黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

あふれる緑の中を自転車で。

2023-05-03 19:26:32 | Weblog


憲法記念日。
  時代と現実に合わなくなった憲法を改正すべき。
  いや、大事な憲法を断固として守らねばならぬ。
そういうことが論争になる国。
論争といっても趣味的な議論だけで、特段の騒動にもならない国。
大震災、新型コロナのパンデミック、ウクライナでの戦争、台湾の緊張などがあっても、日本列島、平和です。
恵まれている、というか、このままでいいのか!と…それも含めて安穏な日本。

私の考えを簡潔に。
そういう方面のブログじゃないですから、あっさりと。

憲法を建学の理念、校歌とみれば、このままで変えなくてもいい。
校歌は歴史と伝統があり、愛着に支えられているもの。文語の校歌も多くて、格調高い。少しぐらいは意味不明でも、なんとなくいい感じです。

憲法は規則、校則だとみれば、いくらなんでも変えないと不便、不都合。
校則には、「制服制帽を着用のこと」、「みだりに○○してはならない」などと昔のままのルールがあって、「そんなの、現代は無理」、「それでは個人の自由が!」などなど。

思い出しました。
私の高校には「学区外に出る場合には、あらかじめ届け出てウンヌン」という規則があった。学区といっても農村、小さなエリアですけど。
今や生徒が日本全国、海外にだって行く時代です。
国際環境の変化、社会制度の変化、個人の生活スタイルの変化などなど。


【参考に】世界の憲法改正の回数メモ。第二次世界大戦の後、1945~。
アメリカ  6回。
ドイツ   58回。
フランス  27回。
イタリア  15回。
オーストラリア 3回。
中国    10回。
韓国    9回。

日本    0回。

なお、私が「理念ばかりの宗教論争は後回しにしていいから、まとまる部分だけでも急がねば。早くしないと」と思うのは

①大規模な災害や侵略など緊急事態の決まり。大災害や侵略があって、政府が壊滅し、行政の中枢がマヒした場合のルール。
アメリカでは、大統領がいなくなった場合の継承順序が細かく決めてあります。
まあ、そのへんも日本では
「争いになるよりも、なんとなく仲良く、なあなあで…」
という感じですけど、それでは…。
②環境、プライバシーなど世界で広く認められている項目。
③障がい者、マイノリティの権利の保護と福祉の増進。
④在日外国人と在外日本人の権利保護。
これぐらいのことは、ちゃんと決めておくといいなと思いますけど、それでも「断固!」と言い出す人がいるんかなあ。議論というよりも、文学、ロマン、情緒、ノスタルジーの世界に走ってしまって、具体的な改善策が出なくなるのが困る。
「いや、困らない!」
という判断なのかなあ。
公衆電話からスマホに変わったから、取り扱いマニュアルも変更しなければ。
そういう機能的、機械工学的な方向で議論や相談をすることはできぬものか。

あ。長々と…。以上オワリ。
ゴールデン・ウイーク、この先は天気が悪くなるらしい。
お弁当を買って、自転車で琵琶湖の方へ行ってみるかなあ。
それと、図書館!
連続で休館日。
ゴールデン・ウイークには本は読ませないぞ、という方針か。いつまでっ!

ではコンパクトにゴールデン・ウイーク報告を。
自転車で走りましたー♪
最初の2枚の植物、何かわかりますか。
ヒントは歌で
  夏も近づく八十八夜。
 





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