黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

いきなり中1理科の勉強です。アルミニウムの空き缶に酸性、アルカリ性の薬品を入れたら、水素が発生しますよ。気をつけましょう。

2023-05-10 11:37:01 | Weblog


まず最初に、中1理科の勉強をしましょう。
【化学分野・気体の作り方】
東京都足立区、東武スカイツリーライン・西新井駅でコーヒーの缶が「爆発」したというニュース。すわ、爆弾テロか、と騒動になりました。
ニュースを聞いて、私は
「それって爆発物じゃなくて、ただのアルミ缶じゃないかいな」
と思いました。
アルミニウムは酸性の液体、アルカリ性の液体の両方に反応して、水素が発生する。
フタをしめるタイプのアルミ製コーヒー缶を容器がわりに使って、何か入れていたら、水素がどんどん発生して、その圧力でポンと破裂。そういう理科の実験のようなことがおこったのじゃないか。
爆発物を仕掛けるような状況、シーンじゃないし、あんな缶では爆弾テロでもなかろう。
結果は、はい、アルミ缶の化学変化でした。
大騒ぎになる前に、誰か理科に詳しい人が「ちょっと待って」と言えばよかったなあ。
しかし、念のために用心深い方に振れたのかもしれない。
液体が身体にかかった人もいたようですが、「熱かった」という程度ですんで、大ごとにならなくてよかったです。

復習。
亜鉛、マグネシウム、鉄、アルミニウムに塩酸や硫酸をくわえたら、水素が発生します。
また、アルミニウムはアルカリ性の液体でも反応します。
金、銀、銅は反応しません。
おうみ進学プラザの授業では
「オリンピックのメダルは金と銀と銅の3つ。大事なメダルには、酸に溶けない金属を選んだのですよ」
と説明しています。
理科を勉強して、青春の金メダル、銀メダルを。
あ。銅メダルでもいいですし、別にメダルがもらえなくてもいいです。
なお、空き缶に薬品や洗剤を入れてはいけませんね。安全と健康のために、理科の勉強を頑張ろう。おぅ!

おうみ進学プラザでは、初夏の学習プログラム「青葉キャンペーン」が始まりました。
スタートからいきなり1教科100問の大型の一斉テスト「プラザ・カップ」。
たぶん日本で一番ハードです。
青年部スタッフが
「担当の生徒が、数学で100問のうち96問正解しとる。次に93問正解の生徒もおる。成績優秀賞、いけるかも」
と楽しみにしていましたが、さてはて。
おそらく日本で一番ハードな大型の一斉テスト。これを突破して、夏へ走るよー。

悩んでいることレポート。
近所のスーパーでマスクを特売。
レジのそばに、マスクの箱が山盛りになっている。口の形状に合わせた凸型で、上品な肌色。高級そうです。安い。
買っておこうか。しかし、100枚以上のストックがあるけど。

なお、昨日の出勤時、琵琶湖線の電車内では、マスク着用率は100%でした。
ホームで案内している駅員さんはマスク無し。これは風通しの良い屋外だから、いいですよね。
脱コロナ、徐々に進みます。
マスク、買うとしたらチャンスですが…。

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