King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファットスキー

2006年03月23日 23時28分05秒 | スキー
昨日は、田代スキー場で初めてファットスキーを
使いました。
形状はセミファットなので、そんなに太くなく火曜日に降った
雪を堪能しました。まあせいぜい5㎝位の新雪でしたが、
それでも、ちょっと浮揚感も感じられ楽しい新板でビューでした。
オールマウンテンタイプの板ですが、長さが169cmとR19という
大柄な感じで、取り回しが大変かと思ったらコブでも軽快に
振り回せました。持った感じはかなり重く、形状も厚くて一枚
板のような昔の板の雰囲気です。

トップから捉えるという感じで、板の先だけエッジを掛けて
それで回りだすかと思えば、この板ではそのまま直進して
行ってしまい、内足からリカバリーが必要になります。
その結果、腰から回しに行ったり、はねて回転に入ったり
といった昔の滑りが多発して、まずいことになった感じもします。
コブでは安定してる感じもしますが、それは長さから来るものか
板の性能なのか解りません。

かぐらは、コブが随分少ない感じでした。
かぐらへ行くには、田代が開いているうちは、ぜひ田代から
行くべきです。それは、かぐらで滑り出す時間が田代の方が
断然早いからです。ただし、朝の7時からリフトが動く時期は
田代からだと行けません。今回は8時のロープウェイで行きま
したが、滑りだしは15分です。田代ならすぐ、このロープウェイの
したの急斜面を滑る事ができます。かぐらは、みつまたのリフトを
乗り継いでかぐらゴンドラまで行き、長いゴンドラを降りてやっと
滑り出しです。ここまで約45分位かかります。ロープウェイの時間
を入れると1時間は滑り出しまで掛かります。

田代なら15分です。そして徐々にかぐら攻めて行き、途中の
急斜面やかぐらジャイアントやら端から攻め感じが味わえます。
かぐらからだとかぐらメインをこま鼠のように繰り返すだけなように
感じます。かぐらでお昼を食べることになるのですが、ここで
昨年とは違うなと感じたことは、レストラン営業が昨年より
がんばっているなという雰囲気でした。それは日替わりメニュー
やつまみ類や女性向けのメニューが充実したこと。それとラーメン
類がなくなり、かぐらラーメンコーナーが放送でサービスでチャーハン
つけますと言っていたこと。しかし、これは危うくラーメンを食べに
かぐらゴンドラを下りかねない魅力を持った放送でした。

レストランかぐらでぶたしゃぶを食べようとしましたが、ジンギスカン定しか
なく日替わり定食もぶたしゃぶではなくハンバーグでした。よって
ミニッツステーキを食しました。昨年は、何度か来るともう頼むものが
ない感じでしたが、今年は日替わりということなので多少幅ができ
味にも前よりよくなった感じがしました。田代から来るとチャレンジや
ダイナミック、しらかばとか色々なコースを滑っていつものかぐらメイン
に着き、さらに今年は林間エキスパートも味わえて、景色もいままで
以上のものを堪能と昼にステーキに1500円払っても何の痛痒も感じ
ません。まあこれが風が強くてろくに滑れなかったり、雨でずぶぬれで
和田小屋のけんちんうどんなんか食べたら最悪なスキーだと感じる
のかもしれません。

第五ロマンスを降りて徒歩で上っている人も何人かいてテレマーカーや
ボーダーの人がかんじきに履き替えて昇っていくのを見るとほんの
50mだけでも上ってみようかと思ってしまいました。それは、彼らが
上っているところにまだ一本もシュプールがなかったからです。
かぐらのへリスキーというのはどこを滑るのかすごく興味も湧いてしまい
4/5にも募集があり、とてもそそられてしまいます。ホームページの
写真はあの尾根の上なのじゃないかと思いながらリフトから右の真っ白な
雪の山を眺めます。四月には何本かシュプールが入るあの山です。
ファットスキーを履いていると俄然ああいう山に入りたくなります。
コメント
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