King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

緊急告知明日臨時休業になます。

2014年05月15日 21時51分01秒 | 珈琲
大変申し明けありませんが、明日一日出かけます。

豆は吉田の道の駅でお求めください。
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普通の人はスパニィシュダンサー『言語都市』読了。

2014年05月15日 11時10分18秒 | 読書

言語都市を読み終えました。

SFの役割と存在意義というのは長らく文明批評であった
訳です。

しかし、より深く読書体験としての世界観の拡大と虚構構造
とした場合、現実の科学ではできないことを飛び越えたところで
話が展開することで成り立つことをテーマとしてしまいます。

それが成立するには、これはSFだからという押し付けや空想
科学というジャンル付けが特に必要とするという手助け的な
ものであってはならないと思います。

つまり、文学としてその評価をSFだからと貶めていたりさせ
ないためにも余計な線引きもいらないほどのプロットと不要な説明
をしないものが望まれるのです。

この言語都市は読んだ人が自分なりのアプローチを語ったり
プロットの素晴らしさを言い募りますが、すんなり腑に落ちない部分が
多ければそれは作品の瑕疵であり、文字が現実的な視覚に転嫁
出来ないものが多ければすんなりと読書体験としても楽しくも
ないのです。

例えばファンウイングとギフトウイングとかサンゴのような眼と
いうのはエイリアンとしては映画『第九地区』の昆虫型の外見
で、二人一組というのもまがまがしさが増すだけです。

その上建物が生きていて血を流すとか死んだらじゃあ建物は
崩壊すんだろうかとかそもそも有機物なのか建物はと全然
歯が立たない部分も多いのです。

直喩と暗喩という訳し方も言語と文明とかのかかわりも未消化で
解決を嘘を語るということで世界を救うというのも全く安易な結末で
ちょっと情けないほどの肩透かしです。

時間をかけて読んだ割にがっかりな本でした。
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モカハラーとニカラグア

2014年05月15日 10時06分41秒 | 珈琲
コーヒーの専門店の喫茶店のメニューで、ストレート
はモカ、ブラジル、コロンビア、マンデリンなんかが
定番ですが、通ぶって注文したい方に重宝なのが
グアテマラです。

これは大概の人が行ったことのない国であり、どんな
味かイメージしづらいし、あまり話題にものぼらないので
私はこれが好みだといっても誰からも突っ込まれないと
思うのでしょうか。

昨今のスペシャルティブームでそういう国を舞台にコンテスト
を行うようになり、一時スペシャルティの豆というとグアテマラ
だった時期もありました。

今ではそれがアフリカに渡り、昨年のブルンジがスポットに
なったのですが、元々希少な豆を高く売ろうというものなので
一般的な話題にものぼりがたく印象度は低いのでブランド化
できるのかといったところです。

グアテマラにしても同じことで、グアテマラのコーヒーの特徴を
述べていてそれを愛し続けている人いう人を見かけるのは稀
です。

というわけで、にわかなコーヒー通の人にも農園名のない
ストレートのあるコーヒー屋さんでの注文の筆頭にあがる
グアテマラですが、焙煎は難しく下手な自家焙煎屋さんを
見つけやすいのもこのグアテマラなんです。

そこそこ売れている豆屋さんでもグアテマラが売れていると
いう店はそうなく、グアテマラが何種類か揃う豆屋さんでも
かつてのCOEの豆なんかを未だに売っているような店は
明らかな瑕疵を抱えています。

誰ても気が付くそれらグアテマラの特長は明らかな焦げが
感じられるのです。

味がぼんやりしているとか香りが弱いとか物足りないといった
ものでなく明らかな欠点です。

一方グアテマラの特性として挙げられるコクがあり濃厚な
苦みとチョコ風味などという魅力たっぷりな宣伝文句をあちこちで
みたら深煎りにして甘味とそのチョコ味をとりあえず表現して
売ればいいだろうという安易な姿勢がコゲに出ていて豆屋の
姿勢と実力もあらわにしてしまう豆なのでしょう。

どこかで読んだのか、豆屋で豆の良しあしを判断するのに
豆を一粒もらい噛んで見るとか割ってみるとか真似する人がいて
それで何が解るかまで知っていてやっているのならいいですが、
当店ではちゃんと一杯飲ませているのにそんなことをやってみる
人もいて本当に解ってるのかと顔で訴えてしまう時もあります。

グアテマラをあえて注文する人にその理由を問うよりも最近は
モカハラーとニカラグアの豆を勧めます。

最近でもまだいる酸味が苦手の発言の方にはマンデリンとペルー
が解りやすいと思います。

コンビニコーヒーのヒットをよく話題に出し豆屋の豆も売れるように
なるという人がいます。

しかし、豆屋から買っている人はもっとおいしいものを飲んでいるので
コンビニでは飲まないのです。

最近テレビでも天才焙煎士という言葉を耳にしますが、あれを
出して売ろうとしているのは缶コーヒーです。

これも天才焙煎士から豆を買わない人が近くでお気に入りの豆屋を
持っているという現実を映しています。





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アカシアの香りの中で

2014年05月15日 09時16分27秒 | ジョギング
昨日は秩父地方は30℃を超える気温で
夜は走るのもつらいということもなくなり
走る時間も1時間を越えることが多く
なりました。

ここのところは色々な花の香りに励まされ
特にアカシアは一番多く咲いていて強く
夜でも薫ります。

これからつつじ、くちなし、おしろいばなと
その時々に香る花は変わります。

なぜかこれら甘い香りの花には走るときに
活力をもらえるように感じます。

これから暑さが夜にも残ると苦しさも出てくる
のですが、そんな苦しいなと感じる時に風と
ともに花の香りが流れるとふと力が戻りつらさ
苦しさも消えて癒されるような感じがするのです。

花の香りがするところを心待ちにしたり、楽しみに
なったりします。

そして、走り終わって気持ちよさを感じつつ風呂に
入るといい所だけを切り取って記憶にストックする
ようで毎日走り続けられるのかと思ったりします。
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