黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

ノート、ノート、またノート。まさに「机の上の体育」でした。お疲れさんじゃったー♪

2024-12-16 13:32:47 | Weblog

日曜日の中3の受験特訓クラスは、時間割の「調整中」で…JRの表示パネルのように書きましたけど…私が先発で、その後はずっと古久保先生が担当。
生徒たちは、
 「わぁ。今日は、しんどそう…」
と喜んでいました。きっとそうです。
ノートを使って、ビシビシと進みました。
いちおうは教科書にあるけど、実際にはそこまで掘り進んでないか、という内容を集中的に復習しました。使ったのは、滋賀の県立高校の特色選抜の問題で、膳所高、石山高、彦根東高、守山高から。
「単純に黒板を書き写すだけじゃあダメだよ。それでは単純な作業で、勉強にはならんぞ!」
「私が黒板に書くよりも、先にノートに書きなさい」
いや、はい、そういう路線でグイグイと。黒板とノートで練習試合です。
このスタイル、はじめは生徒たちが困り果てて立ち往生します。黒板よりも先に書けといわれても、はて…?
機械的に黒板をノートに書き写すだけの作業に慣れてしまっている。
「いらん、と思ったら写さなくてもいいし、必要だと思ったら黒板に書いてなくても、耳からノートに書きなさい」
いやはや、乱暴なことを言うものです、私。
それでも、生徒たちはしだいにマスターしてくる。
受動的、防御的、消極的なノートではなくて、能動的、攻撃的、積極的なノートへ。
私自身は高速で荒っぽく黒板に書きますが、それでも生徒たちが「この語句は知らないかもしれん」、「ここは大事だから、ちゃんと書き写すべし」という箇所はゆっくりとていねいに、大きな字で書きますよ。書き写しやすいように。
静かな工夫です。
それやこれやで、長時間、ノートで。
まさに「机の上の体育」でした。お疲れさんじゃったー♪
あれだけ真剣に頑張り抜いたのだから、あの難しいところを確実に理解でしたはずですよ。
でも、念のため次回も復習します。覚悟!
このクラスの授業も金沢市のスタッフが見学に。
金沢市での仕事にダイレクトに役立つわけじゃないけれども、まあ何かの栄養やヒントに…なるといいですが。
見学者がいたから、普段以上に張り切った私でした。
生徒たちも、いつもより真剣に。いや、いつも頑張っていますけどね。

【ブツクサと】
スーパーのレジの列に並んだら、無人運転の自動式の列でした。うむむ、失敗かも。
バーコード、意外に読み取ってくれないから、何度も繰り返す。
えーっと、お金は…?
これも何回か失敗。
補助のスタッフお姉さんがササッと来てくれて、「お手伝いしますね」と。
大丈夫なのに、御親切に…助かりました。ありがとうございました。
いや、全部が同じ装置ならば、私だって。
それが、お店によって微妙に違うから困るわけです。以上、言い訳しておきます。
スーパーも新時代へ。
買い物客オジサン、頑張りましょう、おう!
反省を。
スーパーのレジで、レジ担当の人がバーコードを読み取りそこねていると
 「何をモタモタしとるんだ!それくらい、さっさと…」
と思ったことがありますが、あれ、意外に難しいのですね。失礼しました。


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教育セミナーに、チームMとチームK。

2024-12-15 18:16:57 | Weblog

報告その1,教育セミナーを開催しました。
まず先頭は私。
今回は、入試の動向や傾向ではなくて、この時期の勉強のしかたと、効果的な教材について。
特に使ってもらいたい教材を詳しくていねいに説明しました。ちょっと詳しすぎたか…いいでしょう。本当にフルに活用してください。
北村先生からは、学習プログラムを説明。
そして、河合塾マナビスのデータを使って、厚見先生からの説明。
これが、中学生に、そして小学生にも役に立つ内容が山盛りです。最新のデータから…中身は省略しますが、色々なことが見えてきますよ。
チームM…河合塾マナビスのスタッフの皆さん、データと資料、見やすい画面などを用意してくれて、ありがとうございます。
私自身も、頭の中に書き込まれているデータを、これが古くなっていますから、最新版に書き換えています。
今回は、金沢市のスタッフが研修&見学に来ていて、教育セミナーにも参加。
猛然とメモを取りながら聞いていました。
その後は、中学生の受験特訓クラスの授業も見学。そして金沢市へ去る。
見学や研修で忙しかったと思います。
帰り着いたら金沢は雪かな。頑張れ、チームK(金沢)♪

日本のみなさん、おめでとうございますー♪
 はい、ありがとうございます。
というニュースだったのに、扱いが地味。そこで私が鼻を高く。
まず、ニュースは
  「成人力」日本は世界1~2位、OECD 16万人参加の国際調査。
ではここで生徒諸君へ。
OECDは「Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構」の略。本部はフランスのパリ。
加盟国は38か国で、ヨーロッパと北アメリカがほとんど。アジアでは日本と韓国です。一般に、OECDに加盟できたら先進国、といわれます。
今回のテストは、小ざかしそうな生意気な子供を集めて算数のクイズのような問題を解かせる…そういう詰め込みガリ勉テストじゃないのです。
対象者は大人で、成人の社会生活スキルをはかる「国際成人力調査」でした。
日本の分野別の平均得点(500点満点)は、「読解力」が289点(OECD平均260点)で2位、「数的思考力」が291点(同263点)で2位、「問題解決能力」は276点(同251点)でフィンランドと並んで1位だった。
日本は全3分野で1~2位で、前回に引き続き、世界トップ水準を維持した。
うむ。日本人の大人、いいじゃないか。
しかし、新聞社の解説は、またもや
「〇〇する力が不足していることが明らかになった」
などと反省している。
これは謙虚なのか、日本人は自分たちの国や国民自身の悪口が好きなのか、どうなんだろう。
生徒諸君よ。日本人おとな達は、しっかりしているのです。
そして、同じ教育環境、同じ社会で育っていく君たちも、ちゃんと成長できますよ。
そこは安心して、地味に地道に伸び伸びと頑張りなさい&成長していきなさい。あ。楽しくね。

写真の山並みは、今朝の琵琶湖の西岸、比良山の方向です。琵琶湖線の電車から、美しい景色が見えました。また冬へ一歩。


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さぁ、準備はできたぞ。雪よ、来い! … ほどほどでお願いします。

2024-12-13 16:26:48 | Weblog

 

琵琶湖の西側、比良山当たりの山並み、頂上の付近が雪で白くなって、その白い部分が少しずつ大きくなっていきます。冬が接近。
朝から自宅のパソコンで冬期講習会の教材の…うむむ。
オリジナル版テキストの解答集を作っているのですが、あったはずの正解のファイルが、無いのです。
どこを探しても見つかりません。これって、本当にあったのだろうか。
滋賀県の県立高校特色選抜の入試問題です。これが、記号でポン♪じゃないからなあ。
最新の年度あたりが見つからないから、これには困っています。
自分の整理、保存が悪かったのです。反省しつつ…どこですかー。
このまま見つからなかったら、自分で解きなおすことになるのです。

担当クラスの授業は、順調に進んでいます。
予定どおりに、難しい内容を仕上げて、そこへもう一度、念のために復習も。それから冬期講習会へ、新年へ。
この調子で走りますよ。

タイヤを交換。雪に備えて冬タイヤに替えました。
あ。自分ではうまく取り替える技術が無いから、自動車販売店にお願いしました。
塾で担当した生徒が、立派な青年になっている。
お久しぶりです。
タイヤと、エンジンなど自動車丸ごとの点検をお願いしました。
せっかくタイヤを冬用に取り替えたのだから、雪が積もってほしい。
雪よ、来い!
あ。適度にお願いしたいです。
「僕の車は冬用のタイヤです」と、心に余裕をもって、美しい雪景色を眺めたいものです。
それにしても、解答はどこへいったのでしょうか。出て来い!


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「自称・自習」じゃなくて、本当に自習しています。

2024-12-12 19:25:18 | Weblog

 

12月12日。
で、思い出すのは「イッチニ、イッチニと少年十字軍」です。
少年十字軍は、フランスやドイツにおいて神の啓示を受けたとする少年エティエンヌの呼びかけにより少年少女が中心となって結成された十字軍。
1212年のフランスの少年十字軍では、少年少女が十字軍として聖地エルサレムをイスラム教徒から奪還しようとパレスチナに向かう途中、船を斡旋した商人の陰謀によりアレクサンドリアで奴隷として売り飛ばされた。(百科事典ウィキペディアから引用)
これを高校の世界史で習いましたが、あのころから中東方面は混乱、陰謀と戦争と…。
たまたま手元に「世界紛争地図」という本があって、著者はフランスの元・外務大臣。
ワイワイと煽り立てて、戦争を楽しむ?という本じゃありません。冷静な分析。
シリアは人口が2500万人。内戦での死者が50万人、国外への脱出が約600万人、国内の避難民が700万人と。
シリア国内の軍事組織や武装勢力は、なんと6種類も示されて、地図には勢力分布が色分けされている。これをまとめていくのは…大丈夫かなあ。
2024年は戦乱と紛争と混乱の年だったなあ。
世界各国の選挙でも、たいていは政府与党が負けた。イギリス、アメリカ、フランス、そして日本…申し合わせたのかというほどの政権与党敗北、下剋上の2024年じゃったなあ。
そこへ年末になってシリアと、そしてお隣さんの韓国でも。
強権と弾圧による平和ではいけませんが、大混乱も騒乱もいけませぬ。
そうしてみれば、日本はオオゴトにはなりません。そこは安定の日本です。
「政治と金の問題であるぞ!」と声高に論じても、まあ、国民の生活には特に何も…そんなことを言ってはいけないのかも。

OECD(ざくっといって先進諸国)の学力の調査では、日本が北欧のフィンランドとトップを競う。項目によっては1位も。
こんなとき、日本のマスコミや役所は
「やったぞ、世界一だ。どんなもんだい♪」
と鼻高々…じゃないですね。あまり自慢しません。日本では、「日本はダメだ!」という話が受ける。教育も、根拠も無く「日本の教育はダメだからなあ」と…。
日本と1位を争うフィンランドは、静かな「森と湖の国」です。人口556万人。これは北海道ぐらい。
有名人は、サンタクロースとムーミン。あ。ムーミンは人口には入りませんか。
日本からは、「教育についてフィンランドに学ぼう」ということで調査団、見学団が行く。しかし、フィンランドでは「うちのような小国に大国の日本が来て、何を?」と、不思議なのだそうです。
国内が落ち着いていて、福祉も整っていて、つまり日本でいうと、山の手の閑静な高級住宅地のような国。国民は豊かで、教育熱心。それを見て、はて日本が制度などを学べるのか。私も、フィンランド航空で北ヨーロッパ旅行に行ってみたいですけど。
日本、お役所も学校も、先生たちも、ここはもっと自慢していいと思いますよ。
そして日本の生徒たち。鼻高々で、胸を張って、そして明るく元気よく勉強しましょう。
さて、冬です。見事に晴れてますが、気温は下がって、湿度も低いか。冬の玄関ですね。
おうみ進学プラザは、冬期講習会へ。
その前に、12月の学習プログラムをやり切りますよ。
中3は、もちろん高校入試へ。どのクラスも、個別指導の教室も、いい感じです。
  「あれれっ?こんな時間に…」
自習に来る生徒もしだいに増えて、そして、本当に自習しています。「自称・自習」じゃない。本当に自習しています。
中2から下の学年は、早々と新しい県立高校入試の方向へ。
イッチニ、イッチニと進んでいくよ。

リンゴ。
東北方面からいただいた立派なリンゴ。
大きくて、スイカか、カボチャか、ああ!これはリンゴですか。
そんな大きくて真っ赤なリンゴです。
〔リンゴの歌、その3〕赤いリンゴに、唇よせて、黙って見ている青い空~♪
*並木路子   古いです。私、知りませんよ。歌えるけど。
〔リンゴの歌、その4〕  青いリンゴを抱きしめても、思い出さえ帰らない~♪
*野口五郎   これは新しいですね。もちろん歌えます。
1個、食べました。シャキシャキでパリパリで、美味しかった。
あんなに大きなリンゴ、滋賀県では見たことがないです。
生徒諸君よ。リンゴを食べて、ミカンも食べて、風邪をひかないで頑張ろうぞ。


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まだ上げそめし、前髪の、リンゴの下に見えしとき~♪

2024-12-11 14:23:31 | Weblog

ショッピング報告。
 「日立の掃除機、高性能サイクロン、69800円のところ、なんと!古い掃除機を30000円で下取りします。充電できるスタンドもおつけして、39800えーん♪」
ジャパ〇ットた〇たで買って、使っています。
さすが日本製の高性能掃除機。ゴミがパチパチと音を立てて吸い込まれます。
ヘッド部分に照明がついていて、小さなゴミもよく見えます。
掃除をしていて、やりがいを感じます。
これなら、モクモクの綿も、床に並べた100円玉でも、どんどん吸い込めそうです…実際には、そんなシーンは無いですけどね。
思い立ったら、即!掃除。
特にきれいずきでもないですけど、新しいオモチャを買った男の子の状態ですね、これは。
いっそ、おうみ進学プラザの教室まで持って行って、掃除をしたいです。今なら、掃除大好きオジサンです、私。

シリアで反政府組織が一気に首都ダマスカスまで進攻して、アサド大統領たちはロシアへ脱出。
戦乱が続く中東では、久しぶりに良いニュースですね。
あとはシリアの再建へ、まとまって取り組めるかどうか。
クルド人が自治を目指す地域があり、イスラム教の宗派が異なる人たちもいて、さてはて今後は…シリアのみなさん、頑張ってください。
 新しい政府が作られて、これからのシリアは、しりあがり♪
いや、すみません。これは冗談ですけど、本当にそうなるといいですね。これまで苦難の日々だったから。
お隣の韓国も…うむ。
これでは日本との関係が不安定になるのじゃないかと…どうでしょうか。

さて、滋賀県では寒い日が続きました。
琵琶湖の西岸、湖西の比良山系は、山頂のあたりが白くなっています。
冬期講習会へ進むおうみ進学プラザ。
私は、オリジナル版テキストの解答集を用意せねばなりませぬ。
一度は作りましたよ。その原稿が行方不明で、困り果てています。
生徒のみなさんへ。
整理整頓は大事です。
こればっかりは、高性能の掃除機があっても…。
おーい、解答集のファイル。
どこだー?

写真は、東北から届いた真っ赤なリンゴです。
その鮮やかな赤色と、大きなサイズに驚きました。
【歌,1】
  まだ上げそめし、前髪の、リンゴの下に見えしとき、前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり。 
     *島崎藤村の詩です。これがなんと、先年の滋賀県の県立高校入試に登場しました。格調高い文語定型詩。驚きました&感激しました。
ノートは普通のB5サイズですから、リンゴがいかに大きいか。
こんなに大きかったら、
【歌,2】真っ赤なリンゴをほおばる、ネイビイ・ブルーのTシャツ♪あいつは、あいつは可愛い、年下の男の子♪
いや、ほおばれません。あごがはずれます。

 

 


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