King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

疲れ切っている体に

2014年05月18日 23時54分12秒 | ジョギング
先日、今の時期にかぐらに行くのは何年振りだろうとこのブログを
遡ってみました。

かぐらの緩いコブを滑っても何にもならないとやめてしまった春の
コブですが、この時期なら誰でもなぞるだけのコブ滑りは可能で、
板が雪で貼りつきブレーキとなるし、かぐらの斜度なら怖くもありません。

しかし、これでシーズンを終えても次に新雪の積もったゲレンデに行き、
いざコブに入るとまるで滑れずにコブから飛び出してしまうということを
繰り返しているようなのが何年か前のことでした。

ただズリズリと降りるだけならいつでもできるようになったのはここ数年
のことです。

そして、かぐらのコブもみんながこのズリズリ降りを初めて、コブが
ハーフパイプのような溝に変わってしまいました。

かつては、みんな板をあまり振らずにパタンパタンとヒールではたきながら
降りてくるそれは見るからに特殊な技術を駆使しているようなモーグラーと
基礎スキーヤーの差がありました。

それがカービングターンという言葉とともにモーグラーもターンの質を問うように
なり、いつしかパタンパタンと降りる人や直線的なラインどりをする人は滅多に
見かけなくなりました。

この直線的なラインどりを私も一時はものにしたと思えた時期がありました。

しかし、固いアイスバーンのコブを前にすると途端に獲得したはずの技術は
どこかに行き、ゆっくりとズリズリとずり降りる滑りをやってしまうのでした。

そんなずり降りタイプながら今季はそれでも違う滑り方を色々とできるように
なり、楽しんでコブに居られるようになっていて、熊の湯と奥志賀、それに
もう一度かぐらへ足が向きました。

温泉に浸かってから高速に乗ってもゲレンデで過ごした時間がこんな
休みはいいもんだと思い返して楽しいと感じていました。

しかし、体の方はびきびきと各筋肉が悲鳴を上げ、土曜日のバスケットは
用事もあり参加を中止し、次の日はこの筋肉痛を癒すためにも軽くジョギング
を1時間程して体をほぐします。

そう思って軽く流すつもりが最初の20分を過ぎる辺りから筋肉痛は消え、
体も暖まり、いつものランペースに移行します。

すると最後の20分は完全にいつもの快調に飛ばしている感じになり、
ホームも足をかばうようなものではなくなりました。

風呂に入り足を触ってみるとあちこち痛いところだらけで、スキーの
ブーツで圧迫されてできた傷とかしこりとか筋肉もほぐすどころか
より痛い筋肉が増えたような感じになり、何をやるにもあちこちが
痛みます。

そんな体と引き換えに得たものは全く形にならないものですが、
なんとなくよかったという満足感が続くものでした。

今日は昨日より長く走ろうと思います。
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目の前の公園から

2014年05月18日 10時34分25秒 | 珈琲
先日の満月以来大きな月が目の前の羊山公園の
尾根を越えて輝くとしっとり昼間の暖かさの残る
気持のいい宵が静かに満ちて広がります。

その怪しい青白い光とともに山から下りてくるのが
アカシアの甘い香りです。

このアカシアも秩父駅から公園橋までのリゾート通り
の街路樹にもなっていてあちこちにある木ながらその
香りの違いに気づかせてくれます。

他にも街路樹にモクレンやハナミズキなどがあり、
春から初夏にかけ楽しませてくれます。

その花の香りまで触れる人は稀ですが、私のように
夜走る人にとっては貴重な励ましになっています。

そんな匂いの洗礼が昨日は疲れて帰ってきたときに
強く風と共に山から香り、まるでお帰りのあいさつを
されたかのようでした。

花の香りといえばここの所リピーターが多い、エチオピア
サキソーです。

これは一度飲むとその印象に残る香りと香味が強く、
特長が独特で誰でも記憶にとどめやすい味です。

香りとともに甘みも強いのですが、それを口にする人は稀で
それは特徴のある酸とともに独特の癖のように感じて記憶
されるせいでしょう。

これはブラジルダテーラサンライズの甘味を飲みつけて
このサキソーを飲むとその違いにはっとするほどの違いを
感じで面白いと思います。

サキソーの甘味も気づかせてくれるダテーラの甘味も
日々のものとするほど各種の珈琲が楽しくなるという
面白い力を発揮します。

サキソーとインドネシアカロシトラジャは沢山焼けています。

ご来店お待ちします。
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