

















酒井順子「地震と独身」新潮社。軽妙洒脱、シャープでポップなエッセイを書く人ですが、テーマは大震災。はてさて…と読みました。
登場する人々の震災の体験談は壮絶。それらを淡々と普通に語っています。やはり大変な出来事だったのだなあと。
福島県のフラ・ガールのメンバーも登場しています。出張の帰りに案内していただいて、ショーを見ました。華やかで楽しそうな踊りだったけど、こんな思いを胸に秘めて、それでも笑顔で踊っていたのだなあ。
この本は、酒井流の被災者支援のつもりで書かれたのではなかろうかと思います。
次は高成田亨「石巻讃歌」講談社へ。
寒波が去って快晴。春らしくなってきた。受験を終えた中3の生徒たちは、羽を伸ばしていることでしょう。
それにしても今年度も滋賀県の入試問題は駄作だった。特に社会科の公民分野!「こりゃあナンジャーッ!ふざけてるのかー」と怒り。「滋賀県を学力底辺県に落としたのは、県教委に巣くうこの連中だ!」と怒りまくっています。が、それとは別に、おうみ進学プラザは頑張って授業をしていかないと。「頑張れ、滋賀の子どもたち」と、春の気合。
写真は京阪電車石坂線。青春の俳句(川柳)が並んでいます。甘くほろ苦い青春の思い出にひたりつつ乗るオジサン1名。
次は石山教室・西口先生。「さくらキャンペーン」のタスキで、春のパンチ。
続いて本社で採点作業をする先生たち。「うわーっ。全然だめー」と言いながら採点していますが、ここがスタート地点です。伸ばしていくよ。
ラストは「さくらキャンペーン」のタスキをかけた樋口先生と私。男性の場合、どうしても選挙の候補者に見えてしまいますけど、公約は春の勉強。
「樋口でございます。生徒の皆様、よろしくヨロシクお願いします」
「福井、ふくい、フクイでございます。宿題のフクイ、天気の変化と湿度計算に取り組んでまいります」
いっそ白い手袋で授業をしようかなあ。