春の読書、というか新聞レポートから始めます。韓国紙・朝鮮日報に久々に鮮于鉦(ソンウ・ジョン)国際部長のコラムが掲載されている。これが名文。この人は現在のアジアで最高のジャーナリストではないかと思います。ま、ベトナムやシンガポールのジャーナリストを知りませんけど。
冷静で鋭い記事を書くから「こんなコラムを書いて、韓国内で“民族を裏切る親日派!”と批判されないのか。大丈夫か」と心配になります。よく読めば、ギリギリのところで筆をコントロールしている。それにしても、こんなコラムが掲載されるのは韓国のマスコミにも「日本との関係がこのままではマズイよなぁ。いつまでも反日一本足打法でバットを振りまくっていてはいかんのだが…」という流れが出ているからでしょう。
韓国の場合には難しい事情があります。
1,反日は国民団結の合い言葉、元気の源だから、個々の日本人をほめてもいいけど日本国を肯定的に書くのは禁止。
2,歴史について韓国が間違っているという記事は禁止。たとえ学術研究書でもダメ。
3,大統領は神聖不可侵。大統領を名指しで批判するのはダメ。
などと厳格なルールがある。これでは「日韓の歴史を冷静に分析してウンヌン」などは無理で、「行け行け阪神タイガース。歌え六甲おろし」のような展開になってしまう。
今の日本政府が冷めていて、バタバタと安直な関係修復に動かないのは、ある意味で正解かな。それにしても隣国だから、いずれは関係を修復しなければ。変わり始めたように見える韓国のマスコミ論調に注目。
さて、おうみ進学プラザは「入試報告会」を開催中です。
私は守山教室で3回連続の御挨拶。今年度の入試、塾での勉強、部活動と勉強との両立などなどについてお話ししました。「シャチョーの持ち時間は30分間で」と指示されていて、なんと時間厳守でした。偉いぞ、僕。
写真は「入試報告会」です。
コーヒーと紅茶、ケーキを用意するスタッフ。私もいただきました。2杯も。でもケーキはもらえませんでした。
入試報告会の隣の教室では「県中突破模擬考査」を実施。小学生の頑張りがスタートしています。