黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

西大津教室で、星に願いを。

2007-07-06 15:33:11 | Weblog
暑いからロマンチックに。九州と四国は雨が降っているらしい。九州では迷惑、四国ではチェ・ジウ、もとい、干天の慈雨。この辺は晴れている。
久々に西大津教室へ。西川先生の顔を見に行ったのに、なぜか山口先生がいた。残念だった?いいえ、西川先生もちゃーんといましたです。
中2の数学を飛び入り担当しました。一次関数の初回。で、ここでウンチクを。ヌンチャクじゃないですよ。
一次関数とは一方の数を決めれば他方が決まるという関係にある2数で、次数が…という抽象的な概念は、これは中学生には非常に難しい。テキストに「ポイント」と書かれていて、ていねいに説明してあっても、それは「大人用の丁寧な説明」でありまして、中学生には理解しがたいのです。
そこで、私は説明の部分は軽~くすっ飛ばして、いきなり問題に突進します。その後で最初に戻って「一次関数とはウンヌンで…」というところを解説する。
学問というのは、具体的な多くの事象から抽象的なものを引き出して、次に抽象的な定理や公式を具体的なところに適用する。この繰り返しです。子どもたちには具体的なところを先に見せる方が理解しやすいように思います。帰納法が先。コホン。つまり先発はイギリス式経験主義で、2番手がドイツ的観念論?
西大津教室には七夕の飾りがありました。笹竹ではなかったけど、まあいいでしょう。ちょっとクリスマス風のアレンジで。少年少女諸君の願いが短冊に書かれていて、微笑ましい。願いがかなうといいですね。写真は、その七夕の飾りです。



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