黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

答案を書くときは、ケチケチするな!  「鉛筆復古の大号令」を発令しています。鉛筆で、どんどん書きましょう。

2023-01-22 17:32:45 | Weblog


シュンシュンと冷えてきました。火曜日から寒波、強烈な大寒波で、積雪も。そういう天気予報です。
北陸方面の金沢、福井の皆さんは気をつけて。そして今回は滋賀県も京都府も。
冬だから雪も降るだろうけれども、あまり大雪になると…。

中3の授業で
「鉛筆復古の大号令」
を発しました。
何度も繰り返しうるさく言ってきたから、ほとんどの生徒が鉛筆です。しかし、なかにはシャーペンに戻っている生徒もいますね。
安易な方向へと流される現代生活。こうして大切なものを失っていく若者たち。
*ややオーバーです。
「入試が近づいた今、鉛筆で書きなさい」
と訓示して、持ってない生徒には鉛筆を渡しました。
テキストの「気合の大盛」巻末の記述式問題の特集ページをガリガリと。
記述式の答案を書くときに、ケチケチしてはいけません。
要領よく手短に、ではなく、不器用でもていねいに書きなさい。
くどいぐらいがちょうどいいのです。
「えっ?わざわざ理由も説明せなあかんの?」
面倒くさくても、書きなさい。
(例題)水溶液を電流が流れるかどうかを調べるとき、一つの実験が終わったときに、次の水溶液について調べる場合に、電極にどのような操作をすべきですか。
(答案1)洗う。
広大な解答記入欄に、なんとまあ短く…はい、そうですか。
ここはていねいに
(答案2)電極についた水溶液が残ったままでは次の実験に影響があるかもしれないから、電極を精製水でよく洗っておく。
(答案3)前の水溶液が少し残っているかもしれない。だから、次の操作をする前に水でよく洗い流しておく。このときは精製水を使って洗うとよい。
「ケチケチせずに、念のために詳しく書いておきなさい。どんな採点基準になっているかはっきりしないから、用心深く、ていねいに書く方がいいよ」
というのを、何回も繰り返しました。
さらに…特別な秘密でもないですが、おうみ進学プラザの経験と気合…このブログに書くのは、ここまで!ここから先は、教室で、授業で。
記述式には自信あり。
さあ来い、記述式。
かかって来い、応用問題。
そんな姿勢で入試に向かっていきましょう。
授業、かなりハードでした。
「いっぱい書かされたから、手が疲れた」
そうでしょうとも。
勉強は、机の上のスポーツである。*私の言葉ですけど。
この機会に東京方面の大手出版社E社の稲〇さんへ御礼とメッセージを。
テキスト「気合の山盛」の巻末ページ、とてもよくできていますよ。フルに活用しています。ありがとうございます。
記述式のページは、もっと多くなってもいいです。

寒波に耐えて、記述力を磨いて、いざ!
ピンチをチャンスに変える冬。
鉛筆で春を呼びましょう。

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