King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

遠い波のサードインパクト

2014年05月13日 09時32分15秒 | 珈琲
実際にはブームにもヒットにもなっていないのに、
何かと煽って高く買わせようというイメージはぬぐえませんが、
静に珈琲を愛する人は多く、その人たちのために今日も焼きます。

当店にはスペシャルティに特化することも、特別に持ち上げることも
しませんし、普通にブラジルサントスNO2も売っています。

かつてのスペシャルティのトップバッターだったブルーマウンテン
も売っています。

いろいろ認証がついている豆や有機認証JAS認証の豆もあります。

つまり、それらと区別という豆と所謂コマーシャルとか並品といわれる
その国のトップグレードもあるのです。

その国の最高規格品の豆を並品扱いするスペシャルティとは何かと
思う人も多いはず。

しかし、スペシャルティを標榜する店ほどそれを確かめる術はない
のです。

それで、本当にすべてを凌駕したと言えるのか。

飲み比べられてこその特別を知ることになるのではないのかという疑問を
持つのは私だげでしょうか。

そんなわけで、パナマのゲイシャも持っていますが、それを飲みたかった
んだという人もいないので特にメニューにも載せません。

まずは新鮮な豆を知り、自分の好みの味に近づければいいのでは
ないのでしょうか。

それでも私は初めての方にはどんな珈琲が好みかどんな味を求めて
当店に辿りついたのか問い続けます。

いつも帰ってくる答えは同じ酸味が嫌いでも。その後酸味が特徴の
珈琲を試飲してもらい水がおいしいからですねなどと言われても、
続けます。違いを感じられるお客様は必ずいますから。
コメント
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