黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

それ行け、やれ行け。でも健康第一で。

2008-01-27 12:03:17 | Weblog
朝から雪。積もらないのが欠点です。冬なのだから一度ぐらいは「ギョッギュッと雪を踏みしめて」というシーンを経験しないと。県内の私立高校の入試の日に積もることが多い。比叡山高校の坂で、まるで映画「八甲田山」の北大路欣哉のように雪の中で立ち続けたこともありました。光泉高校へ、雪道をツルツル滑りながら行ったこともありました。滋賀女子高校の坂道で苦労したことも。今年はどうかな。入試の日が雪というのは、多少不便ではあるけれども風景としては正しく、美しい。風情がある。
県内の私立高校に続いて、県立高校の倍率も発表。ただし、まだまだ今の時期の数字は人気投票。それでも、膳所高校の理数科が定員を下回っている。ここの理数科は「学区制度にすきま風を入れる」というのが狙いだったのが、今は全県一区になってしまって、目的喪失。中3の段階で理系か文系かを決めさせるのは無理。そもそも膳所高校は理系を選ぶ生徒が多いから、わざわざ理数科を置く必要もなさそう。おまけに、理数科はコース変更ができない制度になっていて、要するに何のメリットも無い。意地を張らずに、やめてしまえばいいのに。それで、置くなら石山高校か東大津高校へ。一度作ったものはなかなかやめないのが役所の癖なんだろうけれども、理数科については特段の『利権』も無いだろうし。それとも、理数科科長ポストなどがあるのだろうか。聞いたこと無いですけど。
生徒が「理数科が定員割れだから、膳所高を受けようか」と。そんなに甘い話はありませーん。そんなことを考えるヒマがあったら、真っ正面から勉強しなさーい。
写真は栗東教室のY先生の数学。黒板にきれいな図を書いていました。大型の黒板用コンパスがあるけれども、黒板に針をブスッと刺すわけにもいかないので難しいのですよ。ツルリンと滑って、なかなかきれいな円が描けないものです。Y先生、見事なり。

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