King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

イーオンフラックス

2006年03月27日 01時48分57秒 | 日々のこと
アカデミーショーが発表になり、この時期は見たい映画が
目白押しです。
『クラッシュ』や『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』『ミュンヘン』
などなど興味深い作品ばかりです。ですが、最近は、シネコンで
やらないような映画でみたいものが多く、厄介です。まあ時間がなかったり
わざわざ都内の名画座に行くほど時間的余裕がないので、予告で見て
とても面白そうと思ったイーオン・フラックスを見てきました。
しかし、SF好きの私でもなんか二番煎じであり、斬新さもないし、
シャーリズセロンが好きじゃないと見てもあまり楽しくないんじゃないかと
思いました。特に演技を求められる役じゃないし、ただスタイル良くて
アクションもできるんだあでおわってしまいます。

ブレードランナーの時には、未来を見せられたという感じでしたが、
人類がある脅威にさらされていて、独裁者と開放側と良い方と悪い方が
はっきりしている映画であまり考えずにただアクションを楽しむ向きには
良いのですが、マトリックスのようだと思うとどうしてもその映画と較べて
しまうので、斬新さがないなあと思ってしまいます。
もっと科学的に独創的に物語が作れないものでしょうか。
例えば、最先端の物理を映像化してみるとか、誰もが考えもしない
ひも理論をも凌駕して真の統一理論をでっち上げてみるとか
M理論より過激なデルタ理論が登場して、人類が進化を加速して
しまうとかいくらでもネタがありそうですが。観た後頭が完全に揉み解され
た様なリラックスを感じられる映画なら良いですね。
コメント
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