黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

「男子、おるだけで迷惑というか、おらんほうがええ」 ううむ。青春というものは…ううむ。

2024-12-21 11:16:26 | Weblog

 

滋賀県の南部、しんしんと冷え込む。
まだ雪は見ていませんね。生徒の話では「初雪ぃー♪」とのことですが、ミゾレのようなものだったんじゃなかろうか。
でも、やがて降りますね。まぁ、12月も21日ですからね。
お。1221というと、1221年は承久の乱でした。
京都の朝廷貴族の勢力が、後鳥羽上皇の指導で、鎌倉幕府を倒そうとした戦乱。
京都の朝廷からの攻撃に浮足立つ鎌倉武士たちを、叱咤激励する北条政子の名演説。
京の都へ攻めのぼる鎌倉武士は、瀬田川で…壬申の乱の頃から、いつも瀬田川が決戦になりますね…以下省略す。
中学生の歴史では、この戦いの後に六波羅探題が設置され、東国の御家人が西国の地頭として配置されて、鎌倉幕府の統治は日本全国へと広がっていったと。はい、中学生、勉強しなさい。
*ここはすでに記述式の問題として、滋賀県の県立入試に出題されています。

戻ります。
中3の授業。新しいところへ進みました。
難しい内容が続く厳しいジャングル地帯を、やっと通り抜けた♪…ということで、ホッとします。生徒たちも、ホッとしているような…いや、気を緩めずに行くよ!
関東方面では、高校を選ぶときに
①交通網が網の目のようになっていて、通学できる範囲内に高校が多い。ものすごく多い。5校、6校じゃなくて、けた違いに多いようです。
私立高も色々とある。甲子園で有名な高校、オリンピック選手が何人も出ている高校、有名な私立ブランド大学の系列校などなど。
②県立なのに男子校、女子校、共学がある。
だから、受験校を決めていくのはバリエーションが多くて、大変なのだそうです。
で、生徒たちに聞いてみました。
もしも男子校、女子校、共学から選ぶとしたら?
女子全員が
 「女子校がいい」
 「男子がおったら、面倒くさいから嫌や!」
 「男子、おるだけで迷惑というか、おらんほうがええ」
ううむ。青春というものは…ううむ。
しかし、本心なのだろうか。
やりたいスポーツの試合を見に行って
 「あれで勉強に専念できるようになった。頑張れる感じ」
という生徒もいます。異性よりもスポーツか。それも美しい青春ですね。
インターハイを目指して頑張るそうです。楽しみにしていますよ。
おっと、ここで思い出しました。
明日は、高校駅伝。都大路を襷(たすき、と打ったら難しい漢字が出たわい)をつないで駆け抜ける青春群像。
滋賀県からは女子も男子も比叡山高校です。

塾の玄関先で比叡山高校の生徒と立ち話を。
「陸上の駅伝の人たちは、ものすごく頑張って練習しているから、私は部が違うけど、応援しとる」
とのこと。頑張れ、比叡山高校。

写真は年末へと進むおうみ進学プラザ。
確認テストを早々と解き終えた生徒が、机の上に高く高く…。
これ、集中力が必要で、そして近くを歩く私、震動しないようにソロリソロリと。
静かな年末です。

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