黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

空振りか。張り切って本社事務センターで留守番をしましたが。

2011-05-01 09:09:30 | Weblog
昨日は本社・膳所教室の留守番隊長兼電話番として颯爽と任務に。出勤してコーヒーなどいれて、毅然として電話の前に着席。準備OK!しかし、電話はリンともチンとも鳴らない。見つめていても鳴らないし、よそ見をしていても鳴りません。
そこで、知人に薦められた本を。「かなりやの唄」坪居壽美子著。滋賀県から南米ペルーへ移民として渡り、戦争でアメリカに強制収容され、その後は日本に帰国した女性と家族の年代記。伊香郡の人々です。おごらず、怒らず、冷静に淡々と、しかも誇り高く。名作でした。よくぞこれだけの資料を集め、よくぞ移民史&国際関係を調べたものだと感心しました。この本はゴールデン・ウイークのヒット。しかし、やはり電話は鳴りません。
宅配便が来て、「高校生の受講は…」とお問い合わせの保護者が来訪。やっと「今日は休講でしたよね?」という電話が1本。お母様が受講の確認書類を御持参。それぐらいでした。もっとキリキリ舞いでもよかったのに。ま、日本中がゴールデン・ウイークですからね。
仕事を、役に立たなかったけれども一応終えて図書館へ。この日は開いていました。本をたくさん借りました。最近よく読んでいる酒井順子さんのエッセイ3冊など。酒井さんは女性ながら鉄道ファンで、最初に読んだのは鉄道紀行。その後は何でも借りたり買ったり。思い出した!「図書館は、祝祭日は開館してくださーい」と反復。
酒井さんに戻ると、ものの見方がシャキッと鋭角30度。文章もシャープ。世相人間社会風俗を論じれば毒気さえ感じられる鋭さで、圧倒されます。叱られて、笑ってしまうような論調。
DVDも借りました。図書館でDVDが借りられる。映画の古典的な名作が並んでいた。そして、なんと無料♪そういうことで、一つだけ借りました。有名な洋画で…これがハズレ。原作を読んでいたので期待したけれども、安直なアクション映画に変貌していた。やっぱり映画と小説は両立しませんね。
休暇も中盤。お天気が今ひとつグズグズしているけれども、生徒諸君は曇天を衝いて青春を謳歌しなさいよ。ついでに、ゲームよりも読書。
写真は、南草津教室。やがて始まる「青葉キャンペーン」と大型テスト「プラザ・カップ」の若い応援団です。ただ今、塾新聞の発送作業。今週も楽しい記念切手で届きますよ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする