今日は先生が休んだから、運動場でソフトボールをしましょう」とか「自習です。教頭先生が見回りにきますから、良い子でネ」で済ませることも可能ですけど、塾の場合には時間割は絶対です。で、晴れて私が。生徒たちは驚いたでしょうね。いきなり私ですから。
テキストの文章が、これが泣けました。クエに父親を殺された少年が、たくましい漁師になって巨大なクエと出会う話。立松和平の文でした。クエを殺さないのです。もう一つは結核で母親を亡くした子が、天国の母に会おうとして柿の木から落ちる話。悲しい話でした。子どもたちの中には「この子、アホやなぁ」などと言っていた子もおりましたが、悲しさを受け止めきれなくて、それで冗談を言ってしまうのではなかろうか。
国語という学問は、教材の影響が大きい。テキストには良い文がたくさん載っているからね。国語は学問のオアシスなのです。
今日の写真は、連続で甲西教室。生徒たちはさわやかな青春の服装。文武両道のおうみ塾です。小野先生はハンサムな青年コーチですね。
V,I,C,T,O,R,Y。サインはV!

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