King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

外から見る日本は

2019年10月23日 09時19分04秒 | 珈琲

ネットで流れる日本の現状に即位礼という儀式を行うことに降る雨も

それに合わせて草薙の剣の力だとか慶事だとこじつけている人が多く、

結構神話性に付き合っている人が多く、また総理妻の服装を批判して攻撃する

人が多いのも少しびっくりでした。今朝その妻と同じような服を着ていた和久田アナに

ついてはその服装批判をされる人はいないという現状に面白みを感じるのでした。

 

マラソンと競歩を北海道に移すという唐突なニュースがありましたが、それは

海外の人から見た日本という国がどういう風に見えたかということに起因していると

思われました。海外に住む記者の報告によると会う人がみな台風の被害とラグビーに

触れてきたて言います。その被害とは福島で除染廃棄物が川に流失したということと

ホームレスが台東区で避難所に入れなかったことだそうです。

 

つまり、東京というのは危ない都市とみているということらしいのです。外国人が

来年東京に訪れても台風が襲い、納税者でない者は避難所も利用できないし、放射能汚染の

危険もあるというイメージになるらしいです。ですからマラソンが北海道に移転するのも

最もだという受け止め方だったようです。

 

私は今回の台風被害では首都の災害対策は完ぺきであれだけ各地で被害を出した巨大台風でも

東京だけは死者ゼロで氾濫したのも多摩川ぐらいで電車も次の日から動き出したので東京の

安全性は他の地方とは別レベルにあると感じています。そして、各国から国家元首や王族を

集めて予定通り今日即位礼正殿の儀も東京で行われました。

 

即位を宣言した時、日が差したと夜のニュースでも伝えるなどその神話性に加わりました。

 

日本人としては天皇のいる東京こそ一番安全な都市というイメージはあるでしょう。

実際には首都機能ということでそれだけインフラや防災に投資されているし、東京で二度目の

オリンピックということでかつての隆盛を取り戻したいという思惑もあり、さらに今度のラグビーの

成功の勢いのままオリンピックにつなげたいという思いなども実は外国人はこんな見方でみているんだ

ということは実に有効に今の東京を判断し何を伝えて何を変えていかなくてはならないか知らしめたのでは

と感じました。

 

昨日とは打って変わって気持ちよく晴れた朝に珈琲を飲み心静かにこんなことを考えていました。

 

昨日は小雨が降る中、夜の街を走り、いつもより少し厚着して走り出さないととても寒くて走る勇気もいる中、

半分も走るとまたいつものように体中のスイッチが入りだして忘れていたものが蘇る感じがします。

 

毎日走ること、毎日珈琲でほっとした時間を持つこと。そんないつものことが大事だと感じる瞬間です。

 

そのいつもということではブラジルの豆はそのいつもの味であり、実に大事な豆だと思います。

 

それなのに事情コーヒー通の人たちほどこのブラジルを馬鹿にしたような扱いをしたり反応したりしますが、

人生の基本に珈琲がある生活とブラジルの豆は切っても切れない特別な関係にあるといえます。

 

 

 

コメント
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