King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

曇天と煙突掃除

2019年10月16日 14時21分44秒 | 珈琲

台風の災害が次々に明らかになり、毎年何らかの災害で毎度見る

見出しと横流れの文字情報がカギカッコになった画面にまただという

思いと我が家には被害もなくこれはありがたいと感じることなるかと

自問する日々です。

 

福島の被害など見ると原発事故で故郷を破壊され、避難した人々もその先で

今回の洪水に合われた人もいるだろうと思うと21世紀になり、IT革命などで

ハイテクに囲まれて生活も豊かになっているはずなのに、実は温暖化で災害は

日常化し雨が降るだけで100人以上が毎回死んでしまうという世の中になって

いるなんて誰が想像したでしょうか。

 

オリンピックを前にして前回のオリンピック時に起きたことを振り返る番組などを

見ると前回の東京オリンピックは悪夢の中で欲と悪事にまみれたもののように見えました。

オリンピックに合わせたかのような中国の初めての核実験で日本はひどい核汚染を受け

ましたが、その線量からすればたまり続ける汚染水など全量海に流したところで大してこと

ない量であると思えるものです。先日森ゆう子議員がこの汚染水がどうなっているのか

質問していましたが、危ないのか安全なのか現実のところをしつこく聞いていましたが、

なんらはっきりした答弁はありませんでした。

 

当時オリンピック時は汚水処理はバキュームカーで集めたものが東京湾に放出されていたとか

わずか50数年前のことながら随分と変化したものだという感じもします。今回の台風でも

首都は無事で大きな対策がされてそれが機能したことがワイドショーなどでもとりあげられて

いました。

 

それに比べ東北や神奈川の被害はその死者数の数も多く、首都一極集中がもたらした弊害を

まざまざと感じるのでした。そして来年またオリンピックが東京であり、無策と強欲と利権の

渦巻く首都はまだ多くの人と金を飲み込んでいくのかという感じです。

 

掃除と片づけの日々ですが、そのせいで夜走りに行く時間も減り、気になっては掃除をして

ついでに考えたのが焙煎機の煙突とサイクロンの掃除です。

 

焙煎機がきれいになり、それと同じぐらい煙突もサイクロンもきれいになるのではという

考えが消えず、オリンピックの利権だとか汚いことにまみれた世の中にせめて自分の珈琲は

きれいな中で生産しそんな世の中でもわずかホッとできるものを生み出したいという気持ち

からまた焙煎機をばらしだしました。

 

焙煎機は固く固着して金属の元の色もわからないほどになっていましたが、こちらは銀色の

地肌は分かるもののもっと埃のようなふわふわした堆積物がもこもこと積もっています。

 

これもブラシとへらと掃除機ですっかりきれいにして、また元通りにしてみるとすぐに

豆を焼いてみたくなり、さっそく火を入れてしまうのでした。

 

コメント
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